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ぼくは というと
このからだに いま とどまっている
このからだが うごくことを やめたとき
ぼくは からだと ともに
たしかな きおくを おいて
どこへ つながってゆくのか
わか ....
はだしで たたん ステップ
ひびけば きょうが はじまる
おはよう おはよう
ことりのようにさえずって
あさのぐんしゅうにまぎれても
ひとり ひとり たどりつくばしょ ちがくて
....
そばを
とおると
あぶないよ
いま
からだじゅうの
ネジがとれそうなんだ
おっと
ほらほら
そんなこと
いいだした
いまでさえ
ぽろり からり
おとしそうに
....
とってん
からから
ちまたを
ゆく
とけいと
ぼくの
とってん
からから
ときを
きざむ
ほうそくは
ちょこっと
そくどが
ちがう
ふと
みぎどなり
す ....
ぼくの
きもちが
がやがや
かいぎを
くりひろげて
おしもんどう
したって
へやの
そとの
よるは
むしのこえと
ほしのひかりと
ゆめへ
たびに
でているものの
....
そらばかり
みあげてたら
すいこまれたり
おっこちたりして
ときどき
こわくなる
そらのあつさと
ぼくのうすさを
シーソーで
ぐいぐい
ぎったん
するする ....
ぱちり
めを
あけると
どうやら
ねていた
ほんの
ひととき
ゆめもみずに
わたしは
どこへ
いってたのだろう
おきていようとする
じがが
ねむってしまうとい ....
ぺたり
ぺたり
あしあと
のこして
なんの
かくしんもなく
きょう
あしたと
つづくと
しんじている
いきることで
みたされる
なにかが
くたり
くたり ....
ぴしゃん、と
はねた
さかなのおを
おって
ぼくは
もぐる
ぼくのなかの
くうきは
こぽり こぽ こぽ
ぼくを
つたって
そらに
かえる
ぼくは
ぼくで
....
ほんというと
ぶるぶるするとこわい
だけど
きらきらたのしくて
でもやっぱり
ときおりぶるぶるこわくて
あなたのためにいきている、と
ごうまんにもなれず
じぶんのためにいきてい ....