肩すくめ震えながら来る君の寝癖の髪に落ちる初雪


珍しく愛を欲しがる駄々っ子に握りつぶされこぼれたい骨

呼吸止め君待つその一瞬 壊れたいより壊したい衝動

なめらかな君の胸に耳寄せる ....
っくすしてから恋をして失恋したらあなたでオナニー三昧。


ごめん今日はその気じゃないの(さっきジョニデでオナニーおなかいっぱい)。




「いつも誰 ....
♪足元にからみつく 赤い波を蹴って

五十歳前後の方はよくご存知だろう。テレビアニメ、ルパン三世のエンディングソングだ。

この曲は歌唱、歌詞、演奏、アレンジのどれもが素晴らしい。ひさしぶ ....
朝のひかりがさし込んで
おいでよ、と
気もちのいい ハンモックが
てを招く

まよっていたさまよっていた

自分のそんとくは
消すことできないよ
空ながれて

ひとりひとりが、 ....
傷ついた黒板にチョークでキキキと悲鳴を書いた聴こえてますか?。


感情が通ります白線の内側までお下がりください「バカ!。」




口数の少ない入り口 ....
む かしむ かし の し かけ 
うご き だし 崩壊 の とき  
はや まっ てい る 関節 を
分解 して 組み立てな お し
今 日はやっと さんぽ 歩いた
あなたの写真を連れて
中学校の
あの校庭に
行ってみよう

夕陽の
大きな日がいい

風がふいて
あなたの髪がなびく
そんな日がいい

夕陽のなかに
出会ったときの
あなた ....
あなたと二人
倉庫の脇で体を寄せ合って
雪の中
白い息を吐いていた
わたしにもあなたにも
大粒の雪が積もっていた
それでも動けなかった
動きたくなかった

あなたのおかげで
世界に ....
親指でしか語れなくなった


指先が覚えてしまったのだ
無機質な凹凸に触れるだけで
整然とした文字が手に入ることを


まっさらな紙の緊張や
そこに落ちるイビツな文字
との格闘も捨 ....
寂しい気持ちが寄り添って
結局自分の道が見えなくなるね

強く、強く

望んでみたり

幸せ、幸せ

訪ね歩いたり


どちらも
そんなに遠くに
在るわけなくて

 ....
イチゴの詰まった胸に
あこがれてしまった
しゅんかんは、あの時の少女だった

いちご、買おうか。
好きでしょう
食べない?

ぼおっとしていたら
背中に今年はじめての
ひだまり
 ....
元旦の空は
いつも真っ白い
何故だろうと見上げていると
西の方から
青い鳥が群れを成してやって来て
ばたばたばたっ
と次々空に貼りついた
瞬く間に青空が出来上がった

鳥たちはかちか ....
何を考えているのか
さっぱりわからなかったので
別れたはずなのに

なぜか毎年
年賀状だけが
律儀にやってきた

母は
それを見るたびに
面白がって笑い
わたしは
ちょっと渋い ....
さみしさのようにあり続け
やさしさのように消えてしまう
鳥はいつも
そんな隙間に巣をつくる

おだやかな空のもと
揺れる木陰の向こうには
静止したままの朝
さえずりはまだ
誰に気づか ....
波の声
かたりかけてくる
じゃまにならないように
ちかく、ちかく、とおく
足元をぬらさないくらいの
ところにぼくは
すわって

つかれてしまったよ
うずくまったよ
なにか答えてほし ....
美しくなった、本当に
美しくなった
成人を迎えるからだの中から
魂の
幼い部分だけ
すくい集めて
投げる

そこに生まれた空間が
やさしく
かたまったら
ほし
と名づけて
揺 ....
(水槽から飛び出した金魚の体温)

煤けたような暗がりで
瞳が開いていく
洞窟の中をずっと迷っているような
コオロギの摺り足
夜には手が届かない
指先が触れる闇の境界線、それは
ひんや ....
地下鉄の剥がれかかったサイン計画でいとも簡単に私は迷子になって
孤独に酔って人をビンで殴ってしまい簡単に割れた破片が人を壊して
しまっていて黄色いブロックに救われた盲者の白髪がはらりと落ちて
そ ....
ありがとう、と言うと
むねに少し雪のふるような
はかなくて、とけるとしゅんとなる

それはもうこのひとつに
わたしがさよならすることだから

ありがとう、この年
そして今日がすぎる
 ....
ひとつの世界を数多の人々が共有していて
あるいは 奪い合っていて
あるいは 独占しようとしていて
一日たりとも平和な日がない

常にどこかで何かが起きていて
あるいは 起こそうとしていて
 ....
眠っていやしない   
酔ってはいるけれど   
聞いている 君の話しの続きだね

星が降って来ては 炭酸水のように消えてゆく話しや
星のとんがりが 山に刺さった話
聞いているよ   ....
雪のなかに立ちつくし
あとからあとから降り続く雪片を待つ
そうして私を埋める白いせつなさよ
ぼんやりかすんだ空を見上げ何を待つのか
あとからあとから降り続く雪片を待つ
さらりさらさら、刻の砂
さらら、今日の出口は見つからず
さらり、昨日の砂は無い

時計のなかでは
あどけない頬が
片隅にほんのりと笑っており
記憶の岸辺に
くすくすと
無邪気な声 ....
 
長いものに
巻かれている
巻かれたまま
雨にうたれている
門柱に汚れた表札
無い
と思う

年末の大掃除の
音と匂いが
街を満たす
そんなに好きなら
大掃除だけしていれば ....
背の小さい盲目の少女が 
ノッポな友達と腕を組み 
うれしそうに通り過ぎた 

コートのポケットに 
両手を突っ込んだぼくは 
耳に入れたイヤフォンから 
Bump of chicken ....
                      071227


凝縮された生活の規範
気むずかしい規律を呪う
ホームランを打ったからといって
お金になるわけではない
草野球の名捕手が
 ....
お金や幸せを掻き込むという
縁起物の熊手
わたしの望む幸せとは
そんな熊手の上手から漏れた小さな幸せ

例えばそれば
何時に無く目覚めの良かった小春日和の午後
所在無いままに陽だまり ....
夜をかさねた底で
かすかに聴こえてくるのは
淡くほどける
ひとしずくの
きらめくゆらぎ


一定のリズムを打つ心拍
冷酷に刻まれる一秒


整然とした規則の中で
とぎすまされた ....
ハンガーが足りないため
シャツとセーターを7枚着込む



窮屈な身体をもたれ自室の戸を開け
間取りを読み
鏡だけの部屋で鏡が
なぜ
縦にあと3センチ長くないのかを
考える

 ....
甘っちょろい顔をしてたら 
隙を突かれる世の中なので 
日々の仕事に入ってゆくと 
{ルビ般若=はんにゃ}の仮面をわたしは被る 

青いイルミネーションの並木道を 
恋人達が手を繋いで歩く ....
佐野権太さんのおすすめリスト(5563)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕焼けエクスプレス- さくらほ短歌7*08-1-16
「_っくすおちんぽおなにーおなかいっぱい。_」- PULL.短歌2*08-1-16
歌手としてのルパン- A-29散文(批評 ...3*08-1-14
エン- 唐草フウ自由詩6*08-1-13
「_キキキ。_」- PULL.短歌5*08-1-13
そろもん(膝の歌)- みつべえ自由詩108-1-12
願い- 草野大悟自由詩508-1-12
糸の切れ端- チアーヌ自由詩308-1-9
メール症候群- 渡 ひろ ...自由詩29*08-1-7
・・・いいな・・・- シュガー ...自由詩3*08-1-6
いちご- 唐草フウ自由詩7*08-1-5
元日に思ったこと- 吉田ぐん ...自由詩2108-1-5
年賀状- チアーヌ自由詩908-1-3
鳥の隙間- 小川 葉自由詩808-1-2
波の声- 唐草フウ自由詩10*08-1-2
白い大人- 石田 圭 ...自由詩2707-12-30
残闇、抱きしめるときの- たりぽん ...自由詩10*07-12-28
迷子- エチカ自由詩3*07-12-27
ことしも- 唐草フウ自由詩5*07-12-27
世界パズル- 美琴自由詩307-12-27
In_the_starbright_bar- 音阿弥花 ...自由詩407-12-27
空を見上げて- 石瀬琳々自由詩9*07-12-27
刻の砂- 銀猫自由詩14*07-12-27
見送る- たもつ自由詩607-12-27
冬の星_- 服部 剛自由詩307-12-27
自画像- あおば自由詩1*07-12-27
年の瀬に- 恋月 ぴ ...自由詩24*07-12-26
1/fのゆらぎ- 渡 ひろ ...自由詩24*07-12-26
解放されたからだ- 佐々木妖 ...自由詩8*07-12-26
イヴの夜_〜こころの馬屋〜_- 服部 剛自由詩3*07-12-25

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