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わたしは、
与えられない
ことを知らない。
与えられる、
奪いとることは
子供の頃から知っていた
諦める、
身を引く
距離をおく
ことも理解できない
わたし ....
コップ一杯の麦茶に昨日見た夢を溶かして
ぐいとひといきに飲み干す
季節は夏、あくまで夏だった

例えるなら、ここは砂漠
らくだの背中にまたがってゆらり、と
色あせたリュックに刺さる白旗 
 ....
赤くはれあがっていく
この諸手が欲しがるものは、
べっとり熱い熱
弾力の赤い海にのせて弄んで
流し込む遠い川。

くだってくだって
流れていくと
聴こえてくるのは
 ....
いつも姉は変な顔をして
私の髪を引っぱったり
口に入れたりした

足のつかないプールで
私の背中にしがみついてる

バースデーケーキのロウソクを消す
ソファで寝てる
ギターを持ってジ ....
公園広場の人だかりに囲まれて
学ラン姿の少年は、笛を吹く。
指をぴろぴろ躍らせて
黒い瞳は{ルビ魚=うお}のよう。

楽しいメロディ奏でつつ
耳はだんぼに開いてる。
身も心も空っぽにして ....
調理の得意な人は 
もう一次元 ステキな世界へ
連れて行って くれる

そんなレシピを 
考案して くれる アナタは
めっけもん

今流行りの もやしもん よりも
なめこたん よ ....
私は自分の信じたいものを信じ
見たいものを見つけ出し
聞きたい言葉を探し出し
不都合な事実は無視し耳を塞ぐ
反論に備えて(怯えて)理論武装する
あたかも敵国を想定して軍事演習をするように
 ....
湯船の湯の中でアルファベットを書いていると
いくつものカルマン渦が生まれた
小さなCの渦
乱れたEの渦
投げやりなXの渦
Qを書くと
Qの渦が生まれ
その中心が優しく輝いているのが見 ....
ホリック



詩になりそこなった単語が脳裏でくるんくるんと廻り
バス停から自宅まで歩くあいだに3回転半で綺麗に着地を決めました
いろんなものにホリックなあたしは
青臭いトマトジュースで ....
アイスクリーム溶けてメロンソーダのさくらんぼになる 向かいの席で麦わら帽に花柄ワンピのよく日に焼けた女がもたれて居眠りしてる大きなスーツケースの上にアイラブ沖縄と書かれた真っ赤な袋が南国のバカンスひと夏のロマンスなんて言葉連想させて涎が出るほど羨ましい .... 笑顔描かれた靴で蹴られている 辺境とは文明のセンターではないところ
ひじょうに身勝手な定義とおもう

一律の価値観でかたられるが
離島にもひとは生きている

あるいはかれらには
シンプルで必要なもの以外もたない自由が ....
その虫は
どこからともなく現れて
花に潜り込んで喰っている
払い落そうとしても
逃げもせず
しがみついて
貪り喰っているので
憎らしい
しかもとても醜い虫で
気持ちが悪い
その虫の ....
毛沢東氏はGDPよか詩(イデオロギー)を選んだのかなー、の結果が、この限界だとしたら(ちょうど、日本のA級戦犯が日本のGDPに蓋をしてしまったように)(ちょうど、やり手の資本家やら投資家たちが蓋の .... 誰にも見られたくないものを
何故、あなたは見ようとするのか
誰にも言われたくないことを
何故、あなたは言おうとするのか
誰にも感じられないことを
何故、あなたは感じようとするのか  ....
“おかたい本は本店へお願いします”

学生アルバイトらしき若い男が
わざわざ立ち上がりそう言って
ナイロンの大型ボストンバックへ
ゆうに二十近くはあっただろう
書籍を詰め込みなおしてく ....
待ち人来たるのおみくじが神棚の前 今日僕はおじさんに囲まれていた
今日僕はこわれもののように優しく扱われた
今日僕の幸せはおじさんに囲まれていた
とうとう女の子はやってこないのだ



僕は彼の幸せについて考えた

 ....
斑入りの朝顔の葉
白い斑
子供の頃は病気の葉だと思っていた
今では朝顔の個性であると想っている
今では斑のアクセントに自然の美を感じる様になった

斑入りの朝顔の葉
不効率な自然の葉 ....
優しい言葉ばかりを 紡ぎ出す事は 容易い
思っても居ない心を 並べ立てて 
笑顔で お喋り
そういうモノでは 無いでしょう

一つ 一つの 糸を 絡め合えば
喧嘩にも なる

 ....
さそりはいい虫じゃないよ
少年が立ち上がり主張する
だけれど姉さんは落ち着き払って
さそりが星になったときのお話をする

だからさそりはいい虫

空焦がす大花火
さそりは年中燃えている ....
今日も同じ場所で立ち止まれば
聞こえて来る 母の明るい声

「あんたはヤクルトが大好きでね、
 お風呂上がりに必ず一本飲まないと寝てくれなかった。
 ある時買い置きがなくなっちゃった時があっ ....
あの夏を忘れない あの夏を忘れない

あの夏を忘れない あの夏を忘れない



ウラシマタロウ君(28歳)のナツヤスミに終わりはない

何故なら高校3年のナツヤスミからずっと

1 ....
アトピーを掻きむしることのほかに
何ができるわけでもない夜
手の甲をがりがりと掻けば
私がこぼれる

私であったものが
はらはらと床に落ちて蓄積する

少し血の滲んだ指に絆創膏を貼って ....
『鋏』


月が、
夜に噛まれる。
欠けていく姿は
溶けて海となった
残り少ない流氷
その上に、
この足は立つ
諸手は木の柱に括られて
身動きができない。
足 ....
夢の成分が星ひとかけらに相当するとしても
幸せな豊穣には私はもう生きていないかも知れない
と私は手の沈む先の海に密告しなくてはならない
ただ生きているってことは私が海であることだから
まだしも ....
心細さを擽る風が
お腹の底を吹いたかと思うと
今朝からは

おびただしい数の赤い蜻蛉が
突然現れたにしては
脅威的な確率の高さで
ペアを組み
次々に風を横ぎっていく
二匹ずつきちんと ....
あの日以来、
君のその瑪瑙色の目を見てから
すべて吸いとられてしまった
この腕にじみついていたものすべてが
洗い流されてしまった

君のその瑪瑙色の目を見てから
ぼくの黒い目 ....
ピキッと入った 切れ目が
縁の切れ目と 呟いて
円形の 筒を 見詰める

堆く 積まれた 其れは
彼方迄 伸び
留まる事を 知らない

トクン トクン
この 心臓を
赤い 血液が
 ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13148)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
箱庭チルドレン- あおい満 ...自由詩314-8-24
ぼくらが旅にでない理由- あ。自由詩5*14-8-24
- あおい満 ...自由詩514-8-24
pics- mizunomadoka自由詩514-8-24
笛を吹くひと__- 服部 剛自由詩614-8-23
星型の_オクラ- 藤鈴呼自由詩4*14-8-23
私を認めて- ただのみ ...自由詩24*14-8-23
Qの渦- ichirou自由詩14*14-8-23
「ホリック」- 泉由良自由詩4*14-8-23
アイスクリーム溶けてメロンソーダのさくらんぼになる- 北大路京 ...自由詩214-8-23
ぼくらが旅にでない理由/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩6*14-8-22
笑顔描かれた靴で蹴られている- 北大路京 ...自由詩914-8-22
離島- 梅昆布茶自由詩15*14-8-21
独裁者- Lucy自由詩17*14-8-21
いのり_その②- すずき ...自由詩4*14-8-20
- あおい満 ...自由詩19*14-8-20
かたい本- 天地無用自由詩2*14-8-20
待ち人来たるのおみくじが神棚の前- 北大路京 ...自由詩314-8-20
彼の幸せ- nemaru自由詩3*14-8-19
斑入りの朝顔の葉- ichirou自由詩15*14-8-19
やさしいことば- 藤鈴呼自由詩2*14-8-19
さそりの星/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩4*14-8-19
ヤクルト- 夏美かを ...自由詩47*14-8-19
夏休みをめぐる葛藤、と笑顔。- 猫道自由詩314-8-19
痒い夜- 佐々宝砂自由詩9*14-8-18
『鋏』- あおい満 ...自由詩814-8-18
ネアンデルタール人は誰何を強制しなかった- 由比良 ...自由詩6*14-8-18
アキアカネ- Lucy自由詩18*14-8-18
君の目- あおい満 ...自由詩5*14-8-18
湖面- 藤鈴呼自由詩1*14-8-18

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