行き過ぎよなぎささやかとやかましく母子乗り来る和歌山の駅
こーちゃんがこれなんでしょうかと出すクイズがぶっの答えはカマキリという
ドケットじゃなくロケットとこーちゃんにさやかが教え新大阪に
美し ....
(わたしいつも朝の顔で
(とおくをながめて
(とびたつ機会をねらっては止め
(ひかり おいかけたがり
(汗さえも、ほめてくれる
(どっしりとした、くもくもく

(優しい網の眼で
(どこ ....
すばしっこい背びれを追い回して
生ぬるい用水路を濁らせた
髪の毛の先から滴り落ちた汗
泥だらけの顔を笑い合った毬栗頭

ねばっこいフェーンの熱波を掻き回して
力任せに錆びたペダルを漕い ....
 
さあ
詩の時間です
と言われても
照れくさく

授業が終わるまで
僕は
窓の外を見ていた

おばさんたちが
道すがら
話す声が聞こえる

おばさんは
どうしてあんなに ....
手術の日から
三回目の
誕生日を
祝おう。

ぼくの
誕生日プレゼントのひとつは
きみの
じゆうが
羽ばたける
新築の家

おめでとう
みち

一時間の
外出許可を取り ....
 なつの朝に
くりかえしくりかえし
泣きながら、うまれる
声と声と声が
遠くの地球
むこうにしろいくも
横ばいに漂う

 わたしたち
くりかえし生まれて
体操して
朝の匂い
 ....
思考ははねる
途切れそして、繰り返す
そして思考は夏の日差しの中で
ぽわん、と浮遊した


クラゲみたいです。
水族館の中で
日の光を浴びながらゆらゆらと。

夏の街角で出会 ....
空の高さに
かなうはずもないぼくは
ちいさな背中を
恥じらって

その、
重みに沈みこむ



けれど、きみは

願いごとを
ていねいに隠してみせるから

ぼくは ....
じゃ
行くね

と、病室を
出かかると

いっTe・・て・・らっしゃい

せいいっぱいの
太陽の声が
きこえるんだ


なみだを
飲み込みながら
おれは

うん、
 ....
やるせないとは

どんな気持ちだ

胸の高さまでの柵から

少し乗り出して

空を仰いでいるのか


柵の欄干あたりで

透明度の高い水が

溢れそうに張りつめながら
 ....
なぜ、と
疑問を投げかけていたらきりが無いのですが
それでも脳内に渦巻いているそれらを
抑えておくのもどうも滑稽のような気がして
連絡帳を出すときにそおっと、
母の書いた言葉の後に慣れないボ ....
お父さんは
となりにいるよ


夜、仕事を終えた次女が
君の病室に行くと
ほとんどの場合
君は眠っているんだけれど


次女が
病室に入ったとたん
なぜか
ぱっちりと
瞳を ....
またきたね、匂う夏が、
むせかえる、草叢のにおいのなかで、
ぼくらは、呼吸をする

過剰な、色彩の、
この、感情の、渦に、巻かれ、
色をもたない、ぼくらは、
草色に、染められてく

てのひらの汗で湿っ ....
海色に囲まれてただ、沈んでく羽毛の底に疲れた背中

抜けがらだけ置いていきやがってという人もまた何時か脱いでゆく

午前四時朝になるか夜にとどまるか。待てずなき出すのはだあれ

もう二度と ....
たて!
と言われた
たて!
とキーボードが言った

縦のことかな
何が縦なんだろう
もしかしたら
立て!
かもしれない


 ほら
 パソコンばかりいじって ないで
 立て!
 立てよ!


そうだ
 ....
エブリリトルシングのCDを買って、歌詞カードだけ抜き取ってあとのCDは捨てる。
捨てるというか、真ん中の穴のところに野良犬の鼻をつっこむ。
もし、鼻にエブリリトルシングのCDをつけたまま街道を ....
悲しみのない日に生まれたかった
ばらとミルクの甘い匂いだけがする午後に
僕は君とだけ生まれたかった


いまとなっては好きも嫌いも愛してるも
言わなくなって 指先だけで触れて
僕 ....
真夜中に子供は眼を覚ます、
覚醒する、息を止める
父親も母親も
今日はもう眠りについていた
いつもはもっと遅くまで
呼吸を荒らげているというのに

しん、と耳の中でなにかが残るような気が ....
どうしょうもなく渇いてしまえば
身軽になるものだというように
からから笑いながら波打ち際の
空き缶の口元を叩く
浜辺の砂

  ※

昨日までわたくしは海の中におりました
かつては地 ....
排他的な女の子は空を所持している。
その底のほうには、白くてきれいな宇宙船や、手垢できたない算数の教科書、軍隊の格好をしたキューピー人形や、プラスチックのマニキュアの瓶が、ざくざくとはめ ....
愛は
オムツをしている
三年前から
突然
オムツを。

愛は
ウンチョスや
シッコを
やっと
オムツに
出来るようになった。
下剤のおかげでね。

今日
トイレに行ったん ....
『せんせい
あのね、
きりかぶのかげに
あさがおをみつけたよ』

とってもきれいで
なつかしくて
すごくうれしくて
なきそうになったよ
だってね、せんせい
なつのはじめ
ちいさなプランターに
みんなの ....
ミミという女の子がいて
今もどこかで生きています

彼女は
ゲームセンターのUFOキャッチャーで
お母さんにキャッチされ
取り出し口から生まれてきました

生まれたての彼女は
背 ....
すこしだけ怖いことを考えたくて
夢の中で君を消した
白い朝がやってきた
さよならが乾きたてのころ



机の上に散乱する単語帳
角が折れてめくれてゆく
覚えることと忘れないこ ....
いっそのこと
壊れてやろうかと思ったのです

午前8時20分 正確には午前8時19分49秒
あなたは怖いものでも見るような目つきで
私を見ると言葉でない何かを叫びました
それから物凄い ....

川底いちめんに
青白い子供たちの顔が
隙間なく敷き詰められて
にこにこ笑っている
岸辺で何かを探すように
水底を見回しているのは母親たちだ
自分の息子や娘を探しているのであろう
で ....
ビニ傘の心棒だけが側溝の蓋の隙間に刺してあります 切っておとした
年月がそこには
ねりこまれていて
しみこまれていて
一部が一部じゃなくなる日
わたしから切り離される日


掃かれるだけの、それ
気に入り顔たちを鏡は映し
颯爽と
 ....
声そのものを
水にひたしたように
力を与えたい
私の届ける力
いつまで音は続いてゆくのだろう

車輪の這うところを地図にして
他の景色は見ないで
暮らすということは涙
こぼすとい ....
 

屋根をつくった
もう雨が降っても
濡れなくてすむ

立ったまま目をつぶると
近くや遠くから
夏の音が聞こえてくる
いつもと同じなのに
いつもと同じくらい懐かしい

誰か早 ....
佐野権太さんのおすすめリスト(5563)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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なつの朝- 唐草フウ自由詩16*08-8-11
わたし- エチカ自由詩4*08-8-10
きみをのせて- 千波 一 ...自由詩5*08-8-9
いってらっしゃい- 草野大悟自由詩5*08-8-7
柵と距離- 水町綜助自由詩1208-8-6
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となりにいるよ- 草野大悟自由詩4*08-8-5
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夏日- 唐草フウ短歌6*08-8-4
たて- そらの  ...携帯写真+ ...6*08-8-4
NO_FRIENDS_RADIO- 青木龍一 ...散文(批評 ...12+*08-8-3
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from_lim_shin- あすくれ ...自由詩5*08-7-17
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