母である前に 人です
女である前に 人です
陽子である前に 人です

母という 人です
女という 人です
恵子という 人です

母としての 幸福
女としての 幸福
直美としての 夢 ....
君は頭でっかちな赤と白のブチ。ぶくぶくと
揺れるコカナダモに身を委ね、退屈そうな気
配で天を見上げる目玉に映るのはどこまでも
青い空に気まぐれな白い雲のブチ。


         自慢の ....
批評、批判、

こうあるべきだの、こうすべきだの

雑音、ノイズ、

今日も私は私だけの道を進む


前と後ろからの声は雑音、

十六年間、鳴り響く聞き飽きた雑音


 ....
炭酸水の秘密

それは甘くも無く苦くも無い


人知れず瓶に詰められた溜息



誰かが栓を開けるまで


目にも見えず音も出さず

ただひたすらに待ち続ける
 ....
夢を見ていた
都合の良い夢を
倒れた案山子

そこが滅びた都市の枯畑であろうと
雪積もる冬の崖の上でも
倒れぬ案山子

秋の稲穂は脱穀を終わり
副産物の藁で人型を編みこ ....
眠りの中の妖精が
いつもと変わらぬ朝日を受けて
目覚めの呪文をささやいた

自然界の法則が
その
方向を示すとき

風は一目散にかけてゆき
草木を揺らし香を運び

命あ ....
たかがでは済まされない地平線に
ひとり佇み
夢は夢のままで
あるべきことを求められ


目覚めのときは何時も
偶然を装っては
ありのままの姿を
目の前に突きつけてくる


くる ....
鈍い音で始まるF#mの競争。
空のうえ、空のうえ、空のうえ。

天国がこの雲ひとつで分かれてんなら、
きっと僕たちロケットでも会える。
うわのそら、空想での会話にノイズだけが邪魔なのに。
 ....
ありのままの心で生きていけたら
どんなにいいだろう

危なっかしくても
ぶきっちょでも
心のままに生きていけたら
どんなにいいだろう

そんなことを思っているうちに

最終電車が出 ....
未来はもっと不確定
気まぐれとわがまま混ぜて
形の定まらないアメーバ作った

夢は形を変えて増えていく
自分と未来は追いつかない
ひとつひとつ失われる記憶があって
それが僕らを焦らせ ....
{引用=こづきまわしていた犬が、ラリルレ感情を剥き出しにし
発狂してしまった(仮に彼をビタミンZとしよう)

良く晴れた日、
ベランダで汚れた靴を洗っていた僕を
ビタミンZは後ろから突き落と ....
    少女を見たら
    壊れてしまう



{引用=

             冷凍のストロベリー
             沸騰したミルクパン
             バ ....
軽業師
ビルとビルの間のロープ

バランス



 く
   ず
      し


{引用=

砂時計ははかないものの象徴のように
いつも扱われていたのに嫌気がさし ....
例えば、言葉などは必要なくなって
音楽で会話し、時間の流れを数える
例えば、分かり合う必要もなくなって
同じ空気を吸って生きていく

そう、規律正しい鼓動と
少しずつ滅びては
更新されて ....
 
ぷくぷくぷくぷく 水の中
かぎりなく 流線型に近づこうと努力する

ぽこぽこぽこぽこ 水の中
さまざまなことを考える

青い傘 黄色い傘 赤い傘 黒い空
緑風にたなびく水 水にはた ....
噛み千切ってしまおうかしら。
痛いだろう、そんなことをしては。
そんな会話ばかりが
あたしを幸せにしていた

おまえの髪に指を通すと、人のぬくもりがあらわになるね。
冷たい指先があたし ....
胸いっぱいにすい込んだ煙を
  青空にはきだした

煙はやっぱり雲にはなれなくて
   風に巻かれて消えちまったよ

煙草もあと三本
    僕は君を待ってるんだ
この公園のまんなかに ....
たとえば、
雨の日、傘を二人でさして歩いていた時の事
次の日には、水溜りの跳ねながら二人で笑って
たとえば、
夜中、淋しくて淋しくて電話をかけた時の事
他愛も無い話で胸がきゅんとなって二人で ....
部下や家族にアレコレ注文して
病院でフルーツを食べる

電話*して閑談に耽りながら
病院でフルーツを食べる

アクロバティックな体勢のまま
病院でフルーツを食べる

健康を配慮した食 ....
歩く速さは一緒なのに
想いの速さは違ってた

貴方は『恋』を『愛』に変えたくて
私は『好き』を『恋』と呼びたかった

初めて会った夜に抱きしめられ
さりげない会話に「一緒に暮らそう」と
 ....
  ラニィは着ているものをすっかり脱ぎ捨てると
  シャワーの粒に飛び込んだ
  湯気とタバコの臭いがぐるぐる踊り始める
  
  タバコ嫌いのラニィ
  あれがないと口さみしい
{引用= ....
初めてね海を見たの

 うん



                         きれい・・・・・


                         怖いくらいだね


 ....
決めてしまえばいい
たまには
ためらわず
したいままに 

涙なんて枯れちまえばいいんだ

君を救えない力なんて
なくていい
気持ちだけが忙しい
ガラスに叩きつけて割れた
携帯とガラスの破片で上手に手首を切る
一筋の落書きはキレイなオウトツになる

花が咲いた映像を繰り返す
現実のモノクロームは
露光の足りなさ ....
ビルの狭間の街に
春の突風が吹いている
大通りからひとつ路地を曲がった
小さな扉の店に入ると
物腰のやわらかい店主が迎えてくれる
ランチを注文して
ホルンの形のオブジェや
店主のお気に入 ....
ささいなことの定義を知らない僕たちは
もうずっと独りきりなのだと思った
泣き虫を殺した日
生命の容易さを知り己の容易さを知る
不確かで曖昧な波の中では皆が
ひとり、また、ひとりと沈んでゆくの ....
街は妖しい気配を包んで
機械になってゆきました
段々球体に近づいていって
機械は原口陥入しながら球体内部へ取り込まれていくのがわかります
そうして溝が塞がって
球体が完成する!!
まさにそ ....
A子「ねぇ、あれ見て!」
B男「あぁ、飛んでいくね」
A子「きっと誰かが恋しているのね!」
B男「いや失恋したんだよ」
A子「どうして?」
B男「だって真っ白に燃え尽きてるだろう?」
A子「いいえ、あ ....
そうこうしているうちに
衣をとられてしまって
騙されているほうがよかった
と中川から帰っていった



{引用=fromAB}
我に力を与えたまえ
孤独に苦しむ
あの人の心を汲む力を

虐められた子ども時代を経て
何とか大人になり
ようやく得た生涯の伴侶を病で喪い
もはや誰をも信じなくなったあの老人
心はひがみ ....
佐野権太さんのおすすめリスト(5563)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- yaka未詩・独白4*06-3-26
赤と白のブチ- 恋月 ぴ ...自由詩13*06-3-26
015_詩的駄文- 完食自由詩206-3-26
炭酸水- 紫音自由詩2*06-3-26
案山子の魂- 麒麟自由詩406-3-26
「春」- ベンジャ ...自由詩4*06-3-25
夢の殻- 恋月 ぴ ...自由詩15*06-3-25
77777777- 無知アコ自由詩1*06-3-25
@電車- 貴水 水 ...自由詩306-3-25
「喪失アメーバ」- 木賊ゾク自由詩506-3-25
犬に突き落とされる- 英水自由詩506-3-24
ミオ- ふるる自由詩5*06-3-24
静止- ふるる自由詩5*06-3-24
シナプス- かのこ未詩・独白206-3-23
飛行- 渡邉建志未詩・独白4*06-3-23
歯を立てて、悲鳴を。- 田島オス ...自由詩306-3-23
君を待つ休日- なごまる未詩・独白3*06-3-22
幸福な、- 一瞬の永 ...自由詩206-3-22
病院でフルーツを- 竜一郎自由詩1*06-3-22
速度- 十六夜自由詩206-3-21
ラニィ- ふるる自由詩3*06-3-21
センチメンタル- ふるる自由詩6*06-3-21
缶蹴り- くるす自由詩2*06-3-21
春風- e R i自由詩106-3-21
チューキンとクロックムッシューと風の街- はなびー ...自由詩3*06-3-21
オトシモノイチワリ- りぃ自由詩106-3-21
子どもの機械- 今唯ケン ...自由詩8*06-3-21
飛び夢- 436携帯写真+ ...2*06-3-21
アーガイルなクロコダイルは衣替え希望- AB(な ...未詩・独白606-3-21
「我に力を・・」- 広川 孝 ...自由詩106-3-21

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