実が実を噛んで
光は動く
うねるかたちが
午後をなぞる


あたたかい布
罪びとは
そこにそのまま
あたたかいまま


咽 骨 頬
まるい羽
かたち ....
ある時は見知らぬ土地で
はっ と我に返り
目覚めた帰巣本能がこころを
身体を突き動かし
帰らなくては
家に帰らなくては
その一念で歩みを進めた

またある時はごく親しい町で
突然 道 ....
目の風景に
虹色を見た


夢の中を 生きた
私は誰だろう


暗闇の世界に
世界を 失った
生きている人が
輝いている暗闇を


誰しもが寝静まる夜中にひとり風呂に浸かるわたし
それは
ぼんやりと黄色い灯りにきらきら輝く夢の粒をみるわたし

薄汚れた鏡に張りついた滴のわたしが不幸に見えるのは、もう一人の ....
だれひとりとしてしることのない果実の
種子のほほえみは約束 され
底も無い墓標により
うきぼりにされ た
(風の透明度は(曲線の乳房(声も
(ふるえ(、を(空きすぎる、
(かかしの大空 ....
いつまでも泣いていたら
大人になれないよ
そう言われて
余計 泣きじゃくった子供の日

だったらずっと
泣いている
子供のまんまでいいから
泣いている
大人になったら泣けないなんて
 ....
凍える板の間に
手だけがかじかんでいた
こごえるような 冬の 時でも
じゃがいもを食べ
ほくほくしていたい


暗い風呂に沈む
目を閉じながら
流れる時間に 身を 浸して
そんな気 ....
まちつづけちまった

への口

みどりの窓口へ





(2010・12・15mixi)
サインはV!





(2010・12・12写真)
今日も夜の眠りに落ちた
俺は 生きているのだろう
いつもそんな気がさせられた
街の中を流れている


俺は自分ですらなくなったのだ
こうして 流れる光を 見ている
俺は立ちつくして ....
みどりの心臓へ

かんねんしろが

にじみいる





(2010・12・13mixi)
父親だけではないのです
自分との繋がりを
こころのどこかで疑ってしまうのは

「おかあさんのおなかから
あなたはうまれたのよ」
あたたかい腕に抱かれながらそう聞くと
母親と自分の繋がりを ....
大人は全然わかってないんだから
そんな風に思っていた
子供のころを覚えている
だから今
わが子と向き合うとき
大人になった自分と
子供のころの自分
どちらを優先させようか
ゆらゆら
 ....
ふいに終わる日
規則と壁の絵
路から径
灯と声の重なり
角から角
持たざる夜に
ひとつ わたす


棄てられた標の山を
風は昇る
地と空の雪
むすぶ波
真昼の ....
「はやくしろー!!」
それは少なくともライトオンではなかった。ポケットには、レズビアン専用のテレホンサービスのティッシュが入っていて、うすっぺらいレシートは無印良品の茶色のノートのものだった。バ ....
ごかいはどこかしらん





(2010・12・12mixi)
記念式典
歩道の上に
人の大きさほどの
鉱が置かれる
式典が終わり
鉱は五つに分けられ
そのうちのいちばん小さなものが
あやまって溝に落ちる
あわてて拾 ....
ねぇ
あの島の海燕の卵を捕りにゆくから銃を貸してよ
登れない/切り立った崖の/そのまた崖の窪みに巣はあるから
自動小銃で煩い親鳥を乱射してやるの
海燕の卵なんて食べたことない ....
たどたどしい声で街を流れながら歩いていく私は、今日も緑色のスターバックスを目指していた。焦げ茶色の色に磨き込まれた窓のスターバックスが向こうに見えてきた。3年ぐらい前に品川の原美術館でその展示を見 .... おや(すみ)させてモモ
だきます





(2010・12・11mixi)
部屋は 黒色
一人 眠る
今日も 考えている
私の こだわりを
私の 胃腸から


夜は輝いている
君に帰る
昨日に抜け出ていく
君の中身を
君の憂鬱で


夜など 曇っている
一人 行こう
今日も ....
 恢

きくところでは
りっしんべんは心をあらわす
筆づかいはひととなりをあらわす

書の道のたしなみがあれば
ときをしずめて
おもむくままに
かすれも太く
しゅうしゅうと
 ....
この子は生まれた時から変わっていた。
どう変わっていたかってのは
ちょっと目に分からないくらい変わっている。
何が楽しいのか、絶対に笑わない。
笑わないってのが、また、一つの何なんだが
ニッ ....
僕は眠る
風の 流れを 無くし
ポツリと 眠ろう
渋谷だろうと どこにいたとしても
ごま団子になって 味を 確かめる
それくらいの いいわけだったら してもいい
日の入りから 午後へ
 ....
憂鬱な鼓動を
そこに響かせている


何にもない日の
夢に 落ちていく


輝いた 日没
バス停の 右のどこか


憂鬱な晴れ間をのぞかせている
くたびれたような その  ....
顧みられない壁の横で生まれ
白も黒も知らずに白と黒になり
街を隠す羽を動かしている


冷たいにおい
曇を遠ざけ
冷たいにおい
手の甲を踏む


街に沈む街
 ....
舌を外して
額につけて
すぎる光 すぎる光
ああ本日も
さわやかな曇天なり
自転車を猛スピードでこいでしまう
毎日の生活がある

自転車をゆっくりゆったりと漕ぐ
あきらめとゆとりの生活がある

ぼんやりと歩く散歩の中で
見えてくる気づきがある
気づいてしまう
 ....
君にも誰にもセリフもなくした
一人になるのなら 気楽な物だけど


とてもお笑いだろう
僕は疲れた
とてもひどく疲れているわけ


憂鬱に嫌悪感が増してきた
夢の中の寂しさとい ....
ごめんなさいね セバスチャン
こんなわたしで
もう かくれんぼはおわり
でてきておくれ セバスチャン
α(亀裂の称号)を せめて抱かせて

セバスチャン
ほら きいて
サイレンはやんで ....
砂木さんのおすすめリスト(5644)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ノート(ひとつ_けだもの)- 木立 悟自由詩410-12-15
ずっと帰る家を探していた- 明楽自由詩610-12-15
目世界- 番田 自由詩110-12-15
ダイヤモンドは朝に眠る- アラガイ ...自由詩6*10-12-15
無縁塚の秋- こしごえ自由詩5*10-12-15
涙の行方- 明楽自由詩3*10-12-15
今日はテムズに口笛を- 番田 自由詩210-12-14
たび- 阿ト理恵携帯写真+ ...4*10-12-14
しるし- 阿ト理恵携帯写真+ ...2*10-12-14
白見れば祈り輝く地球上- 番田 自由詩210-12-14
ふゆ- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*10-12-13
子供は身体で世界を、あなたを計り知る- 明楽自由詩210-12-13
親心- 明楽自由詩1*10-12-13
ひとつ_はずれ- 木立 悟自由詩210-12-13
サークル仲間とカラオケボックス- 番田 自由詩210-12-13
つん- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*10-12-12
ノート(47Y.12・12)- 木立 悟自由詩310-12-12
海燕の巣- アラガイ ...自由詩3*10-12-12
コピー用紙の上に書かれていた言葉- 番田 自由詩110-12-12
ゆびあたま- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*10-12-11
君に、指先を告げた、私- 番田 携帯写真+ ...310-12-11
筆づかい- 乾 加津 ...自由詩6*10-12-10
かわりんぼう- ……とあ ...自由詩16*10-12-10
ふぞろいの私たち- 番田 自由詩210-12-10
街の隙間- 番田 自由詩310-12-10
ひとつ_こがね- 木立 悟自由詩510-12-9
ノート(47Y.12・8)- 木立 悟自由詩3+10-12-9
が_ある- Wasabi 自由詩1110-12-9
スネアドラム- 番田 自由詩110-12-9
セバスチャン- 乾 加津 ...自由詩5*10-12-9

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