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同行二人 つれづれの空
あたらしい道
いざ行かめやも

同行二人 耳許を
かけすが一羽すれちがう
同行二人 木漏れ日は
形を変えてまた消えて
同行二人 道端の
名もなき花に立ち止まる ....
もはや泥に塗れた腕しか持たないこの身には
何を望むこともかなわないのでしょう
一つだけ許されるのであれば
ただ
ひとすじの風のように









---------- ....
間違いたくて最終電車をやり過ごす
日付が 変わった

 きょうは
 だれに
 さまよう

幻想を見るのは自由だと言い聞かす
差し出したものに見合うだけの温度が欲しい

 どなたか
 ....
歪む光
無数の粒子
極限まで集められた音たちが臨界点を超えるとき
女戦士は
降り立つ

ライトセイバーの軌跡に沿って鱗粉が輝く
とらえられない
存在
残り香
薄く しなやかな繊維を ....
月夜以外も気をつけな
積年の情念が変貌するのは
なにものも届かない深い漆黒

ノートだけが友達の少年が生み出したトモダチは
その日動き出した
夢を食い破っては跡形もなく丸めて捨て
先生を ....
世界が僕を閉じるから
僕から
世界を閉じた

空より降る縦線
時計の動く気配すら
奪われた

沸いた湯が白い粒になって広がっていく
見ていた
見ていた
ああ
全部満たしてしまえ ....
恐らくあとすこしで
不器用なりにかたはつく
着地点さえ定めれば

引かれあうには理由があり
途中までは見えている
交わるのかどうかは
舵の切り方


 それはたぶん 既視感、共感、 ....
夫は現業職であった
年を追うごとに疲労を取るための時間が必要となった
上の娘はキャリアであった
特別休暇はあるにはあったが行使するのは困難であった
下の娘は学生であった
結局就職は諦めたのだ ....
やわらかい光のかたまりで描かれた
モニターで微笑む少女
RBGの明滅するパターンで
息をしている
ある男が思った
彼女を、僕の中に

6色インクのカラープリンタで少女を刷った
途端に失 ....
ただ頷いて微笑うのはおりこうさん
泣きながら問い詰めるのはおばかさん
ひとつ問題があって
ものわかりのいいひとの粒子は
少しずつ崩壊している


淋しさをこじらせると
言葉すら思い浮か ....
      だいたい、おかしいと思うんですよ
      市販されてるレシピ本なんか見ると、粉とか全部10グラム単位じゃないですか
      本当にそれで大丈夫なのか、と
      厳密に言 ....
るるりらさんの伊織さんおすすめリスト(11)
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ひとめ_あなたに- 伊織自由詩4*13-10-30
まわり道- 伊織自由詩7*13-10-30
バタフライエフェクト- 伊織自由詩5*13-10-29
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それからはこぐまのサーカスばかり見て暮らした- 伊織自由詩9*13-10-6
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