ボール紙の小さな箱が濡れしおれている

白地に赤い矩形を散らした面は泥じみている

その上で蟻の細い行列が幾筋も

行きつ戻りつし交錯しあっている

つややかに黒い頭蓋のうちの

 ....
ささめきが聴こえる
つうと伝った清水の中に
岩陰に隠れる魚の中に
{ルビ禊=みそ}ぎを終えた頃
迫り来る闇はただ、ぼうとするばかりで
何か計り知れない畏怖を漂わせている
土気色をした私は
 ....
すべては学ぶため
だからどんな出来事にも
自分らしく接していればイイのだ
自分が納得できれば
それは私が生きているということになる

なにも批判的になって
上に飛び乗るコト
      ....
久しぶりに居合わせた雨で、新しくなる
霞がかった乳白色フィルター

アルコールで剥れ、紅潮した肌のきめ細かい部分に触れると
はらはらと、なにかが散っていくのを感じた。
その体温によってあ ....
重爆撃機 が 胎児 を 投下する。
絨毯爆撃 される 肉塊 は、
思い思い の 姿勢 で 重力 に 従い
従順 に 自然落下 する。
透き通る 空間 に 散りばめられた 有機物 の 群れ。
 ....
おい、犬畜生
俺に小便垂れるとはどういう了見だ
大事な一張羅をどうしてくれんだよ
猫の手でも借りて洗おうってのか
へっ、できもしねぇこと言うんじゃねぇよ
だらしなく舌なんか伸ばしやがって
 ....
君の口付けを
夢見た日々は過ぎ
思い描いた風景は巻き取られる

新しい大地が現れるわけでもなく
羽の生えた女が
降臨することも笑い話でしかない

捨てられた世においては
布切れに女 ....
ぼくは詩人

人は夢をもって生きる
動物である

今日もまた

朝の散歩をしていると
プログラマーに出会いました

お互いのことを理解しあうと
彼はぼくに

 君は夢を描くこ ....
降るのではない
吹かれ来るのだ

寒暖の激しい悠久を
安住の地と決め
とどまりいたところを
いきなり大気に持ち上げられ
大空を揚々と移動する雲を抜け,
丸く広がる黄色の大地と,さんざめ ....
とほほです^^

うーん、自分が楽しく過ごすと
そのせいで楽しく過ごせない人が出来ちゃいます。
トホー

一所懸命仕事してたら
どんどん責任が増えちゃって
身動き取れなくなって結局役立 ....
爪も睫毛も

触りたい時に
いつも傍にあって

あなたはうっとーしいと言いながら
心はあったかかった


でもいつからか

甘えきった部屋に
あなたは
本当にうっとー ....
勘違いとは

気づいたときに
素直に自分を恥じれるかどうかで
相手のせいにして
怒ってしまったら
負けなんですよ


東北も
梅が咲きだすころで
もう
その前の
微妙な季節に ....
{引用=
十四の黒い薔薇の歌





   ●
愛を忘れて
自分をおいて
き●っと
どこかか●なたに消えていったぼく
きみの微笑みがあせた
壁にかかった●ワンピースばかりを ....
テトラポットは
青年を待っている
彼の落とす
欠伸を拾う青

手打ち網が
魚の背鰭を流れる
汽水湖の空
腰を覆う
水の束

地平線の呼吸
僕には特別な力があるんだ
ここだけの秘密なんだけどね

一生のうちに一人だけ呪って殺すことができる
それが僕の力

だから少しぐらいの嫌なことなんて笑って我慢できるんだ

今朝僕にぶつ ....
早速、ゴルコンダをググったら
ゲっ実際に存在していたのかよ

何だよ?1512年-1618年まで
ムガール帝国がイスラム教を
統一した時滅びたようだけど

近世デカン東部にあった ....
  どんな呼吸をしようか考えていたら
  肺のひとつひとつが切なくなって
  僕はため息をついた
  生きるために生まれてきた
  それだけでよかったのに
  人は人を殺 ....
今朝
気象情報を見ていると
季節はずれの台風が
接近中ということだった

今回やってくる台風は
アザラシ台風
という名前が付いていた


中心気圧は850hPa
半径5メートル圏 ....
流行性感冒になったまま
廃棄物処分場の見える小窓の角の
名前も知らない虫の屍骸を睨む
新しい靴はまだ買いに行けそうにもなく
何がしか捕食しなければならないが
手足はとっくに死んでいる

 ....
ギガバイトのうねりのなかで
わたくしの三半規管
忘れない 忘れたくない
あなたの 優しい こえ


花蜜から花蜜 あまりにも
気まぐれ過ぎる あなた
プラトニック と プラスチック
 ....
窓がない

この場所は

なま温かい

スープ

吸殻でうまった

目覚まし時計

独り言の

はだか電球

シミだらけ

マグカップ

チョコレート味だけ
 ....
白いガー
ベラの鉢植え箱の中から取り出され髪の毛を存分に乱しながら居眠りから醒めた別嬪の逞しい太腿のごとき緑の葉。

「大事に
したいわ」と心の底から思い大事に大事に掌の中で温めて殺した昆虫の ....
揺らせ

精緻に組み込まれた歯車としてでなく

声帯を持った 生身の人間として

がっちりと噛み合った今日と明日を

揺らす雄叫びを

存在証明を
踏みつけていた
いつの間にか踏みつけていた
{ルビ直線歯車=ラックレール}

きれぎれにされた
人生のように
強さだけを必要とされて

  ずっとつながっていました
  峠を越えるの ....

 ん
  だっ
    て          てる
     なんだっ   まがっ  た                に
         てこう       のむまっすぐ ....
{引用=その靴は履かないけれど捨てられないロボットの足音が聞こえる}




バイテクで創った人魚抱きかかえ海へ駆け落ちロボットの恋



風俗に生身の女消え果ててロボット小指を切り ....
すべての音楽

すべての詩や小説が

慰みにならない時が

勝負だ

涙が乾いたら瞳孔が開いちゃうだろう

お前がこれまで背追ってきた傷を自慢するつもりなら

お前は狂うよ
 ....
転げ落ちるように道を下れたら
這いずり回るよりは楽なのだろうか
どっちにせよしゃがみ込んでいるよりはマシだろう

そろそろ煙草を買いに行かなきゃと思う

赤ん坊の頭にナイフを突き立てるよう ....
雨にも弱気

風にも弱気

雪にも夏の暑さにも耐えられぬ

病弱なからだをもち

貪欲で

決して譲らず

いつも誰かに文句を言っている

一日にお菓子二袋と

コー ....
ハリネズミみたいに
灰皿に突き刺さった吸殻と
溢れかえる灰の真ん中で
まだかすかに燃え残った香が
申し訳なさそうにしている

自由人のレクイエム
佐野権太さんのおすすめリスト(5563)
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