すべてのおすすめ
匂いに不快を感じるのは

ひょっとして人間だけじゃないか

匂いはこうあるべきだと

人間だけが感じているのではないか


不快な匂いは生物学的に

化学的に

腐敗に支配さ ....
ノースリーブの27歳OLが
電車のつり革に掴まった瞬間に
手錠を掛けて腕を下ろせなくさせて
無防備なワキの下を
みんなで代わる代わる見ながら
う~ん、お手入れがイマイチですなとか
爽やかな ....
手元には 目に見えるものなど 
残って いないのだ、
と 呟きながらも 

まだ その先に 確かに 存在する筈の
「残り」 を 
紡ぎ出して 生きる

見えるよ
もう少し 先に

 ....
もし僕が君の瞳になれるとしたら どういう世界がうつるんだろうか

もし君の心が盗めるとしたら どこに隠しておこうか

僕は身に余る沢山の夢を持っていた 海の向こうに新しい地平線が見えていた
 ....
御爺ちゃんは お魚を食べるとき それはそれは丁寧に 
その骨をならべて
なぜか 零戦の話をしてくれた 
骨のアーチを並べながら、「綺麗だ」「綺麗だ」と
繰り返えしながら 並べられる銀色
 ....

家へ帰って早速チューハイを冷蔵庫からおもむろに取り出して

さて昨日の枝豆はと見るとなにやら白いものが付着している

黴の生えた人生 ふと自分のことを思う

人に期待もされず人にも ....
     
無期限激務    
うたうたう るるりららりるる うたうたう
意外や意外。  
第千巻完成だ

だいせんかんかんせいだ
いがいやいがい
うたうたう るるり ....
そら
くう
から



変換キィで
世界は変わる

くうですか
くうですね
ひとしくみんなくうになってゆきました

昨晩はよくふりましたなあ ざんざばらん
おかげでからっ ....
僕は夢見る人が好きだ 当然僕もその種族だろう

ただ夢を見ながらも 自分と正対できたらいいと思っている

夢を見る自分を受け入れ それでも夢を夢となずける強さがあれば

毎晩暑苦しくて 真 ....
真昼傾き 首も傾き
燃え上がる厚かましい温度 脳の涼みが分泌されない

真昼空にカモフラージュされて泳ぐ満月
昨夜はフラスコの中の液体を気体を 雇ってもいない錬金術師が
徐に首傾げ こっちを ....
五段変速の自転車が三段変速の自転車をバカにしている 誰にも愛されず遠くまできた ぼくが寂しい夜はみんな都合が悪い ヨーヨーと聞いて 思い出すのは
スケバン刑事

なんのに ゆいに ゆうこちゃん(だっけ?)
最近は タッグ組んで 
はまちゃん まっちゃん へいへいへいに
出演してたっけなぁ〜

やは ....
あざやかな百日紅も
降りしきる蝉の声も
ふと遠ざかった気がする午後三時
少年は愁いを知りそめた瞳で
透明な文字で記された
夏の黙示録を読んでいる
信州の古城の櫓跡から
千曲川を眺める

川面の風景の上には
大きな空が広がり
風が吹きわたる
風に膨らまされた空は
何も言わず、僕の頭上にある

古戦場の舞台となった古城
望める山 ....
どうすれば僕は  
急坂さえも一気にのぼる  
機関車男になれるだろうか?  

この腹に内蔵された  
エンジンの蓋を開けたら  
思いの他にぼうぼうと     
炎は燃えていたのです ....
住む人の居ない
山の墓地

お盆には賑やかに花々が供えられている
生まれ故郷を訪れた人の形跡が
風に揺れる

たった今まで
誰かがそこにいた証拠
ロウソクの炎が
消え残り
線香の ....
夕焼けのオレンジとピンクと薄い水色

併せた柄で帯を巻く
私はガッポガッポとなる
不思議なサンダルが好きだった

手荷物の袋の中身にはきっと
いつも持ってるあめ玉と小銭が沢山入っ ....
下町の団地の小さな台所で
母が作ってくれたホットケーキには
必ず人参のすりおろしが入っていた

海を隔てた異国の地で
日曜日の朝私が作るパンケーキも
やはりほんのり柑子(こうじ)色

 ....
ひぐらしが
違うひぐらしになってしまう日を
待ち焦がれている


太陽の持つ熱とは別の種類の熱が
わたしを包み
わたしに留まる
何もかも解っている
あとは応えるだけ


この身 ....
飼い犬に噛まれた手が人を癒している 僕は君をスキャンしてもう一人君を作ってしまった
とても素直で良い娘だ ちょうど昔の君みたいに

3Dプリンターは存在しないものは作れないんだ
僕はまた恋をするだろう 3Dの君に

そして携 ....
哀しい村を過ぎて丘を下る 教会の鐘が鳴る午後 マリアは涙を流す

礼拝堂は空虚で まるで僕の心みたいに 遠近法を失っている

君の庭園はとても静かだ 静謐という名の永遠

遥か高みを鳥が横 ....
ぼくが温めていたのは
翡翠色でつむじ曲がりの卵
アイスクリームにはボートを浮かべ
溺れるふりして幽霊女とキスをする
ポケットに隠した一人分の蠍をひらり
素顔の道化師に変えてご覧に入れまし ....


あまりもの近さから贈られてきた
体のかけらの数に対して
あまりもの遠さから贈られてきた
幾何学の無限の定理に対して
少しずつ土壌の水をくみ上げる
着実に四方へ向かう風を作り出す
 ....
空を滑り落ちた小鳥のように
翼をたたんで
ムクゲが地面に死んでいる

ぽとり
ぽとり
眼をとじ
命を閉じて

どこまでも拡がっていく夏空の下
次々に開く
新しい花達のふもと

 ....
怖いのは
うえを見上げて
その高さから落ちる事を想像してしまうから
下を見下ろして
今の場所から転落した時の痛みを想像してしまうから
だから
恐怖になるんだ
真っ直ぐ
真っ直ぐ

 ....
たまごのあてさきは
今日も 運動会です


最後には 綱引きで終わるはずですが
お弁当を 食べたフリしている こも いるのしょうから
パン喰い競争は できたら はずさないでほしいです

 ....
いきかがり上
この焼けつくアスファルトを 歩かねば なりません

せみしぐれは しずかです
電気屋の扇風機売り場の せみしぐれとは ちがって
緑の影から にわかに飛び立った 蝉の翼の ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13148)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
匂い- 吉岡ペペ ...自由詩313-8-24
言いたいんどす- 花形新次自由詩3*13-8-23
もう少し_先に- 藤鈴呼自由詩2*13-8-23
人生は不思議だね_- 梅昆布茶自由詩1213-8-22
- るるりら自由詩17*13-8-22
- 梅昆布茶自由詩613-8-21
満月の夜、砂時計が逆さに落ちる【回文】- るるりら自由詩14*13-8-21
あおいそら- そらの珊 ...自由詩24*13-8-21
夢見る人- 梅昆布茶自由詩1513-8-20
錬金術一線を吊る- 朝焼彩茜 ...自由詩8*13-8-20
五段変速の自転車が三段変速の自転車をバカにしている- 北大路京 ...自由詩213-8-19
誰にも愛されず遠くまできた- 北大路京 ...自由詩213-8-19
ぼくが寂しい夜はみんな都合が悪い- 北大路京 ...自由詩1013-8-19
掌金魚- 藤鈴呼自由詩2*13-8-19
八月十四日- 塔野夏子自由詩4*13-8-19
千曲川−夏ー- ……とあ ...自由詩16*13-8-19
機関車男__- 服部 剛自由詩1213-8-18
お墓参り- Lucy自由詩19*13-8-18
隠れんぼしましょ- 最都 優自由詩113-8-17
柑子色のパンケーキ- 夏美かを ...自由詩29*13-8-17
盛夏- 伊織自由詩6*13-8-16
飼い犬に噛まれた手が人を癒している- 北大路京 ...自由詩413-8-16
3Dプリンターの悲劇- 梅昆布茶自由詩11*13-8-16
千の丘を下る- 梅昆布茶自由詩1513-8-15
熱帯抱卵節- ただのみ ...自由詩21*13-8-15
労働- 葉leaf自由詩213-8-14
「ムクゲの咲く朝」__(詩人サークル「群青」8月の課題「漠」 ...- Lucy自由詩17*13-8-14
エールエール- 最都 優自由詩313-8-14
毎日が運動会- るるりら自由詩9*13-8-14
いきかがり上- るるりら自由詩12*13-8-14

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