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固い蕾の頃は
意地でも匂わなかったのに
少しほころんだと思ったら
もう漂わせている

誰かの鼻先を誘惑し
唇にも軽く触れ
甘すぎる香りで
胸の奥深くまでかき乱す

通りかか ....
常夏の島の書き割りが落ちたら
きっとここは西日の当たる四畳半

でも大丈夫

西日の当たる四畳半で今度は
アフリカ大陸の書き割りを描いて

サファリルックに身を包むから

そう ....
スーパーで買い物をしている間に、外はすっかり暗くなって心細くなった。
自転車に積んだ荷物が重くて、よろけないように注意しながら、狭い四つ辻を車と車の間をすり抜けながら曲がった。
ふいに木に咲く ....
たもつさんのえのきさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
沈丁花の夜- えのき自由詩104-3-12
書き割り(芝居の背景のこと)- えのき自由詩203-11-27
ティアラともいう- えのき自由詩303-11-27

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