うっかり秋口に
スリップ姿で煙草を吸いに出た少女は
うっかり14歳のおとこのこに
エッチされてしまった



灰皿代わりのペットボトルを
少女は死んでも手放すまいと思った



 ....
と何回唱えても

僕の鼓動は少しずつ速くなって



よくあることさ

とつぶやくと

君は翼で空をひとつたたいて

すいと方角を変えて行く



見上げれば

立 ....
跳んだ気がする


このところ
夜間工事が続き
どうにも
視線が定まらないっての

新人の教育だとか
そんな事を
言われて
使えねぇ奴と組まされて
まず行きの車の
運転中に ....
洗濯を干しているときにパンツが見えないように心を尽くす

掃除をしながらついつい言葉について考えてしまい
「いやらしい」と思う

朝の散歩をするおじいちゃんににこやかに大きな声で挨拶をする
 ....
肌を、エア。気づくとイラつく太陽は頂上。知らずのぼくらの、ここそこあそこを均等に、均等に照らすのでした。光、光光、だから見えるってさ。記憶って、街中に溶けて流れて固まってつまり建物とか電柱とかそういう .... 姻なA!を誘う戯肢の未思議に
彼方の華一輪/gな指切りの祝辞
出血苦時には引火の「 I 」を!と
オットー旋回千度の宣紙の「あら、霊」
曰くす燐は焼ed宣紙の浮歓ショウ!
麻谷底の沿うLet ....
いいよ
ぶた肉だっておいしいし
キャベツだっておいしいさ
私はかなしみの台所で
フライがえしをあやつるアリア
しおのひとふりでとけてしまう味
がまんできない幼子の
かなしみ かなしみ か ....
ああ 雲ひとつない

騒がしい季節が終わって

空も

心を一つに決めたんだね
夕暮れの暖かい雨の後、で
軒下で忘れられている風鈴を
小石で狙い撃ちにする
ちん、ちりん
乾いた音で
ひとつ、暮れてみる

自転車のベルは
ここまでは響かない
綺麗に揃えた靴で出掛け ....
8月のはじめの
まだ水のあふれていた庭で
あたためておいた6月の
水々しい果実を口にする
風をおとしたような日陰には
小さな花が咲いて
あれは5月の始まりの
ささやかな名残なのだと思った ....
あの日

君と僕があの日拾った木の実の種は

同じように見えていたけど

そのうちに

芽が出て

葉がついて

茎がやがて幹になるころから

どちらの思いも

お ....
どの鏡見くらべっこしたって
ふたり、どれにもあてはまらずに、
これは?これは?と いっぱいの次、持ち出した

あたしの持ってきたの、ハートの鏡
違和感のこと
さいしょに言いだしたの
あた ....
わたしが 水から上がるとき、いつも
聞き忘れていることがありまして それは喋りません が
ふ と流れていくものを 仕草、捕まえるときの
肉体の動き、地脈らしく 地層の重なり 浚渫は終わり
わた ....
たんぼを適当に切り抜いて、開いた空間に建てたような小学校だった。敷地とたんぼは舗装道路でくぎられていたが、ブロック塀や植え込みで囲われてはいなかった。校舎はカステラのひと切れみたいに呆然とつったって .... あなたが悲しい

という 
想像をする

するとわたしは
無関心で 
いられなくなる

壁のスイッチを
押すようにはいかないけれど

心の闇に
明かりを灯すことは


 ....
                  「メリーゴーラウンド」 8



  一生

ぐるぐる回るものが
昔から好きだった
図書館で本を読んでいて
ふと見あげた壁かけ時計から
目が ....
僕が僕になるずっと前から
変わらずそこにいた遊園地が僕に「明日死ぬ」と呟いた
それは近所にあるにもかかわらず一度も行ったことのない
僕に対する最後の手段だったのかもしれないけど
それでも迷って ....
最近

この間近に、海は無く    
無く

シャワーを止めた後の排水溝

  髪 からまり つらくもつれる
僕の渦


   鳴門の渦潮を
   鳴門の渦潮を
   見たの ....
噛み付かれながらもまっすぐに
吸わいとられる
ごむ。
メるヴぇいゆ。
夜のくうきに両手を挙げては火のような けつえきに、覆われていく あばらのやまの 影から見つめる  わたしは
あなたに
 ....
きのう
ゾウガメに乗って
都庁へ行ったら
穴がいっぱいあいててさ
モグラはみんな1メートル
ふさふさした毛で
ごあいさつ
鉄筋も
コンクリも
大好物なんだってさ
かわいいね
わた ....
 よしんば私の思想がデタラメであるにせよ、私が語ることによってのみ、私は私のようになる。私の語りがどんなに奇妙でも、語りつづけることだけが、いっけん成長しているかのように見える時間的経過となってあらわ .... 世界で2番目に人波が速い街で
レースゲームみたく追い抜かれ 追い抜かれ 追い越して
シューティングゲームみたく避けて かわして ぶつかって
世界で2番目に難しい日々の第1ステージを何年も挑戦し続 ....
イヤホンひとつで
あっちに飛びこっちに飛び
背骨をすっ飛ばされて
さすがに爽快感はおこらなくて
のどの奥でカカカと笑う
否、空気を取り入れる
エコーのせいで
空間は広く思われ
さみしい ....
 夜、駐車場で、コアントロー、コアントロー、と男が呟いていた。絞めつくような夜気に当てられたのだろうか、もしくは酒気か、三方を囲むビルディングは夜の店であったから酒に呑まれた人間であっても珍しくはなか .... 連れてこられました
真っ青な部屋です
まるで深い青空のなかを
迷う小鳥のような気分にもなれ
濃ゆ過ぎる空を切り取ったような
真っ青な部屋です
君は今ごろどうしているだろう
連れてこられま ....
暗い道に
落ちているもの

気になるけど
拾わない

これまで何度も
何度も
拾った

それらは拾って持ち帰ると
どれも
黒くなった
わたしは悲しかった

暗い道に
落 ....
三半規管が弱いのか
体質なのか
タバコばかりを吸い
弱くて呑めないのに

僕は知らない

熱上昇気流による
電気の蓄積に起因する
ホールとキャリアが
印加電圧と電界の関係で起きる
 ....
せっかくの ためいき

せっかくの ふじょうり

せっかくの りふじん

せっかくの ふこう

せっかくの たぼう

せっかくの すきなひとのよわね

せっかくの すきなひとが ....
絹の目に風が通るような
さらさら と暖かい日差しが
空から降って来る度に
少しずつ体が 溶けていくようです

束ねた髪を解いて 窓辺で
流れる光と花の香り
白い手をかざして 空
高く高 ....
君にあてて手紙を書こう
便箋
ティファニーの
スカイブルーな

世界は
そうだね
まだもう少し続くみたいだ
ボクは
ボクの周りの
ごく限られた人たちが
平和でいてくれたらいいと
 ....
たもつさんのおすすめリスト(3890)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
すいぎんとう- フユナ未詩・独白5*04-9-24
とんぼかげろうこおろぎ彼岸花(ゆうううつ)- AB(な ...自由詩204-9-23
ねじが- ねなぎ未詩・独白204-9-23
あなたは私の本心を知っているというのか- 初代ドリ ...未詩・独白16*04-9-23
エア・エア- nm6自由詩1604-9-23
血炎奏- 六崎杏介自由詩304-9-22
キッチン- サカナ自由詩604-9-22
- さち自由詩6*04-9-22
風に街角- 霜天自由詩404-9-22
しき- サカナ自由詩604-9-21
ものかけ- AB(な ...自由詩304-9-21
ふたごっこ- みい自由詩3*04-9-21
屠ってない- 黒川排除 ...自由詩604-9-21
コントラバスは昏睡していた- エズミ散文(批評 ...5*04-9-21
紅いソリティア- たかぼ自由詩404-9-20
一生- アンテ自由詩504-9-20
遊園地- F (from send ...自由詩304-9-20
突き刺せよ、渦巻きに- 石川和広自由詩5*04-9-20
la_vie- 高橋正英自由詩9*04-9-20
楽しい一日(新宿編)- チアーヌ自由詩6*04-9-20
黄昏に告ぐ- みつべえ散文(批評 ...204-9-19
東京- F (from send ...自由詩404-9-19
_- びわ自由詩104-9-18
群像- 生田散文(批評 ...204-9-18
room- 本木はじ ...自由詩1204-9-18
暗い道に落ちているもの- チアーヌ自由詩904-9-18
連絡船- ねなぎ未詩・独白204-9-18
あっしゅ- 喫煙変拍 ...自由詩604-9-18
抽象画- 千月 話 ...自由詩6*04-9-18
背の割れた魚- umineko自由詩904-9-18

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130