ぼくは詩人

数学の世界も
詩の世界なのかもしれない

今日もまた

朝の散歩をしていると
数学者に出会いました

何かを数えているようです

 1,1,2,3,5,8,…
 ....
なんか考えてる様に見えて
意外とぼけーっと変なこと考えてます。

割とポーカーフェイスなので
驚いたり焦ったりする仕草は無いですが

普通につまづいたり
道に迷ったり

外人サンに道 ....
舗装された道の
ペイントされた、とまれ

踏みつけられた骨の色の
見上げる季節の樹香
舞い散ってへばりつく
美しいという名の死骸
立ち上がれない
ペイントされた、とまれ

月が ....
のこされた風の中
四月がやって来る
この思いをのこしたままで
新しい輪に入らなければならない
記憶を背後の倉庫に閉じこめて
残酷な月が始まる
すべての匂いや音や色が
われわれを呼吸困難に ....
赤い靴をはかされて
踊り続けるのはやだな
意外に知られていないのか
うっかりさんが多いのか
みなさん踊り狂っていらっしゃる

赤い靴をはいて
踊らされ続けるあの子が
痛みをこらえながら ....
学校は不思議
ワックスをかけてみがかれた木の床と
コンクリートの壁
誰も居ないときはすごく寂しいところなのに
そこに私たちがひしめいて笑いあうと
途端に学校が息をし始める

卒業を前にし ....
おばあちゃんの命題は

生きることにはないわけで

生きないことにもないわけで

なんだかそんなことを越えたところに

なんだかもっと真実に近いものに

潜んでいるとされています。 ....
赤チンみたいな薬風呂は
老いた猿たちの静けさ
泡ぶろのサラリーマンは
狂想中である
小猿が
ごじゅに、ごじゅさん、ごじゅよん
と甲高く鳴けば
オットセイたちのたてる波が
ヨイショ ヨイ ....
喧嘩の締めくくりはいつも
見えない一本の線だった

 あたしがこっちで
 のんちゃんはむこうね

そう言いながら
両腕を伸ばして陣地を分ける

 ぜったいはいらないでね
 ぜったい ....
なんだかんだ言って モンダイは 系 っていう概念なのよ
と 女はピーナッツバターを塗ったポテトチップスを頬張りながら言った
爪の間に 黄土色のピーナッツバターが入り込んでいることや
足元のカーペ ....
君、新製品のテレビを買おう
地デジに合わせて買おう
画素数なんて
気にするのは古い古い
今の主流は何といってもゲソ

(説明しよう!ゲソ、とは主にイカの足の
 ことをいう。この場合、テレ ....
いつでも白詰草の匂いが
シャツに染み付いていたっけ
町が見下ろせる丘で
毎日飽きもせずに追いかけっこ
明日が来ないなんて
想像も出来ない夕焼けに
僕ら、ちっぽけな勇気を
掲げて胸を張った ....
ぼくは詩人

ほんの少し視点を変えるだけで
同じものがまったく違うものに見える
なかなかそれに気がつかないけれど

今日もまた

朝の散歩をしていると
カエルに出会いました

ぼ ....
砂に流されて
つつつっとはさみで支えても
知らん顔の風は共犯なんだ
波といっしょにさらおうとするから
ぼくの未練は
黒い小さな瞳にぬれて
もつれてしまうように
ころころころげて
夕日に ....
何もかもがかすんでゆく
人も 街も

さくらの艶列が
そこだけ
重ね着みたいに咲き誇る

生きのびる
自信がある者の
惜しげない
笑み

見下ろす川は
あの夏
爛れた皮膚を ....
星の遠めがねを峠に据えて
のぞき見る未来への深淵
みんななぜか震えていたね

体温を奪ったのは
外套をはためかせて
丘を吹き昇る風ではなかったんだ

風のゆくえを仰ぎ見る先に
透明に ....
ここは、
坂の多い街だ

だからだろうか
気持ちが左斜めに傾いている

喫茶店の中から
土曜日の朝が動き出すのを

流行の曲を聴きながら
見ていると

坂道を
君が下って行く ....
わたしは、かつて海水がない渇いた海原で
孤独な一匹の幻魚の姿をしていた時に見た、
色とりどりの絵具をすべて混ぜ合わせたような
漆黒の夕暮れの中で、朦朧として浮き上がる白骨の黄昏と
共鳴していた ....
溜まった洗濯物を洗濯機の中に放り投げて、
ぐるっと回せば、汚れなんかは、どっかに消えちまう。

そりゃ、そーですわい。


でもさ、ほころびた服を繕ってくれる洗濯機は、無いんですわ。

 ....
あなたは私にいう

どこが好きかって?
細いけど奥二重の目が好きだ
フェレットのように茶色でよく動く瞳が好きだ
くせっ毛だけど柔らかな髪が好きだ
つんと滑らかな首筋が好きだ
包み込める小 ....
スレが勃っちゃったので
レス着けて
きみにインストールしたら
エラー起こして
ログが精成されたので
責任取ってリカバリーしますm(u_u)m
春は優しい素顔を何処かに隠し
コートのすそにまとわりつく
うつむいて
泣きべそかいているのは誰のせい


そんな街の片隅でも確かに芽生える
やるせない泣きべそ顔の奥で
見つけたもの
 ....
赤ちゃんの頃に発する声は
まだ音とも言葉とも判ラない

シかシ
ソレはまるで
チャペルのステンドグラスの光に
人の心が透かさレるようなもので
光に透かさレた心から
また新たな光が生まれ ....
猫にだって悩みはあるのにゃ〜 私は瓶の底で
静かに沈殿している

焦げ茶色の液体に{ルビ塗=まみ}れて
歪曲した夕日ばかりが
私の唯一の慰みになり
頑なに拒んだ日はいつだったのか
もう思い出せはしない

幾ばくか ....
海岸線に沿って 金色のビーズが並ぶ
波の音 車が走り去る音 耳元を掠る

湿り気を帯びた 海風が 体を なぞる
皮膚 舌 骨 髪 触覚が 敏感になる

風を味わう 揺らめく あなたと 一つ ....
アクセル踏みっぱなしのまま
点滅信号を7つ通過して
あの クリーム色のビルディングまで
海の底みたいに静かな真夜中の街を
一目散にぶっ飛ばす

ジャスコで
待っていてほしい
約束の時間 ....
半年振りで姉は嫁ぎ先の富山から 
5歳の{ルビ姪=めい}を連れて帰っていた 

家族{ルビ揃=そろ}って
僕の出版記念すき焼パーティーをするので 
今朝の出勤前母ちゃんに
「 今日は早めに ....
あーもんどチョコレート
口に入れてみたいと脳が
気まぐれに感覚した

それとも
それは
何か大事な意味か

あした
君に訊いてみよう

あーもんど
美味しかったかい?

君 ....
こたえ
みえてる
かいわのなかで

からわらいして
たばこふかして

めじりをかいて
あしくみなおして

まどからみえる
そとのけしきは

どこのだれにも
わかりやすくて
 ....
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