いってらっしゃい
草野大悟

じゃ
行くね

と、病室を
出かかると

いっTe・・て・・らっしゃい

せいいっぱいの
太陽の声が
きこえるんだ


なみだを
飲み込みながら
おれは

うん、

行って来ます
と、

精一杯の
気持ちを
込めるんだ


IってRaっしゃ・・・・い
気WO//付け.,て



にこにこと、
いつだって
きみは
そう言っておれを
仕事に
送り出してくれた

いつだって、
太陽のように


午前二時でも
三時でも

いってらっしゃい
と。

光のように。


自由詩 いってらっしゃい Copyright 草野大悟 2008-08-07 23:28:32
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