いとしいあなたを
ぼくは
くりかえす

ふれることで
感じ
あなたという 歌

いとしいあなたを
ぼくは
くりかえす

ふれることだけで
ぼくに
宿るあなた

今もむね ....
もうあしたは

かくめいのひなんですね



おとこのこが

みちでえをかいているおじいさんにいいました。


そうじゃ

あしたはいよいよかくめいのひじゃ

わしはか ....
ひつじを踏んだ  声はなかった
ひつじは足下で  ばたばたしていた
ような気がした

「元気かい」とためしに声をかけたが
ひつじはひどく疲れていたか
もしくは踏まれて不機嫌だったのか
答 ....
大きなわたしが眠っているあいだ

小さなわたしは岩影で待っている

大きなわたしがむっくり立ちあがると

小さなわたしは手を叩いて踊りだす

中くらいのわたしは いつも宙に浮いてい ....
焼かれたパンのような
頬をして笑うんだね
港町の子供たちは
早朝に古木を集めて夢を燃やす
パチパチとはぜる音に
黄色いバターの香りがする

優しい横顔をもつ女の人が
窓辺でオレンジをむ ....
母さんいつも山のなか
池のそばに立っている
時々遠くの海をみて
あちらのほうへ手を振った

母さん海が好きだけど
父さん山が好きだから
ふたりは山を降りないで
仲良くふたりで穴 ....
さみしさを

なんとかするために

生きているのではない

その程度のことは

わかっている

やりたいことも

やらねばならないことも

ある

ただ 信じているもの ....
どうしてだか
もくぜんのせかいに
しがみついていると
こころがみにくくなる
ちっぽけにみえる
うすよごれて
 きたならしい
すべてのひとに
もうしわけなくなる

きれいなけしきを
 ....
この街にも星はあった
どこか
小さな頃の痛みにもそれは似ていて
それでいて
世界中の貧困と苦悩と悲しみがどっと流れ込む隙間はなかった
-b±√b2-4ac
a=――――――
 ....
夜明け前に呼吸が足りなくなって
遠い地名を呼びながら目が覚める
ほんの、少し前まで
そこにあったはずの夢に
花を、植えたい
声の鳴る丘、霧降る峠、新しい駅の三番線
いつか出会ったような
 ....
求めるものと求められるものが根本的に違うことや
祈っても願っても結局最後はどれだけ行動したかによるってことも
どこかで感じてはいただろう、ぼくだって馬鹿じゃない
それでも諦めることを放棄したぼく ....
     
百年間に一人も生まれなかった
小さい色したかえるの子

百年間は長くて短い
言葉の留まる時間もない
小さな木の葉が地面に落ちる間に
過ぎてしまった

緑色の葉が褐色に変じ ....
木の幹を釘で突き刺し
木の枝を鉈で落とし
木の幹に穴を開け
木の中に住み着いたぼく

木の心は悲しいのに
木の中のぼくは知らん顔
もうひとつのこころを追い出して
釘を突き刺し切り落とし ....
茹ですぎてはいけない
くっついたら離れられなくなる

それはきっと
お互いを傷つけないためだ

それぞれが自立していられるくらいの
芯がなければいけない

あと、塩加減も大切 ....
そう

あの坂を下って

あの橋を渡って


すぐ左へ曲がって

雑木林のあの道を真っ直ぐ



丁度雨が当たらない木の下


八百屋さんに貰ったダンボールを敷いて
 ....
いつしか自分の心にブレーキをかけることを覚えてしまった
 
10歳も年下の君は 無邪気で眩しすぎる
『一緒にいると楽しい』
その一言はどんな褒め言葉よりもうれしいはずなのに
楽しいという気持 ....
わたしは「わたし」が好きではない。
中途半端でプライドばかり高いくせに、何の行動すら起こさない弱いわたしが嫌いで嫌いで仕方ない。

境界性人格障害、それがわたしに付けられた病気の名前だ。
 ....
濁った色の運河を
僕の手が流れていく
腫れ物に触るように
どこか遠慮がちな様子は
やはり僕の手らしかった

妻を抱き
娘を抱き
椅子の背もたれを掴み
いろいろな手続きをしてき ....
「へぇー。で、誰が金出して買うの?こんなの」

他の人は果たしてどうなのかは知らないが、
僕は頭の中で作り出したもう一人の自分とよく口喧嘩をする。

そいつからは腹の立つような一言から、
 ....
ぼくが一番したいこと
詩の朗読で世界一になること
総理大臣になること 
人類のビジョンを世界に伝えること 




ちがうちがう!




ぼくが一番したいこと
君にあまえ ....
ネコ飼っとんか

へぇー

お前んとこは 何飼っとる

物語飼っとる

へぇー

かわいか?それ

ネコのようにかわいがよ
いや、それ以上じゃ

どなんや?
 ....
あなたをおもうとき
僕は
思う ではなく
想う を使いたい

「相」と「心」で「想」の字
相は「あい」であり「合い」
そして「あい」はまた「愛」である
互いの心でおもうことが
「想う ....
一面に広がるしろいせかい


きっとこれが 平和の証
向こう側へ行きたい 猫が買い物をしている
カラカラと買い物籠を押して

猫が踊りを踊っている
シルクハットをかぶり、軽快なタップを踏んでいる

猫が宙返りをしている
フニャフニャと空中で形を変えながら

 ....
「届かないので割り切りましょう。」
と思っても、どうにもならない事が多すぎて、
手放せなくて、もがく。

一人大声で叫びたくなりそうな夜は、
フラットな現実の世界へ立ち返ろう。

優しい ....
感情を引きちぎると言うイメージがある
生きているときの半分くらい

何かの漫画に「この回路をはずすと感情がもどらない」っていう設定のロボット(アンドロイド?)がいた。

ちょうどそんな感じ
 ....
隣の家の老婆の大切にしている
猫が朝方亡くなりました
老婆はずっと泣いています
別に僕には関係ないと
階段を響かせ学校に出かける

電車を待つホームで朝の出来事を考える
お婆さんは大切な ....
”大切だから大切にしたい。
       大好きだから大好きでいたい。
            愛してるから、愛したい。”



”楽しいと思うと笑顔になれる。
       笑い合 ....
じじとばばとぽぽと言うウーパールーパ型山姥が
漆黒のマントを翻し
鈍色の深鍋を掻き回している

薔薇色の身だしなみをひとつ
二枚舌のごまみそ髄をふた掴み
四角四面のしゃちこ蝗の規律 ....
佐野権太さんのおすすめリスト(5563)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あなたをくりかえす- 七尾きよ ...自由詩2*06-2-21
かくめいのひ- ブルース ...自由詩2*06-2-21
ひつじ踏んじゃった- 夕凪ここ ...自由詩12*06-2-21
こすもす- 石川自由詩206-2-21
物語の合間- 石川自由詩306-2-21
丘のうえから- 石川自由詩206-2-21
わたし- こむ未詩・独白206-2-21
謝罪- 水無瀬  ...自由詩4*06-2-21
隙間- a.u.i.自由詩406-2-21
花を植えたい- 霜天自由詩1406-2-21
夢追い- なるせ自由詩106-2-21
とげ- あおば自由詩5*06-2-21
木の家に- あおば自由詩2*06-2-20
アルデンテ_スパゲッティ- ベンジャ ...自由詩6*06-2-20
ひみつきち- 自由詩4*06-2-20
ブレーキ- daughter自由詩206-2-20
わたし。- 渕崎。未詩・独白2*06-2-20
とげ- たもつ自由詩806-2-20
おそらく現代詩フォーラムのみんなに共通する癖- 腰抜け若 ...未詩・独白1*06-2-20
甘えブギ_〜男の子の気もち〜- 馬野ミキ自由詩1506-2-20
またたび- ヨルノテ ...自由詩1*06-2-20
おもう- アマル・ ...自由詩7*06-2-20
しろいせかい。- 依玖侘  ...携帯写真+ ...3*06-2-20
鏡の国- fuchsia携帯写真+ ...906-2-20
料理をする猫- 緑茶塵自由詩4+06-2-20
効能:急な発熱・胃の痛み- アザラシ ...未詩・独白6*06-2-20
ちぎれた心- 緑茶塵未詩・独白206-2-20
塀一枚- 海月自由詩1*06-2-19
みにぽえむたち。_〜コイゴコロ〜- 天使自由詩1*06-2-19
*三日三晩*- かおる自由詩7*06-2-19

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