すべてのおすすめ
明日は五時からの出勤で
起きた朝は寒いだろう

私は何時も上の空で
コンビニおにぎりや
おでんのコンニャクと牛筋をみつめるばかり

でも やはり

時々松家の朝定食が食べたくなって
 ....
木枯らしが吹くビルの下で
私は一人佇む。
北風が、
繊維の隙間をすり抜けて、
肌に差し込む。
私は皮膚という皮膚の
口を大きく開けて、
舌に降り注ぐ血のぬくもりを抱きしめる。

あ ....
ひとの心は果てしなく彷徨う
距離や時間を超えてゆく

痕跡にすぎないものに捉われ
憶測の触手をあすに伸ばしておののく

ときどき何かを削ぎ落しながら
変わってしまうことをおそれながらも
 ....
この世の灯りなんてみんな壊れて消えてしまえ
満たされている順に地獄を見るといいんだ
きょうは鶏祭りだ
去年の祭りからずっと 待ちに待って
ぼくらが普段口にできるのは
食用苔と粘菌くらい
今夜だけは腹いっぱい肉を食べれるから
大人も子供も
みんな嬉しくて嬉しくて


 ....
念なんて 無いねん! 
な~んてな 

強いて 在ると するならば
愉しい 想い

敷いて 在ると するならば
ビニールシート

これがないと 
座っている間じゅう

おち ....
何のために
東京に出向いたのだろう
しょんべんしながら
後ろ向きに走るためにだったのか
それとも
夜中のグランドに
ロケット花火を水平に打ち出して
土煙が上がるのを
眺めるためだったの ....
夏休みの 宿題で
ウケ 狙いなら
どんなモノを 作るだろう

世の中の 夏休みが
恐らく 一段落した後で
ゆっくりと 考えてみる

最近の キーワード
一等先に 思い出すのは
おも ....
同じバカでも
薄らがつくと
ライトなはずなのに
ヘヴィなバカより
もっとバカに聞こえるから
言葉って不思議だね

同じハゲでも
薄らがつくと
ライトなはずなのに
つるっパゲよりも
 ....
子供をたくさん産んだ 女友達
男を連れた 同級生
女が皆で ぼくの、ママになりたがる
   オマエハ、デキノ、ワルイ、コ、ダカラ
   (だったら、見なきゃいいのに
   オマエハ ....
薄曇り
灰色のやわらかなシーツの上
鳥たちが矢印で年のゆくえを示す

あなたがじっと見ている
薄緑の瓶の中にオレンジの蝶
と思えば炎

お湯の中に重い身体を沈めたら
ふかふかタオルで ....
国道から路地ひとつ入ったその商店街はかなり古くからあって、そこそこ人通りも
ある。だがしかし交通の便が今ひとつ。圧倒的集客を誇れるようなキーテナントも
なく、それゆえだんだん寂しいことになってしま ....
はい
父は一昨年なくなりました
何でも胃の腑に硬い{ルビ巖=がん}なるものができたとか
何も食べられず痩せおとろへ
眞つ黒な血を幾度も吐いたすえに死にました
よきかなよきかな
 ....
真夜中に映し出された、
渇ききった林の奥の瞳は知っている。
ほんとうは、
誰にも何にも、
降る雨などないということを。
それは与える愛ではなく、
誰の胸の奥に必ず咲いてしまう
甘ったる ....
時は忍び足で通りすぎる
それを知ったのは
先週の水曜日

ぼくは疲れて
回転する部屋の椅子に座った
それから
頬に手を当てて眠った

ひたひたと階段を下りる足音
屋根裏の空を
飛 ....
浅草のそば屋の座敷で、酒を飲む。

年の瀬の店内は無数の会話で、飽和して
向かいの席に数分前、若いふたりが坐った。
隣の机で、三人家族は静かに語らい
幼い息子はパパの{ルビ腿=もも}に、じゃ ....
君が手をあげて
頬を打った、訴えた、ギミミミ ミ
海峡も凍る、冷たい身体
薄い刃
三本の裂傷
赤どくんどくんにじむ、さいなむ、

閉鎖した屋上から落ちる夢さえ見せない、見せてくれ、ない、 ....
幕開けに
ことばを持たずに臨みたい
髪を切って女という味を色濃くしたなら
フリックで弾いた間奏で涙をながして
愛をいただく年の瀬に助走する
底には濁りがある
ひとさじ掬ってわた ....
歳が深くなってゆく
面倒な打ち上げも終わり
今夜はゆっくりと眠りに就く

肩の張った一年をもみほぐし
ゆったりと湯に浸かりたい

明日は妻に付き合い
餅と柚を買いにゆき

蒲鉾と伊 ....
くるしゅうないちこうよれと
太鼓腹のクルシミマス
赤服を裏返せば
七福Zineリバーシブル
宝船はリバー渋る
Oh! うなばら漕ぎいだした
大後悔あれもこれも
取り込んで八百万の
片づ ....
よきかな、よきかな、

ひつじさん、さよなら、でも、ねむれないときはよろしくね

よきかな、よきかな、

さるさん、あといくつねると、くるさん

よきかな、よきかな、

き ....
街を歩けば
誰も 知り合いなどいない 街
誰も実家に帰省した 誰もいない
そんな街にいた 私


そんな 昔なら ツタヤで 
私はよくアダルトビデオを借りていた
そんな 年末 だけど  ....
地球の温暖化はね
だんだん化の兆候であって
地球自身が
だんだん人が住めないように
仕向けているんだよ

人の冷淡化はね
だんだん化の兆候であって
地球自身が
だんだん人が減るように ....
彼の手が
一つの事を行って
何かを成す
世の中を見据えて作ったつもりだが
それが
無闇に評価される
でも、
実際の所
彼には全てが
どうでもいい事で

ある晴れた日の午後
イタ ....
ビーズのように
煌めいてみえるから
私は掬う
その場しのぎの
粗い笊で
泥水みたいな夜のそこ
横切っていく
言葉の川
掬い揚げたら一層輝きをまして
ただの小石が詩のように光る日もあっ ....
 「師走」というと
 通り一遍の味けは凡庸だが
 「年積月」などと言い換えると
 陰陽五行説を想起して
 なんとなく 芳香が
 五臓六腑から湧きあがってくる
 かくして・・・・
 老眼を ....
回転しつづける君の夜に
墜落するイカロスのちぎれた翼を貼り付ける

思いつくままに貝殻を並べて手紙を綴る
離島の風景をきみの気を引く為に誇張して淋しげに

風化するものはそのままにまかせた ....
不安そうな目で僕は毎日毎日生きている。そんな僕に言いたい、子供のままでいいのだよと。
しかしながら、そんなことを言ってみても、そう呟いている自分も不安そうな目なもんだから、僕はますます不安になる。
 ....
私の耳は雑踏を歩く。
歩きながら無数の罵倒を食べている。
ある声は街中でぶつかりあった肩に
舌打ちし、
ある声は、休日の電話に悪態をつき、
ある声は、暖かな午後に寒いと言って愚痴を吐き、
 ....
ホームスィートホームから風俗嬢にならなければならなかったあなたへ

しんじゃった友達との記憶が許可無く薄らいでくつらみ
四角のなかのアナウンサーは巨大でにっこりともすんともつかぬ顔
ニュースを ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13148)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝めし- チーズオ ...自由詩3*16-1-9
崖の上- あおい満 ...自由詩816-1-9
越境- 梅昆布茶自由詩2316-1-8
ゴールデンアワー、異端の想い- もっぷ自由詩316-1-7
ブロイラー- ただのみ ...自由詩15*16-1-6
念か~あ- 藤鈴呼自由詩1*16-1-5
雑踏変化- 北村 守 ...自由詩416-1-4
今は冬休み- 藤鈴呼自由詩2*16-1-3
薄らバカの唄- 花形新次自由詩216-1-1
マザー・ファッカー- 為平 澪自由詩10*16-1-1
冬の宿- ふるる自由詩916-1-1
きつね- umineko自由詩15*15-12-30
YOKIKANA- 山田せば ...自由詩515-12-30
薔薇- あおい満 ...自由詩715-12-30
時は- オイタル自由詩415-12-29
年の瀬のそば屋にて___- 服部 剛自由詩715-12-29
冬の裂傷- ふるる自由詩7*15-12-29
詩忘(しわす)- かんな自由詩14*15-12-29
明日の予定- レタス自由詩215-12-28
よきかな、よきかな、迎春に添えて、/即興ゴルコンダ(仮)投稿 ...- こうだた ...自由詩6*15-12-28
よきかな、よきかな、迎春に添えて、 - 阿ト理恵自由詩7*15-12-28
ユニクロの空- 番田 自由詩215-12-28
地球だんだん化- イオン自由詩3*15-12-28
Iodine- opus自由詩115-12-28
ビーズ- Lucy自由詩21*15-12-28
光のまつげ_八- 信天翁自由詩315-12-28
自転周期- 梅昆布茶自由詩1515-12-28
感情のみで書いた詩- 陽向∮自由詩12*15-12-28
歩く耳- あおい満 ...自由詩615-12-26
ホームスィートホームから風俗嬢にならなければならなかったあな ...- モリマサ ...自由詩1215-12-25

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