わかるのがそこで誰でもない一体言葉を聞いていた私自身はどこにいるのかわからなくなるけれど、生きているので、そこだと、いつも、不思議に思える つぎはぎことのはちみつにはちみつたりん

つきから

みはられみはなされ

しずかな雫

こゑはあまつぶ




(2010・12・21mixi)
私の中の世界がそこに流れ出さないが、
目の奥に。いつも、そこには存在する
流れ出そうとしない、私の中の一つの、世界が、
いつも確実に存在し続ける
そこにひとり釣り糸を一本垂らしていた私は  
とりとめもなく 私には 全てが 流れる日常だった
少し 何か 私は思うことは 暗く くぐもっていた
何となく頭に暗い思いを巡らして
ひとみ み

あがる め

みめうるわしきかげ

こよい こ

おそえ





(2010・12・20mixi)
コトバになる前の液体が
血管のように
からだじゅうをめぐって
指のさきからしみでる

溶けているのは
うれしい
かなしい
すき
きらい
うつくしい
きたない
そして
点滅する ....
ある晴れた昼下がり
雀荘へ続く道
持ち金少なく
アコムに寄って行く
か弱い子羊
カモられに行くよ
悲しそうな瞳で
マスターが見ているよ
ドラドラドラ
裏ドラ
タンヤオピンフ狙いで
 ....
うんうんと首を縦にふる
なんだか良いこと舞い込んでくるような

ダメダメと首を横にふる
良いことなんかどっか行っちゃって
なんだか悪いことだらけな日々となってしまうような

こりゃダメだ ....
白いとても大きな雪だるまにして
思いを流れないのは自分自身の体だ
窓を見ながら一人 ぼんやりと 私は流れる季節を見ていた
また そこでひとつ 流れていた 私は
誰の言葉も見ている そこに  ....
灯りがついたら
目をあけよう
灯りがついても
目を閉じていた
灯りがつくこと
だけでよかった



夜を見わたす
坂の風の上
夜になれない
蒼がひとつ
蒼 ....
夕暮れを映す目に耳を寄せ
水の音を聴いている
水の音しか聴こえない
水の音を聴いている


火がこぼれ
また
火がこぼれた
到かないもののようだった


街より ....
りんとながれさり






(2010・12・19mixi)
「これこれこういうわけで好きです、付き合ってください。」
「なるほど、あなたがわたしを好きな理由は分かりました。
でも、私があなたと付き合う理由が見当たらないのですが。」
「それはありません。僕 ....
携帯をにぎりしめる手がかじかむ頃

うちのハートも西高東低

はよかけてこんと、もう知らんよ



 
そこには もう 思うことなど ないが
疲れているのだ 私は
わからないのは 一体 私自身の心の何だろう
一つも 私は 考えた事など ないのだ


震えさせられた 何かに
それは 暗い ....
はげしい頭は孤立して
手段ははしる

さわさわ濁ったざわざわを
電話線に流して
コンビニでおかゆ買って
食べて吐いて食べて
笑って吐いて

さらったあなたを冷蔵庫に保存した
刺身は2日
牛乳は1週間
 ....
たまたまとおりかかった〈い〉のり

ただすかんけい100縁

きれ〈い〉ないのり




(2010・12・18mixi)
         101218


茶葉が
ポットの中で
踊っている
朝と
昼と
夜と


これ以上、蒸らさないで
金曜日の夜
窓をそっとあけてタオルを干しました 。
墨色の空を見上げ
ねむれないのは星と僕だけだと、 知りました 。

遠く離れたあなたの淋しさを思うとき
冷たいコップの ....
嫌われたって 別に かまわないさ
私は 睨まれていた わからないけれど  
肌に ひんやりした空気だけを 感じていた
私は ベネトンなんてものは まったく好きではなかった


いつもの ....
わりきれない素数

ひらり

ねこもらい






(2010・12・17mixi)

白い月桂樹
風の冷たい夜
/クリスマスな夜
ふるさとをいますぐ飛び出して雪の富士、富士山を見に行きたい
そんな、そんな、
そんなカラ空カラな夜だ。

*騒ぎたい夜にはトリスを飲 ....
誰一人としていない街角で
音楽を 一人でぼんやりと 聴かされていた
静かな音楽を そこで 聴いていた
きっと 手に 私は探し続けた


音楽のような 確かな音色を
ぼんやりと 私は  ....
誰もいない夜
何かをしようと思っている 私は
私の思いをそこに巡らせた
ああ これから どこにいくというのか 


流れる風の中だった 君の
老いた体だった 私は今日も
ひとつとし ....
とおりすがる

にんじょうが

ぬくいぜ




(2010・12・16mixi)
めしいの       め
とうめい傷を
おしあてました

みあゲル のでした でも

ても 叩き落し
ても 踏みつけ
ても 凝らし 床に
うち つけ ないすれすれの
   ( られ ....
ひとつの音楽だ 
風だった 流れる それらは
吹き続ける
自分でもない世界を歩いていく


会いたいと思っていた人に
君でもいい
いつも流れる夢を風の中に見ていた
一人もいない 部屋の中で
私は 一人の 孤独な演奏家だった
音楽を そこで 奏でている
手紙を 一人で 読んでいた


終わることすらない 遠い日の 手紙として
何度も いくつかの文 ....
人のいない私は
一体 私は 誰だろう
眠りに落ちていく 
風の行方を見させられた


自分の外に
一体 白い壁の前で 何をしている
夢を見ている 
私は見させられている


黒 ....
唸り声をあげ奥深い夜の森を駆け抜けた氷の風
冬は痛々しい姿で朝陽を浴びる〃針葉樹の霧氷はさらに美しい〃
ひとつ白い息を吸い込んで吐いた
孤独だろうと、そっと目を閉じれば、 広い母屋にひと ....
砂木さんのおすすめリスト(5644)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
地面- 番田 自由詩110-12-22
つぶ- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*10-12-21
漆黒の異世界- 番田 自由詩110-12-21
釣り- 番田 自由詩210-12-21
よいこの時間- 阿ト理恵携帯写真+ ...4*10-12-21
記憶の小道- 殿岡秀秋自由詩710-12-20
ドラドラ- 花形新次自由詩4*10-12-20
うんなひと- 恋月 ぴ ...自由詩22*10-12-20
冬のお金- 番田 自由詩310-12-20
ノート(あかり)- 木立 悟自由詩210-12-20
ひとつ_伽藍- 木立 悟自由詩210-12-19
さら- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*10-12-19
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知らんよ- 殿上 童自由詩9*10-12-19
窓ぎわ- 番田 自由詩110-12-19
泣かない女- 阿ト理恵自由詩10*10-12-18
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遠_聲- アラガイ ...自由詩7+*10-12-18
店舗の、ある一人の人間と- 番田 自由詩210-12-18
ノスタルジア- 阿ト理恵携帯写真+ ...6*10-12-17
空からな栗と栗鼠(からから)- アラガイ ...自由詩6*10-12-17
渋谷- 番田 自由詩110-12-17
モラトリアム- 番田 自由詩110-12-17
ぶるっ- 阿ト理恵携帯写真+ ...4*10-12-16
へや_(幻肢の砦たち)- 乾 加津 ...自由詩5*10-12-16
風雨の歩く中を- 番田 自由詩210-12-16
妙で寂しげな演奏家- 番田 自由詩210-12-16
あるペインターの帰宅- 番田 自由詩210-12-16
_追憶- アラガイ ...自由詩7*10-12-15

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