贈り物が嫌いなのよ

贈られるのも 贈るのも

なんでって?

気持ちのこもってるもの粗末にできないし 
ありがとうございますって頭下げなくちゃならないし
話さなくちゃならないし ....
素敵な言葉を 誰かの中に

一つでも残せたなら

もう死んでもいい


心に生きるさまを

ゆっくり見つめよう
月はもう 沈んでしまったんだろうね

沈んでしまうまでの間

ずぅっと見ていられたら いいのにな

楽しいことも 好きなものも 綺麗なものも

みんな みんな

いずれ いなくなっ ....
出会う直前のゆるやかな空気の中で
小さな振動に身体をゆだねる

日常の大きな振動は皮膚をかすめ
記憶の穴をすり抜ける

身体にしみ込む小さな振動
紛れもなく
理由もなく
一番深いとこ ....
今思えば
すべてのことは
半径二キロの輪の中で
起こっていた
その中は
やさしい
繭のなかのように
柔らかくて

はじめて刺繍糸を買いに行った日のこと
鮮やかに覚えてる
刺繍で風 ....
君がいたから、どんなことも乗り越えてきた。
君がいたから、僕は「愛する心」がわかった。
君がいなかったら・・・僕は、何一つかわらなかっただろう。
君がいなかったら・・・・僕はここにいなかっただろ ....
「今・・・一番何がほしい?」
もしも、今そう聞かれたら、僕はまっさきにこう言うだろう。
「愛がほしい。」と。
今まで何でも手に入れてきた。
だけど・・・愛は・・愛だけは、どうしても手に入らない ....
本当はすべてをあなたにさらしたい
私の脳裏に気付いてくれますか
窓辺から叶わぬ願いを捧げていることを
全身で未来を抱き締めて
出来るだけ広い世界と呼吸を合わせていることを
溢れそうな心の雫は ....
「さようなら」

だけど
ここより行くところはないのです


あなたは今夜も
うろうろと うろついて

寂びしさ 侘しさ 紛らせて
ママに 話を聞いてほしいの?

大人のあなた ....
俺は
あなたに巡り会えた

もしかしたら
もう会えないかもしれない

それでも
俺とあなたの運命は
一瞬重なった

俺の傷とあなたの傷は
まったく同じじゃないけれど

よく似 ....
ある日 私が見捨てた鳥が
私の目のなかに棲みついて
朝は右目 午後は左目と忙しい



ある夜 視線が重なったとき
鳥が見るもの
私が見るもの
憎しみにそんなに違いは無く ....
小さな部屋から
見上げた夜空に
架空の乗り物
架空の星座
笑みのように燃えては飛び交う
カーニバル
カーニバル コンテニュー



小さないのち
小さなかたち
散り急ぐ ....
つかれちゃった
こころのおくに

なげやりになった
こころのおくに

いろんなことが
いやになっちゃった
こころのおくに

ほんとうの
つよさが
ねむっているように
おも ....
ともだちなら
ひとりもいません

ここ何年も
ともだちとして
誰かと 話したことは
ありません

職場にいるのは 同僚
サークルで会うのは 仲間

特に寂しくはありません

 ....
僕は、眠りに入ることで明日へ逃げ込んだ・・・ 7月第3月曜日の海の日の海
砂浜から続いていく波打ち際の
海底はどこも見えない


なんだかんだともう夏なので
麦藁帽子が飛ばされたりします
何か動力でも付いていそうな勢いで
途中駅に ....
鳥と世界が
左目を語ってやまない
他のものが皆
目を閉じている夜も



砂浜では
さまざまな色をした風が
透明な凧をあげている
砂の羽が
ひらいては散る
雲が波に近づ ....
わんわん
吠えるものがあって
そのあたりを
おずおず
掘ってみたら
ぎょっ
犬の死骸が
ぞろぞろ 出てきた
ぶるるっ
熱帯夜の怪である
雨が近づき
誰もいない
贈り物を捨てた



霧に立つ
赤と白の脚
ひとつの弦を聴いた



動かない虫
窓ごしの雨
深緑の声



夜は去り
水は残り ....
夏の朝は暑い

水を撒く匂いと音が好きだから
枯れそうな花にもじゃんじゃんかけてしまう

息子はDVDを見たがってる
しょうがないのでセット

明日もあさってもずっと夏休み
永遠に続 ....
そらが
投げかける光を
見なかった



膨らんだ
ほおぼねのあたり
あかく火照る
夏の痣がひりひりと
ひりひりと
うずいて
コンロのうえ
やかんから溢れる
湯気が
おも ....
ひだはそれを吸い込んで

ぼくはたとえば茫然とし

まるで関係のなさそうななにかに

縋ろう縋ろうとするさまはこっけいなんだろうと思う。





風鈴がな ....
とびおりて
とびおりたまま
じっとして
いつまで
たっても
じめんに
つかないので
こころなしか
ふあんになったけど

したを
みるのは
やっぱりこわくて
ちょっぴり ....
  

  つめたいもの
  扉からながれた
  こめかみのしずくはながれる
  行き先はおぼえているのに
  切符はしらないところへ
  白線をまたぐ
  パンダグラフたたまれてゆく ....
この2本の紐を引っ張ることによって俺は何かを得ようとしている


世界平和か
民族統一か
環境保護か
火星探索か


確実に言えるのはもはや
少女の下着を露にするそんな卑猥な動機の ....
くちびるを閉じると
世界とわたしは
分かれます
くちびるを開くと
世界とわたしは
またつながります
分かれたり、つながったり
くりかえし、くりかえして
わたしはまた少し
遠くへと ....
ほんのちいさな
おもいがけないよいことがあったときの
きみのひょうじょうがすきで
そんなふうにかんじるきもちがたいせつで
きがつくと
きみがよろこびそうなことを
せっせとひろいあつめては
 ....
鳴り止まない犬吠埼
海の声を聞いているのは少女、麦藁帽子
岩に砕ける波の飛沫を数えながら
降りていくのは
坂道

道はいつまでも道で
道は今までも道だった
通り過ぎる国道409号線
 ....
流しでグラスが割れた
まな板がおもいきり悪く愛をとなえると
こらえきらずにグラスが割れた
数すくない夢を
多角のくちびるに運び疲れ
包丁と見つめあっていたからか
鋭く指に切れ目をつけて流し ....
となりのとなりのとなりのへやの
めざましどけいがなりやまないので
ゆうがた六時半にそとにでた
まだ日はしずまず
ふだんよりずっと赤いかおで
西のやまの端にキスするようだった

あんがいあ ....
砂木さんのおすすめリスト(5628)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
めんどうだな- 蒼木りん未詩・独白1*04-7-24
_- 小宮自由詩304-7-24
月はもう_沈んでしまったんだろうね- 蒼木りん未詩・独白1*04-7-24
予感- mayaco自由詩204-7-24
刺繍糸を買いに- チアーヌ自由詩1004-7-24
君がいたから。- 天使自由詩104-7-23
愛がほしい。- 天使自由詩104-7-23
慕うべき月光に- かえで自由詩304-7-23
それは_あなたが- 蒼木りん未詩・独白1*04-7-23
☆157_エイエン- 貴水 水 ...自由詩3*04-7-23
ノート(私が見捨てた鳥)- 木立 悟未詩・独白504-7-22
ノート(カーニバル)- 木立 悟未詩・独白504-7-22
つよさ- 玉兎自由詩3*04-7-21
ともだち- こむ自由詩2*04-7-21
眠り- 智之未詩・独白2*04-7-21
不透明な海の日- 霜天自由詩304-7-21
行方- 木立 悟自由詩404-7-21
わんわん- みつべえ自由詩704-7-20
ノート(贈り物)- 木立 悟自由詩604-7-20
夏のシャワー- チアーヌ自由詩3*04-7-20
らいめいの駒鳥- 自由詩8*04-7-20
打ち水- フユナ未詩・独白7*04-7-20
みみなり- 玉兎自由詩4*04-7-18
- バンブー ...自由詩404-7-18
蝶々結び- 喫煙変拍 ...自由詩2*04-7-18
童話(声)- たもつ自由詩1904-7-18
たいせつなきもち- アンテ自由詩6*04-7-18
交差点、遠い空- 霜天自由詩304-7-17
もうすこし、やさしく- 折釘自由詩404-7-17
日がしずむころ- 竹節一二 ...自由詩904-7-16

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