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バター
今日も世界が溶けていく
幸せな
黄金オイル
バター
夏の愛が世界を救うってのは
きっと本当
だけど
それは決して
地下に眠る
黄金ではなく
手に出来る
黄金ではなく
 ....
今夜
あの曲がり角の向こうには
たくさん星が落ちていた
親切な人が手を引くから
もつれそうになる足を
必死に動かして
自転車や空き缶
硬いゴミが浮かぶ
汚れた川の隣
破れたフェンスの ....
花を
花を摘みます
何度経ても
懐かしいと思う
春先
まだ小雪がちらつく

柔らかい
萌黄をすり潰した指先を
ほんの少しだけ
口に入れ
ほろ苦い
顔を
思い出しまし ....
緑色の手足に
金属の目玉
アナタを愛すると薄っぺらに誓うのは
この長い
長い

熱い
むしむし
むし熱い
アナタの寝顔を舐めて
溶かす



私を呼ぶ声がする
常に ....
曖昧だ
曖昧だ
あーいまーいーだ
私の位置がそもそも
曖昧って
いうの


喉に焼け付く
胃液の味を堪能し
駅のトイレの水を流す

うずうずと流れ
あの星
美しいわ ....
さらさらと零れていったわ
貴方
あんなに細かくちゃ
骨も拾えない


きっと
暖かな夢を見ていたのでしょうと

自分を甘やかす
凍えて死んだ
少女が擦った
マッチ棒の先
夢 ....
何度か夢を見た夜は
朝が辛い
真直ぐに誰かに差し向かえば
その夜が怖い
諦めずドアを叩けば
誰か出てきてくれるのだろうか
何の音もないドアを開けても
ただ
見慣れた私の町に続く
新し ....
トランプの表と裏
赤と黒を眺めて
時がすぎるのを待つ
私は小鳩
知っているけど
分からない
何かが違うと
鏡を叩く
それは全く揺れない水面
あなた
もし
あの花の首を刈るなら
 ....
ウエッジソールのサンダルなんて
3年たったら過去の遺産
昔はやった厚底サンダル
今年のウエッジソールと何が違うの


星型の砂を探して
海に行こうと決意した
私はふわふわと波に乗る女
 ....
さて
飽きるほどの恋からも遠ざかり
梅雨の間隙を縫う洗濯ばかりに
脳みそを支配されている私に
今のところ夏の予定はありません

貴方
先月結婚したそうでおめでとう
おかげさまを持ちまし ....
ぽえむ君さんのさきさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サマー・バター- さき自由詩607-7-22
流星- さき自由詩507-4-30
花摘む乙女- さき自由詩1407-3-11
蜥蜴- さき自由詩1007-3-4
サラリーレディ- さき自由詩1107-2-10
さらさら- さき自由詩906-12-17
Growing- さき自由詩306-10-22
センチメンタリズム- さき自由詩406-9-28
星砂- さき自由詩1206-7-23
夏に向けて- さき自由詩906-7-23

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