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尽きそうで
尽きそうで
時に思い出したように
夜を縫う
置き去りの夏に迷う
この心のように

かくも小さく
かくも短き生命の振動が
この手に伝わります
見失う日々を
辿れ ....
ワープ航法が確立され
テラから宇宙探検にこぞって飛び出し
地球歴16世紀に始まった大航海時代で
世界が縮まったように収縮を始めた宇宙

銀河建国2198年の今
宇宙旅行のトレンドも52 ....
飛ばない鳥がいたとして
飛べない鳥はいないでしょう
それとも
逆の語りの方がお肌に合いますか

ひとつ許せば
色は濃く
ひとつ拒めば
尚更に濃く
それが
青というものです
さきほ ....
若いときに つくった
地図の上の 砂の都に
いのち からがら  
逃げこんだ そのとたん  
がらがらと トシをとった
{引用=
もっと 水 き ナ
 どっと ☆ か 菜

  加奈 かな 香奈」

もっと オナ れ モ
 どっと ★ み 諏

          魅ク 魅ク 魅ク)))

((リ ....
そんなことはいいから

あなたの話を聞かせてちょうだい
家族のこと
恋人のこと
学校のこと
会社のこと
悲しかったこと
寂しかったこと
こどものころのこと
そんな
いろんな話
 ....
ひたひたと打ち寄せる若い海が、
青い匂いに弄ばれて、言葉の果てで立ち尽くす、
夏に縛られながら。
波は立ち眩んで、一滴ごとに、ほころびる海の雫が
暑さに滲んでいく――。

散らばる熱が ....
濡れている地面を
数を数えながら一歩ずつはじいていく
はじくたびに足の裏がわから波紋がでてくる
地上という大きなかがみの湖にどこまでもひろがっていくどこまでも


やるかやられるかみたいな ....
夏の朝
どこへというわけでもなく
外を歩いてみる

出会う小川のせせらぎが

 さら
  さら
   さら
    さら
     さら

流れ流れてゆく

その川を見守る ....
次の風を待つ間に私は窓際に横顔を
貼り付けて猫背の時間を撫でていた

窓の遥か下にある小学校の校庭では
派手に盆踊りのテープが鳴っていて
けれどこの部屋には更に大きく響く

太鼓の賑やか ....
海の方へと走らす車の中
僕は何を考えて運転しているのだろう
自分に質問しても何も答えは出ず
アクセルを踏む足に力を入れた

優しさなんて口先だけ
と、思えてしまう
信じる程に失望は大きく ....
目が覚めると夢の中で
あぁ、いつもの繰り返しだと
ポケットから湿気った溜息を投げ捨てる
夢の中はぼくの世界と何も変わらなくて
ただ一つ違うのは
誰もぼくを知らないってこと
誰もぼくを知らな ....
さびれた歩道橋の上で
夏を見上げると
空、空 
本当に海まで続いているのだろうか


この橋の下を流れる車の群れが
緩やかな河口付近の川だったらいい
時折陽射しに煌めくヘルメットが
 ....
雲しうみへ
おそいひるのひ
おちていくかけ
ひと
めしあげないで



干しのさなかに
えりのひかりに
しすた
えんじん
むし、き



命めくこと
ろめんにかせ ....
そういえば
一昨日から何も喋ってない

美味くも不味くもない中華そば屋で
気付いてしまった
食べ終えてアパートに帰るまでは
気持ち抑えておこう
と思った先から
残り半分の麺の量が全然 ....
八月。

私たちの街は。少し空気が、変わる。
街宣車が増える。黒塗りの車。スピーカーから、流れるテープ。
ツーリストが増える。大型バイクが空気を、揺らして。
外国人が、増える。たいていは年輩 ....
バザールは活気に満ち溢れていた

女たちは色鮮やかな衣装を身に纏い
自慢の品々を並べて
旅人たちに朗らかな笑みを投げかける
すべては明日の命の糧の
マナトを稼ぐための軽妙な話術

 ....
密集した小さな穴々から、予覚された円柱へと、いくつもの湯の筋が地の粗い曲線を描きこむ。湯の筋に閉じ込められた空間は火のゆらぎをきざしているが、私の体によって、様々な輝度から破壊される。この瞬間にも、時 .... 血まみれでスキップする
お母さんを真似して
とりあえず血まみれになる
その子ども

血まみれの足跡で
コンクリートの上に
楕円を描く
血まみれのお母さん

一定の速度で
キープ
 ....
「こんばんは、お久しぶりね」
聞き覚えのある声に振り返ると
おんながひとり乗っている
「今日ぐらい早く帰ってきてね」と
妻にせがまれたのに残業を強いられた
可愛いひとり娘の誕生日だっていうの ....
うやむやに熔けてしまっていませんか
その夕暮れに

指揮棒に従うことで
いくつの雑音を聞かずに済みましたか


なつかしい歌たちに包まれたい日があります
拒みたい日もあります

 ....
車を運転していても私はすぐ近くばかりを見ていて
遠く先まで見ることを指示されてようやく
改めて世界は広かったことに気づいた
それは指示されたことに従っただけなのだが

狭い世界で怖がってしが ....
せかい、というビンのなかに雨がふります。
あおくとうめいな悲しみが、
ガラスの内がわにすいてきとなって、
したたっていきます。

ビンのなかでも、
そらは、どこまでもはてがないようで、
 ....
イワシの缶詰を

買ってきて

もらった

イワシの缶詰の空き缶は

魚臭いから野良猫が咥えて

行くんだ

カランコロンと音を立てながら

猫がイワシの油を舐めるんだ
毎晩のように夢を見ます
オオアリクイの夢を

粘々とした長い舌
鋭い前肢の鉤爪
ふさふさした長い尾

毎晩のように夢の中で
わたしの主人は
オオアリクイに殺されるのです


そ ....
ファーストペンギンは
勇気があるから真っ先に
海に飛び込むんじゃないよ
後ろから迫ってくる
他のペンギンたちに押し出されて
ぽちゃん
こんな感じ

そう教えて
プールに飛び込んだ君を ....
彼は混ぜるな危険と言う注意書きを無視して
オレンジジュースと牛乳を混ぜた結果
真夜中にオオアリクイがやってきて
耳の穴から脳みそブチュルブチュルされて
あっと言う間に死んじゃいました

粉 ....
A子(主婦39歳)は嘆いていた
価格破壊の世の中を


街を見渡せば
いたるところに100円ショップ
 (なのにレジでは105円取られるのよね)
超ディスカウントショップも蔓延し ....
(でっかいのが、死んだ。)

風殺すようないかり肩に丸刈りの白髪頭乗せて来るのは あれは
ロブス 漁師で 工房の隣の教会の管理人だ
逆光でも分かる お調子者の いつものいたずら ....
打ち震える涙が、立ちならぶ
忘れられた街景の片隅に、十代の足音を揺らして、
失われた向日葵は、いまだ声を上げて、
古い風の臭いに浸り、
枯れた夏を首に巻いて、
届かない空の裂け目を編んで ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13152)
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