幸せになった君を見て 心から嬉しいと感じ 幸せになって欲しいと思ったのに

何故だか涙が出た

笑顔で君に 「おめでとう」 言うつもりだったのに

泣きじゃくる僕の顔を見た君は 心配そうに ....
目が覚めても何かと手を繋いでる感覚があった、確かにあの頃は。



拾い集めて繋げた
羽根で決して明日に
辿りつかなかったのは
少し汚れていたせいじゃない


「ひみつ」という言葉 ....
ぼくは詩人

自分では新鮮な考えと思うことは
他の人も考えていたり
また昔から思われていることが
多いかもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
猫に出会いました

ぼ ....
流れ浮雲を鉛筆で追い越す
陽射しは思っている以上に暖かい
黒板に教師は知らぬ記号を並べる

校庭を走り自分の全力を越える
僕らは飛べるかもしれない
群れから離れないように飛ばない
抑える ....
すべてのボールは太陽と合同であり
とりわけ白いバレーボールは
色まで同じなので
すぐに太陽と合致してしまう
そこで僕らは太陽を黒くぬった
さんさんと降り注ぐ太陽の黒い光は
しかしあらゆるも ....
ぼくは詩人

思い込みというのは
時として美しいが
得てして真実を追求しない方が
いいのかもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
中学生の女の子に出会いました

通学 ....
ああ僕が 光の中でも                                                              
存在を許されていたなら                ....
 読んでください
 あなたが読んでくれないと詩になりません

  読んでくれてるんですね
 
  
 ありがとうございます

 お礼に言葉を紡ぎます
 
 
 良き日よ訪れよ
 ....
ぼくは詩人

自分を願うことよりも
他人を願う願いこそ
自分への願い

今日もまた

朝の散歩をしていると
短冊に出会いました

神社の境内の中に
堂々と祭られた太く大きな竹の ....
今朝、
新しく生まれた緋目高は
糸のような体を誇らしげに揺らし
円筒の中を支配し始めた

その傍らで
親たちは死に絶えたのだが
きっと、あの孤は知らない
悲しみも、
涙の流し方も。
 ....
男は地図を見て 右へ行こう と言う
女は風景を眺めて 左へ行きたい と言う

「左は遠回りだ」
「見て あんな綺麗な猫見たことないわ」

「遅刻するよ」
「今この時は二度とないのよ」 ....
商品棚から 落ちている商品を 元に戻し
「良い事をした。これで1つ天国に近づいた。」

この口癖は 誰のものだったか。
当たり前のように口にする 台詞。

そんな事あり得ないって 知ってる ....
ぼくは詩人

人は人として失いつつも
失った以上に人と成す

今日もまた

朝の散歩をしていると
タンポポの綿毛に出会いました

めしべと花びらを落とした
小さな子房はがくを翼に ....
先週教室のみんなで飼っていた「リス」が死んだ
死んだというか「窓」から逃げたのだ
クルミを食べるときに動くほっぺや小さな歯
かごの中を走ったりしているときの爪のかりかりする音
たいそう人気者の ....
うたがすき わたしは やっぱり 歌が すき テクテク歩くの 歩いて いくの 。

歩いても とどかないなら いっそのこと 回り道して スキップ するよ 。

回り道 道草 食った あのひとの  ....
  

すんでしまったことは 
もう
とつぶやく

握りしめたこぶしを
ためいきといっしょに開くと

あの頃の、
なんて夢がしわくちゃになって

君の高く振り上げたこぶしにも
 ....
もうちょっとなんです。


海鳥の白い背中が雲間からこぼれる陽を滑り、調度波の波長と重なるようにゆるやかに漂っているのを見ました。


(白い午後)

波打ち際には、打ち上げられたクラゲがゼラチン ....
ドロい油にまみれてマーブルチョコ漂うよ

アレとアレとアレとアレ
食べなくてもよかったな

歪んだ角砂糖も黒い雨に打たれてる

アレとアレとアレとアレ
食べなくてもよかったな


 ....
あの頃、僕らの口癖は
「何かいいことないかなぁ」
規則だらけの学校が終わると
結局いつものゲーセンで
そんな言葉を呟いている

誰か一人が口にすると
それはたちまち仲間達に伝播して
誰 ....
ぼくは詩人

見えないものが見えるとき
それは美への認識

今日もまた

朝の散歩をしていると
風車に出会いました

無下に野原に落ちていたので
手ですくい上げて
風の吹く方向 ....
あなたが
海辺の砂に横たわって
その乳房をわずかに星が象っていた時
僕はただ
少しの影さえも見のがすまいと
シャッターを切りつづけた
星はうるさいほどで
波の音さえ聞こえなかった

 ....
UFOをみたわ
妻がいうのを
信じてあげたいので信じる信じれば
信じよ
たとえそれが
なすびの形をしていたとしても

こたつのなかで
足の指で会話してたのは
ケンカしたての若い頃
 ....
おさなごの
目線の高さは
たんぽぽ の ほわたの 高さ

そっと 吹いて
あおぞらに
限りない ゆめを 飛ばす

やがて成長し
目線は
志と共に 上がる

スカートの裾 汚さな ....
よいしょ
よいしょ

よいしょ
よいしょ

ちいさく
ちいさく
そよかぜが
きこえる

よいしょ
よいしょ

よいしょ
よいしょ

かぜが
ささやいている


 ....
馴染みの店にコーヒー豆を買いに行く
レジの横の椅子に女の子が座っている …3歳くらい

ちらっとこちらを一瞥しただけで また退屈げに空を見つめる
肩にかかる薄い髪  膝の上には蓋付きの小 ....
おつかれ

君は最後までキレイだね
家路をいそぐお父さん達が
 バイクに跨って知らない街にやってきた僕を
  少しだけうらやましそうに見てる気がした

だから僕はかっこつけて
 夕暮れの空を見上げてたんだ

そんな街の交差 ....
光のくずは 
朝のなかをかがやく
屋根にならぶ
しずくの




雨の音は
あたたかな蒸気と きみを はこぶ
まどぎわにあそぶ
まだ 新しいひとみで
洗われてゆく 世界をみつ ....
ひとみちゃんは女の子で
ひとみちゃんの瞳(わたし)も女の子なので
お洒落がしたくてたまらないんです
『からあこんたくと』を着てみたいんです

赤はちょっとこわいから いや
青は何だか似合わ ....
冑(かぶと)を脱いだ騎士に
掛けられる言葉はただひとつ
おまえがなぜここにいる?

チェブラーシカ*
は、みかん箱から出てきて
友達を探す、あのぼろぼろの風体で

手萎え足萎えのばった ....
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