今日、学校に行ってきました。
実に、三週間ぶりの学校です。
名目は、大学の結果発表だったのだが、本当の狙いは、いっちーと仲直りをすること。
(いっちーが誰か分からない方は、以前書いた、『12年間 ....
まあるいね
こんもりと
きいろいね
くっきりと

わらってる
うたってる
さぼてんの
はちのすみ

はるですよ
はるですよ
ここにいま
いきてるよ
死ぬときに 僕は泣くだろう

土を食べる人に 鼻をへし折られる ビキッとね
ここではない部屋の匂いを無理強いする

ずっと繋がっていた管のようなものが 切断される
ずっと昔 その衝撃を聴い ....
あたたかい午後
ゴザを抱えて
カナコさんと二人
河原の土手に出かけた
スケッチブックを広げて
あたりの花をスケッチしながら
カナコさんを見ると
うつぶせて両足を交互に折りまげながら
 ....
僕の欲しかった
犬のぬいぐるみ

お母さんが
買ってくれたんじゃだめなんだ

お父さんに買って欲しかったんだ

僕は
お父さんを写真でしか知らない
天にいるのか
地にいるのか
 ....
だえきをたくさん
ふくませた
かだんのなかの
ちゃいろいつちの
ずっとずっと
おくふかく
ねむったままのひめひとり
ずっとずっと
めをとじる
ねむったままのひめがいる
ひめ ....
ここではないどこかへ飛んで行きたいのだ
ずうっとそう思いながら生きてきたのだ
プールの中で仰向けに空をみあげて
おおきく息を吸いこんで溜息ついて

からだにまといつくなめらかな水の揺れ
 ....
寂しいと口にした時点で

もう旅ははじまっていた

終わりのないかなしみの

端っこまでずっと歩いてゆくような旅

そんな途方もない旅が

もうすでに始まってしまったんだ

 ....
昼下がり、
アボカドを喰べながら新聞をナナメ読み
焦げ臭いコーヒーカップの居場所をくんくんくん、鼻と指で探りながらその上
つけっぱなしのTVにぼんやり耳を奪われたまま
彼女は広告の裏に、いたず ....
どうしてここにいるのか?
(発音はゆるやかに)
「もっと」
『表現される苦しさ』
<遊び心のままに>
〜モノローグ〜
おもちゃ箱をひっくり返して戻さない子供のように、ペットの毛は伸び放題、 ....
雲のない
ブルー・スクリーンを仰ぎ見ても
語るべきものなど何も残されていない
サイレント、ひとつ
崩れながら包み込まれる

ネイティブ・アメリカンに
インディアン・サマー ....
いつかわたしは
わたしから名を与えられた
わたしではないわたしが
鳥のように道に立っていた
地にも 空にも
翼は落ちていた


遠い光の日に
熊は殪された
血は流れ
人の内に ....
硝子の森を見わたして
朝日を足す
汽笛を足す
君のつぶらな硝子の森から
もっとちいさな硝子の森
頬に
つたい
笑窪に 
とまる
笑窪に 
とまる


せめて 笑窪だけ ぬぐっ ....
 
 
 

奔走するガラスから
ちりちり洩れる 
直角に入れば致命傷になるのだと 
甘く甘く射しぬかれるたび 
強張る頬に受けとめる 
僕は 
足を埋めてしまった
土筆のように ....
隣人に右の頬をぶたれた
部屋に帰って、泣いた
そして羊を数えながら眠った
seep sleep
次の日に左の頬を隣人に突き出して、そしてぶたれた
殴り返してやろうと思ったが やめた
 ....
詩を書きたいと思ってて
座って何も浮かばないでいる
君はUFOに乗ってランチを食べながら
友達たちとおしゃべりをしていているね
君の笑い声が一番楽しそうに聞こえてくる
他の女の子たちとは、ま ....
ヘミングウェイ『何を見ても何か思い出す』
なんて題名だろう!
素晴らしい
読まなくても素晴らしいので
本棚に飾ってある。
いい本棚を作りたい
そういう本棚があるだけで安心する
読まなくて ....
まだ明け切らない静けさが、寝苦しかった空気を風に乗せる
この町の朝は早い、大きな篭を天秤状に担いだ女性が傍らを通り過ぎる
現地語の上手く話せない僕は、取繕った笑顔で「おはよう」と呟いた
彼女たち ....
朝、

日をもらおうと

下ら

光合成

きっとしません

二本足の私

の下

白猫が

まわったら



南天の裏

五時間

黒点を盗めるだろう ....
もし俺が死んだら、世界中の人に祝ってもらいたい
詩人が故郷に無事帰れたのだと祝杯をあげてほしい

生まれた時と同じように
また、
生まれるのだ。

深夜二時にコマ劇場前でロケット花火を
 ....
長かったようでいて 短かったような
この一年も 過ぎてしまえば 埒もない。
ひとしお寒い季節に 切れた 世の絆。
たった七時間 空を飛べば あっけない。

気がついたら まあ ナポレオン ....
世界中の誰もがあなたの詳細について知っている
世界中の誰もがそのことを話さないでいる
あなたはその事を知っている
あなたはその事を知る以外は何も知らない
    己の事に関しては何一つ話せない ....
 
知られたい秘密だってある
けれど口を一の字に結んで
茶封筒と共謀し
あの人の妻 の
手元をすりぬける

キッチンのテーブルでは
ブティックのダイレクトメールが
あの人の妻 に
 ....
キリストは共に酒を飲むに値する男だ
ラブマニアで復活しちゃったり
ちょっとお調子者で我は強いし風呂はいらねーし無茶ばっかやるけれどまぁ、
デッカイ夢と希望に熱く燃えたぎるとってもいいやつで
お ....
サンサンと 輝き昇る 太陽に また恋をして 地に咲き誇る ある晴れた日
手紙を出しに行くとポストは
「秋だなぁ」と
しみじみもらし
それから私に気づくと
真っ赤になって
照れていた
不感無覚の大河を 大揺れに揺れ
流れ流れて年を越し あと二カ月と
迫りし時 苦楽隠居の夢破れ
空を見上げて大嘆息の浮かれ人

六道輪廻の迷いの果ての幕切れ
あっさりと これまた成行 ....
   


石鹸のにおい
休み時間の度に手を洗っていた娘がいた
両手で水をすくい
端からこぼれ落ちるところから飲んでいく
こんなふうに
僕の書く文章なんて
いつも隙間だらけの言葉足ら ....
ボクは、12年間、入院しました。
病院は、いろんなことのある場所です。
亡くなる方もいれば、元気に退院していく方もいる。
何人の人を、ボクは見送ったのでしょうか。
何人の人の、冥福を祈ったので ....
年寄ると
雌牛の乳房はずるりとながい
地面につきそうなくらい
搾乳器にもかけにくい

隣の牛に踏まれると
乳房が裂ける
裂けると
いつものおじさんがきた

麻酔したのかしないのか
 ....
たもつさんのおすすめリスト(3890)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
高校生活のピリオド。。。- Lily of the ...散文(批評 ...1*04-3-10
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折れた鼻で土を食べる時刻- クリ自由詩2*04-3-10
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かだんのおしろ- 容子自由詩704-3-10
ここではないどこかへ- 狸亭自由詩704-3-9
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秘名- 木立 悟自由詩604-3-8
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ラブレターfrom地球- 馬野ミキ自由詩304-3-7
背表紙- 馬野ミキ自由詩404-3-7
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六十歳- 狸亭自由詩104-3-6
消去法に従って- 黒川排除 ...自由詩104-3-6
封書- 石畑由紀 ...自由詩504-3-6
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—夏- 短歌104-3-5
ポスト- いとう未詩・独白1104-3-5
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夕焼けのカレットさん- AB(な ...自由詩804-3-4
12年間の入院と、高校生活を振り返って。。。(長いので暇つぶ ...- Lily of the ...散文(批評 ...6*04-3-4
むかしばなし3- 佐々宝砂自由詩6*04-3-3

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