扉がひとつあった
父さんの扉だ
厳重に施錠されてるので
誰も開けることはできない
父さんの少年時代のことは
聞けば話してくれるだろう
けれども僕は聞かない
なんとなく照れくさ ....
海面がてらてらと光る
冷たい色をたたえ
満月のすがたをうつす

車輪が砂を食べていく
一回転で七百十粒
車輪が砂をしいていく
後ろでもまた一回転
千四百二十粒

誰もいない
誰も ....
夜が終わる前に
銀河がサイクロンになって
いらない文字を吸いとりに来る
(サクラ、サクラ、琴のおと)
貼りついてしまったものを
ひとつひとつ
はがしてみれば
どれも忘れがたいもの
けれ ....
わたしは、ここ 
あなたは、そこ

この距離は因果律
決して縮まることはない


時間はいつも嫌になるくらい前向きで
振り返ってはくれないから

誰もが桜の空を仰いでいる ....
この野郎、ピンポンダッシュしたろかな

マンションだと言われればそんな気もするアパートの角部屋
レースのカーテン越しに人の気配が行ったり来たり
どうやら生きてることは間違い無さそうだけど

 ....
計算ずくで来てよ
営業かけて来てよ
そのほうがスキよ

昔の歌を焼き直したみたい
でもちょっと違うのね
たぶんすごくスキになっちゃうけど
溺れない自信はあるかもしれない
から

胸 ....
              090330


マシンガンガン
乱れ撃ち
惚けたマシンで
乱れ撃ち
渚の小石を吹き飛ばせ
クシャミする間に撃ち殺せ
海の主を唆し
海原走らす
狙 ....
ななつ葉/僕 

ねぇ、君は「無限の幸福」なんてものを信じられる?

今ココに確かに存在しているんだ
無限の幸福/ななつ葉  
のクローバーが。


子供たちがサッカー ....
{引用=

リボンを結んだ箱の中
スカート脱いで眠ってたの
雨の日 染み出た水滴に
混じっていたのはアイラブユー
それは秘密
甘噛みして
すこしだけ涙が出たり
熱い吐息が漏れ出たり
 ....
こころが

すけて しまえばいい
こころが すけて
どこまでも
ひろがって 
うみのうえの
空 に かえる
しんでしまう ほど
すきとおって しまえば
いい

{引用=
わた ....
T+74.130
Last radio signal from orbiter.{注*=Challenger timeline(UPI)}

切断された管をたなびかせながら
放物線を描いて ....
ダイ、ダイラ、
風吹きわたり
陽あたりのいい場所で
投げ捨てた果実の種が
ことごとく芽吹いて巨樹となり
大地を引き裂いて
ダイ、ダイラ、
風吹きわたり
陽あたりのいい場所で
はらわた ....
もう鰓呼吸の仕方も忘れちゃったねと夫は肺で煙草を吸うので。


なまぐさいのはなつかしい手紙なくしてしまった鱗が痛くて。

昼は泣きながら鰯を焼いて食べたなつ ....
 この星系のどこか
 色でけずったメタンガスにちかいどこか
 バスの墓場がある
 何億台もかさなりあって絶命している
 すすけた錫がキーンと光っている
 純粋だと主張する天頂方向に

 ....
 
 
かつて古きよき友人がいた
というような
そんな時代でもないらしい
人は大きなしくみに組み込まれ
わたしとあなたとの
小さな友情もまた
しくみに違いはなかったけど

この人と ....
 
  
箱にはたくさんの
記憶の残骸や
体の部品などが納められていて
私もいつか配達される

何が入ってるかは
その時にならなければわからない
きっと箱の中には
懐かしくて
壊 ....
マドロンでたら
オふとんかけて
いっ所に寝ちゃよう

難しいことを考えるのはからだにわるいから
泣いたら暮れる、桜のしっぽ

キミにチカづきたいよ
でもどうしたらいいかわあん
 
 ....
10年ほど前から、わたしはネットで詩を書くようになった。単純に、保管できる場所が欲しかったからだ。
それから今まで、たくさんの人に出会った。詩を書く人、詩を読む人、両方の人。
彼は、その中の一人だ ....
夕焼けは
心がちょっと
キュッとなる

日が沈む
なぜか寂しさ
湧き出して

明日もまた来ると信じて帰り道

1日の終わりにちょっと振り返る
私は何を残せたのかな
喪失した傷は取り返せない
異次元の彼方に漂着した 傷に
いつかあなたは口づけ青ざめる
日の出直前の白白とした空のように

種子の記憶が芽生え。
ミシミシ、と殻は青ざめ幽かに
震えつつ怯え ....
愛はゆっくり 静かに

ホットカーペットの上の

眠りの中まで夢の中まで

愛はゆっくり 静かに

届いてゆく

ビデオの故障で画像が映らない

お気に入りのムービーをあき ....
―朝

ビルの階段を降りて行くと
何かの軋む音がする

たくさんの
時間の積み木が
押し合い
こすれ合って
順番を決めている

―歩道を歩く

山桃の並木が
慌てて生え ....
水族館で
深海コーナー
ダイオウグソクムシ水槽の前で
しゃがみこんで
ひらひら

なんとまぁ
水族館のスタッフは
餌付けに成功したらしく
(それまで何食べてたんだ?)
最近では
 ....
 
 
トランプ遊びしてる
息子とカルタで

きっと何か間違えてる
けれどもそれは
それで楽しい

ためしに
どっちが勝ってるの?
と息子に尋ねると
嬉しい
とだけ答える
 ....
フランス文学の紹介者として有名な
安藤元雄さんの詩を読んでひたすら思うのは、その語り口のうまさです。

『続・安藤元雄詩集』は安藤さんの1986年から2008年までに書かれた詩よりの選集です。
 ....
{引用=菜の花は
きいろとみどりで
構成されているけれど

ぼくたちは、
どうなんだ



いつか、
しろい壁で
あかい屋根の
一軒家を建てよう

色が剥げたら ....
とりあえず死んでくれと言われて
刺された私は魚の釣り針になった
奥歯は虫歯になっている
口内炎はもう十年前の話だ

腐れ縁がドン引きする
人工の地下通路が張り巡らされている
ただっ広い荒 ....
ほの暗い
雲のもとでたたずみ
空をつかむ
透けている火影姿のこぶしから 零れる灰が
無風地帯へかえってゆき
つかみとおすこぶしは
遠い声にもほどかれることはなく
    透明 ....
 おい、てめー、漫喫待機させておいて、結局、連絡無しで
 次の日の夜中に帰ってくるってどういう量見だ。
 帰らないなら、帰らないって連絡くらいできるだろうよ。
 「急にレコーディングする話になっ ....
さくな
さくら
もう、す・こ・し

さくら
さくな
が・ん・ば・れ

さくな
さくな
さくら
さくな

あの子が
ここに
かえって
くるまで
佐野権太さんのおすすめリスト(5563)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
チャイルドロック- 小川 葉自由詩5*09-4-1
胎動- 凪目自由詩609-4-1
サクラ銀河- 唐草フウ自由詩17*09-4-1
四月一日より五月一日へ- 夏嶋 真 ...自由詩16+*09-4-1
ピンポンダッシュは二度ベルを鳴らす- 恋月 ぴ ...自由詩22*09-3-31
営業大好き- チアーヌ自由詩209-3-31
整備兵- あおば自由詩4*09-3-30
クローバー- 夏嶋 真 ...携帯写真+ ...11*09-3-30
箱入り娘- アヅサ自由詩6*09-3-30
試_み_6- るか自由詩909-3-30
断頭- 片野晃司自由詩2109-3-28
星型の住宅- 片野晃司自由詩26*09-3-28
「_うろこのこころ。_」- PULL.短歌4*09-3-28
バスの墓場- コーリャ自由詩19*09-3-28
友人- 小川 葉自由詩509-3-28
- 小川 葉自由詩509-3-28
一寸寒、はる- 唐草フウ自由詩3*09-3-27
夭折の歌人に捧ぐ。- あ。散文(批評 ...11*09-3-27
オレンジ色- つゆ携帯写真+ ...4*09-3-27
ある旅人- こしごえ自由詩5*09-3-27
愛はゆっくりと- body_birth自由詩209-3-27
- 壮佑自由詩14*09-3-26
ダイオウグソクムシと- 小池房枝自由詩8*09-3-26
- 小川 葉自由詩809-3-25
生きていることのめぐりを感じる詩集_続_安藤元雄詩集- イダヅカ ...散文(批評 ...2+*09-3-25
フルカラー- ゆうと自由詩4*09-3-25
革命の火に告ぐ、嘘からの断絶- 狩心自由詩3*09-3-24
帰る空- こしごえ自由詩10*09-3-23
鬱憤- Ohatu散文(批評 ...609-3-22
桜さくな- 草野大悟自由詩5*09-3-20

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186