母から、私の野菜過食の罪を告げられた瞬間
木製の食卓は突然老成してしまった
木製の食卓は突然老成してしまった
だから私どうしてもアルコールせざるを得ないの
だからどうしてもアルコールせ ....
小さな傷に満ちた目で
火の曇 光の曇を見るとき
歌はひとつひとつ分かれて
近づくように遠去かる


既知と未知は窓に波打ち
生になじまぬものたちは
光をひとつ負うごとに
 ....
{引用=
「童心というのは、人間はみんな平等だという心ですね。白人の子も黒人の子も、小さいときはいっしょになって遊んでいる。決して差別しない。いやがらない。童心というのは、ものを知らない、ということ ....
1.

かみさまは、どこですか。



2.

かみさまは、どこですか。

道すがらたずねると
あっち、と指をさした人がいたので
ひたすら あっち、に向かって歩いた
歩いて歩 ....
{引用=

「どのようなエクリチュールも、最終的には、言葉を知らない、コトバ以前の感覚的な、感性的な存在を、コトバによって、ということは同時に法によって貫かれた倫理的な世界へと、〜ある決定的な痛み ....
雪のないアスファルト踏む嬉しさに駆け出して跳躍 春が好き


こりこりと先のほうから順番にリズムとられる 竹の子が好き


{ルビ冷酒=ひやざけ}と桜とおにぎりがあればふわりと楽しい 御花 ....
人間は、厄介です





自分が


子供であるのか


大人であるのか


解らないからです





 ....
船で行きました

ああ、あの空へです

あの、虹の橋をくぐって行きました

雲の波に乗って・・・・

星は夜光虫のようでした、まるで

月は灯台のようにあたりをてらしていて・・・・ ....
雪解け水は残雪に囲まれ
降りてくる空を見つめていた
曇はまだらに音を梳き
残雪の声を揺らしていた
水面の風 水底の風
誰も鳥を見なかった




風が小さく ....
{引用=
「詩学は詩の屍体解剖である」  高村光太郎


○まえがき:

 
   はじめにことわっておきますが、私は「詩学」について全くの無知です。はっきり言って、「詩学」が何たるか ....
どこにいるのだろう
時間を記録していた
たくさんの指は
どこへいってしまったのだろう
絵の具の味をした水が
一本の髪の毛から
くちびるへとくちびるへと
終わることなく落ち ....
君と手をつないで見てる赤い空 春の毒皿どこまで喰らおか


満ちてゆく月を恨みつその日まで素知らぬふりで花摘む逢瀬


かの人を心で百度斬ったとて力なき手は髪を梳くだけ


つい ....
道は水に覆われている
水には雪が映っている
雲も風も星もなく
空は粗く覆われている


灯は消え
曲がり角は軽くなる
貨物のない貨物列車に
持ち上げられては降ろされて ....
 22:20。ジョッキでの赤ワイン、干し、真夜中近いのに、次には珈琲を淹れようと思っている。明日は昼からの出勤だもの、少しくらい眠れなくったって!


 晴天の、光をよく含んだ空 ....
牧場は、今日も晴れるや。
山の向こうまで続く青空に
ポツリ、ポツリ 綿雲
良く乾いた干草が ホロホロと
風に浮かびそうな具合で
何となく 美味しそうだと思うのは
雑食動物の脳内変換 ゆえ
 ....
毎日見慣れた部屋の中で
いつもと少し 
違う私になって見ようなんて
時間も いつもとは
少し違う角度で流れて


早いうちに片付けも終えて
それも気が向いたところだけ


テレビ ....
不安げに緑を歩む鳩の目がふと振り返り鴉になるとき



手のなかの鳥の器に降る震えこぼれゆくままこぼれゆくまま



いつわりの光の模様の窓をゆく姿を持たない鳥たちの列
 ....
流れ込むと同時に流れ出る
わたしにつながる別の結びめ
とても静かな爆発の
うごきのかたち
ちからのかたち
恐れでも喜びでも憧れでもなく
目に描き残された
ふたつのかたち ....
自転車をこぐと水車の音がする流れを馳せる冬と春の背



午後の陽の光と音のお手玉が言葉に変わる冬と春の手



こぼれゆく言葉は道にかがやいて見つめつづける冬と春の目 ....
あるべき姿は
ありたいと思う姿は
真っ直ぐに 正直に

でも

絡まるから
絡まって ほどけなくて 苦しくなるから
君を好きだという 僕は
居ないことにしてしまったり

でも
 ....
 眠れない。
 昨夜23時の就寝時にこれから読もうと思っていた本が見当たらないことに気がついたがそのまま眠ったせいか、まず、1:00a.m.に覚醒。真夜中の家の中を探すも見つからず、諦めてまた横 ....
風と鎖の音のむこうに
草木のまばらな原があり
銀と灰のはざまによせて
静かに蒼をしたためている


夜の生きものが見つめあい
互いの光を聴いている
遠く見知らぬ空にまで
 ....
 この近くの木蓮と何処か遠くの木蓮が通じ合ったことがあった。見る眼球の違いにより感じ方も異なっていたけれども、それでも木蓮に目を留めた、という一点、それで充分、強い強い糸がその一点を通った、少なくとも .... 熊髭bさんの「詩を書くのを忘れてしまうススメ」を読んで感じたこと

http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=34372

 やはり、「詩を書くのを忘れ ....
ゆるい灰色の坂をのぼる
両側につづく
新しい建物たち
風に前かがみになり通りすぎ
雪にまばたきながらふり返る
さみしさには おそらく
終わりはないのだろう



雲の流 ....
途切れ途切れの夜の声
混じることのない冷たさと冷たさ
誰もいない川辺の土に
異なる光は降りおりる



鳥が一羽
世界を引き連れて歩いていた
目の奥に浮かぶひとつの雲に ....
橋の下に残された冬
橋の下に生まれた春
流れに映るふたつの顔は
やがて向きあい微笑んで
結んだ手に降る雪を見る
遠い遠い雲間の陽を見る
それは薔薇の花
かもしれない
鼻孔の記憶を痛いほど締めあげながら
目の奥に唐草を描く
たゆたう紫は
いくらもいくらもはいってきて

それは空白のノート
なのかもしれない
サフランの香 ....
みずいろであります
蛇使いの瞳は
右に少女
左に少年を
イタダ・イテいるのです

春の午後ですから
お湯が沸くのも早いでしょう



森の熊さん
その赤いバッグ
誰のもので ....
水を囲んで立つ光
向こう側の無い光
花をくわえたけだものたち
濡れた足跡に浮かぶむらさき


一瞬の音の通り道
色の点の沈む先
にじみほどける滴のひろがり
ひとつだけしかない ....
砂木さんのおすすめリスト(5644)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
食卓での罪- A道化自由詩505-4-13
ひとつ_肌へと- 木立 悟自由詩305-4-12
【家庭の詩学】_#3_感動はどこから来るか- 043BLUE散文(批評 ...8*05-4-11
かみさまについての多くを知らない- 望月 ゆ ...自由詩43*05-4-10
【家庭の詩学】_#2_わかるということ- 043BLUE散文(批評 ...11*05-4-10
春が好き- ヤギ短歌7*05-4-10
【_大人になりたい_】- 豊嶋祐匠未詩・独白1*05-4-10
船で行きました- ふるる自由詩8*05-4-9
午後の羽- 木立 悟自由詩1*05-4-9
【家庭の詩学】_まえがき- 043BLUE散文(批評 ...10*05-4-7
ノート(擦音)- 木立 悟自由詩305-4-7
暁待花- 紫野短歌10*05-4-7
ノート(夜走)- 木立 悟自由詩205-4-6
日々の垂れ流し050406._美味しい真夜中- A道化散文(批評 ...205-4-6
裸のマリー- 千月 話 ...自由詩10*05-4-6
君のいない休日の午後- さち自由詩4*05-4-6
ノート(鳥)- 木立 悟短歌705-4-5
ノート(ふたつ)- 木立 悟自由詩105-4-5
冬と春- 木立 悟短歌5*05-4-5
ぐるぐる- さち自由詩2*05-4-4
日々の垂れ流し050404、快くて正しい眠気- A道化散文(批評 ...805-4-4
想音- 木立 悟自由詩605-4-3
日々の垂れ流し050402、木蓮に連なる- A道化散文(批評 ...605-4-3
【詩を書くのを忘れてしまわないススメ】- 043BLUE散文(批評 ...14*05-4-3
終わりなきもの- 木立 悟自由詩105-3-31
未音- 木立 悟自由詩205-3-30
ノート(流れ)- 木立 悟未詩・独白205-3-30
四月- 紫野自由詩305-3-29
みずいろで- ふるる自由詩2*05-3-28
ノート(明滅季)- 木立 悟自由詩105-3-28

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