いつまでたってもピクミン食われっぱなしでもう慣れちゃったごめんよ

のうのうとこれから孕みに行くのNO.NO.と言うけどそれは嘘よ

ちゃんと愛してくれないと死んじゃうよわたし ....
 年が明けるとすぐ『騒』展があった。何の芸もないので下手くそな色紙を一枚出品した。

  太陽にとけゆく海
  椰子の葉叢は
  吹く風に膨らみ
  老いらくの色好み
  ゆらぐ冬の暦 ....
ここはほんとにからっぽで
なんにもないのです

ポケットだらけの服より
空気のはいったスーツケースより
からっぽです

きれいな声音で
愛について
鳥がさえずります

もうすぐ春 ....
いまはまだ
冬の秘密を伏せておこう

ねっとり黄金の蜂蜜を練りこんで
ぴかぴかの春がやってくる

舌先で感じる原初の味覚は
甘味なのだから
わたしは拒まない

とろりながれる黄金の ....
                      communication breakdown (4〜6)

  川原

川原にきれいな花が咲いていたので
スコップで根ごと掘り起こして
ス ....
譲れるか 君の想いを この僕に  
いつものことだけれど
早々に月がやってきたので
まだ授業は始まらないわよ、と
太陽に聞こえないように
こっそり耳うちした
けれど
待つのは嫌いじゃないから、と
頭をぽりぽりかきなが ....
 帰りのJRまでにはまだ三時間ほど余裕があった。真冬の札幌で所用を済ませたあと迷わず向かった先は、昨年11月にオープンしたばかりの丸井今井札幌南館内シアターコムサ。その中にあるカフェ・コムサでケーキを .... 死んだらしいので
ビデオを借りにいった
全部貸し出し中
考えることは皆同じ
本当は
堤さやかが好みです

24歳のセーラー服
死んで歳がばれる
36歳になったばかりの ....
 誰が吹いたか知らないが、ひと吹きの風がごちゃまぜの花の香気を運んできた。開け放されていた窓から侵入してレースのカーテンにぶつかった。カーテンは後ろへ飛びのくような格好で家の内側にふくらみ、左右に風を .... ひらたく長いパンの両端を
いとおしげに抱えている子
何度も 何かに捧げるように 
持つ手を変えては見つめる子



パンはやがて消えてしまうけれど
君のからだの一部になる ....
(父、父、お父さん、と泣く声が聞こえるがあれは誰の声であろう)
(息子か、ならば過去からの声か)
(父か、ならば冥界の声か)
父は失踪をくわだてた
湿地帯の臭気が漂う家族から
父の体臭が漂う ....
墓地へ駆けてゆく
姉を二階の窓から見た
学校の制服を隠したのを
姉の埃臭い制服
血の付いた便器にしゃがんだ
汗のにじむ掌で鈍く赤い
姉の隠し持つ勾玉
汗のにじむ掌で鈍く赤い
血の付いた ....
兄は無口になる
暗さが増してくるこの頃
筋肉を持て余し
内部の膨張を持て余し
彼岸花の咲く川縁は
自転車を押して入る
鷺が落ちるように飛ぶ濡れた地帯
自転車を押して入る
彼岸花の咲く川 ....
俺のラフィーネ

お前は意志が強い

一度決めたら

そうする

俺が血の涙を流して

すがっても

お前は行くだろう

俺のラフィーネ

俺と過ごした時間は

お ....
花は咲いても

散っても

その美しさは

心に刻まれて

想い出になる

いくら

俺でも

想い出くらいにはなりたいぜ
まえむき に いきると
こっち を みて いうな
まえ を むけ

もう こっち を むくな
もう
そこには
とっくに わたしは いない の に
    かみしめていると 
    しめかえしてきた
    骨のある
    夕焼けで 頬をどつかれると
    目尻も裂けて
    笑ってやりたくなる
    あたしのここの きんに ....
十八歳か六十歳まで四十二年イコール五〇四月
あと十七月
のこり3パーセント消費税なみの忍耐だ
どうか5パーセントなどになりませんように
デジタル化してゆく世界に
しだいに稀薄になりつつあ ....
?.

逃げる父
母は捨てた
兄は堕ちた
姉は隠した
子どもは愛されている?

?.

高い水草の生える湿地帯で生まれた男や女は
高い水草の生える湿地帯で外を向いて車座になった
 ....
わたし すがた けした わたし すがた けした わたし
そして すがた けした わたし きえた せかい けした

代入因子。(過去の)どうでもいいこと。
素晴らしく単調な日々を送る事に疲れた背 ....
海を埋め尽くす無数の海獣
それらの移動に
海は慄き
激しく毛羽立つ

逆巻く海鳥の交尾
海獣の胴震いに振り落とされもせず
雌鳥は厚い皮膚の皺の狭間に産卵する
そして独身ものは空中を埋め ....
ベランダに産まれた雛を祝福します
遠吠えでもいいでしょうか
忙しさに そぞろにかまけます
できないものはできないので

ベランダで空地の雑草が生い茂ります
今なお 石に躓く幼さですから
 ....
荊棘(ばら)を摘む掌のなかにだけ朝はある
  そのまへの夜そのあとの夜

     *

駆けている 少女は服をぬぎすてる
  むねにはことば あしあとはきへる

     *

 ....
開いた左の瞳から
閉じた右の瞳に応える
言葉だとわからないほど
小さな言葉で
あたたかさと重さの言葉で
話しつづける
常にあたりを流れていて
片目を閉じると現れる
会 ....
無数の硬い実だ
日陰の広いテラスの横で
落葉したポプラの木に実るのは
黒く枯れた夢だ

初春の陽射しに映る
しろく輝くビル街は
湖水の向こうの蜃気楼
見たことの無い未来だ

二人で ....
草深い宇宙の
風景の灰色の中で
疼く不満や寂しさは
如何なる文化の残骸だろう

石垣に染み付いた地衣類や
鉱物を喰う黴は
硬い石の上に一時記憶され
やがては落魄する

地球儀と砂時 ....
北海道の地方都市では
量販店はひたすら郊外型になってしまって
駐車場は平地で2000台収容
回転式のエントランスに
何カ所にも設置されたエスカレーター
天井は高くて空気もよくて
新宿のビッ ....
ヘルシー!


輝く瞳
食い過ぎれば

とっても
ハーミィ!
せいぜい
バカの一つ覚え繰り返し
流行の映画観に行けば
流行の台詞

超感動!

感想を
考えるにはビッ ....
ああああああああ
どうしよう…

そうだ!
転がってみよう!!

ああああああああ
どうしよう…

貧乏ゆすりがとまらない

ああああああああ
どうしよう…

頭の中がスッ ....
たもつさんのおすすめリスト(3908)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いのち- いとう短歌504-2-21
冬の暦- 狸亭自由詩304-2-21
Love_Song- 佐々宝砂自由詩504-2-21
秘密- 佐々宝砂自由詩404-2-21
communication_breakdown_(4〜6)- アンテ自由詩6*04-2-21
_- 千翔俳句104-2-20
真昼の月- 石畑由紀 ...自由詩904-2-20
Tea_For_One_(ひとりでお茶を)- 石畑由紀 ...散文(批評 ...504-2-20
道具としての桃井望- いとう自由詩1104-2-20
Cats- みつべえ散文(批評 ...1*04-2-20
ノート(笑み)- 木立 悟自由詩504-2-20
書かれた-父- 音阿弥花 ...自由詩304-2-20
書かれた−姉- 音阿弥花 ...自由詩404-2-20
書かれた-兄- 音阿弥花 ...自由詩504-2-20
☆57__イトシキ兄弟へササグ- 貴水 水 ...自由詩104-2-20
☆56_ハナヨ- 貴水 水 ...自由詩204-2-20
まえ- RT自由詩404-2-19
さんだんばらだ- バンブー ...自由詩304-2-19
あと十七月- 狸亭自由詩604-2-19
家族譜- 音阿弥花 ...自由詩7*04-2-19
隠遁- 黒川排除 ...自由詩304-2-19
- 音阿弥花 ...自由詩604-2-19
ベランダに朝- nm6自由詩10*04-2-19
我が処女へ- 音阿弥花 ...短歌304-2-19
ノート(卵)- 木立 悟自由詩404-2-18
旅立ち- まんぼう自由詩504-2-18
宇宙暮らし- まんぼう自由詩304-2-18
イトーヨーカドー- 石畑由紀 ...自由詩1204-2-18
ウィルスは既に通り過ぎて笑う- 北村 守 ...自由詩5*04-2-17
どっきどき!!- 自由詩4*04-2-17

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