すべてのおすすめ
素顔を布で覆った、恋人たち
鳥には雲がうかび、空が飛んでいる、鳥
これはパイプではない、とパイプを描く、イメージの裏切り
それらに題名を与えた、マグリットの顔は
青い果実に、隠されている
....
廻り廻ってさようなら
季節はまたも去って行く
やがてはわたしも去って逝く
寒くなったね
それでも今夜はまだ
震えながらも網をかけて
待っていましたよ
今夜はまたすらりとして
....
異人歓待
せいけつな青空を見ている
無限に増幅された起伏の多いハンドリング路を
手をあげて行儀よく渉りきれればお菓子をあげるよ
ゆれるアスファルトに沿って歩遊する
対空師団のようなぼくたちの ....
点滴片手にガラガラと音を立てながらコーナーを攻める青白い男性
その背後から名前を連呼しながら桃色のナースが駆け抜ける
男性の行く先には簡易トイレを手押し車に疾走する老婆
速度を落とすことなく廊下 ....
煙草をすっている間考えたんだ
天気の良い日ばかりでは無い事を
世界はちょうど良い硬さでバラバラにならずに済んでいるが
手綱を緩めたら僕をおいて走り去ってゆくことを
ちょうどバランスのと ....
もういちど ちゃんと 笑って
アップルパイの焼ける 甘い匂い
おおめにふるったシナモン
ふれていたいのは 痛いとこ
こねていたいたいのは やわらかなとこ
アップルバイが焼ける匂 ....
休みたくても 休めぬアナタ
今日は 休日の 筈だけれど
最初から 働く予定を 立てていれば
眠る 布団も 重たく 感じる
動かぬ 我に 罪悪感
だからかな
ちこちこ動く 枕が 愛お ....
雨の日は床の油と土とが湿気に混ざって独特の匂いがする
信号待ちの小学校の前でそんな事を思い出し
雨だ
僕は歩くのが下手で
いつも靴がずくずくで
傘はその意味を放棄している
風が
....
ともだちの家と二軒ぶんのごみだしたから
朝からくたくただって君が言う
今日はお昼から仕事だって
僕は朝帰ったばかりで残り物でご飯をつくっている
刻んであった大根とキャベツをつかう
....
雪の音について語る パーソナリティー
無音は 存在しない
昔から しんしん こんこん
色んな 表現が 有るのだ 、 と
ここで 立ち止まる
訳には 行かずに
ハンドルは 握った ....
中身の分からぬ箱を
幾度も運ぶように夜は来て
色を静かに塗りかえる
重ねられた隙間が鳴く
地球の裏の蝶
緑へ落ちて
陽を弾じく影
あたたかな不安
永い永 ....
目の前にまっさらな木の板がある。
ペンを持つ手があらわれ
中心に名前を書いていった
それは一つの遠い約束。
生まれるよりずっと昔から
何者かに記されていた
あなたの名前 ....
地下鉄のホームに
吹き抜ける風の方に
貼られたカラー写真の新聞から
「オリンピックメダリスト・銀座でパレード」に
押し寄せた人波の歓声が聴こえてきた
夜明けと共に、眠い目をこす ....
帰省時に バスに乗った
タクシーでも 良かったし
母の 車を 借りても 良かった
地元に 密着していた頃は
気付かなかった
外から 来た場合の 道を
撮影してみたい と 思い立ち
....
人は
何のために祈るのだろう
自分のため
家族のため
社会
世界
宇宙
それから
私たちは知っている
幸せは
すべての人にはこないこと
多分に
相対的であり
他人 ....
{画像=121014170013.jpg}
遠くから聞こえてくる音楽
幾つものの輪が拡がって
自分の心のどこかで繋がっている
初めてスキップをした時、
いつだったんだろう?
....
しまったって感じで今頃朝顔が咲いた
いいんだよ
夏を閉じこめた種はまた蒔いてあげるから
路線図の名前をとおりすぎるたび夕暮れの記憶となって
建設中のクレーンをかすめる金属音の反響
かりそめの服を着たらもう祖父の葬式だった
東京は暮らし辛いねと母が呟き
落とした花を持て余している会 ....
坂道の途中
ぽつんと一つ、ゴミ箱一つ
昔ながらの黒いゴミ箱
黒く塗られたゴミ箱一つ
ゴミ箱の蓋に
膝を抱えた子供が一人
ぽつんと座り
虚空を睨む子供が一人
唇咥えた子供が一人
....
まだ何もわからない頃に
考えるよりも先に
ためしに一つ作ってみようと思った
手が捏ね回していたら
くびれて腰になって
悪ふざけで尻ができ
二つつまんで胸になり
ゆびで裂いて股をつくっ ....
忙しさって
人それぞれだと思うけれど
押しなべて 人生の山谷が同じだよ なんて
称される様に
感じ方も バイオリズムみたいに
異なるんだよね
例えば 今月は
後半に 勤務 ....
積乱雲が雨を降らせる。
空が好きだな。雲が好きだな。それを映す
水面が好きだな。言い出したら霧を見つけた。靄も好きだ。
雲の根源は地上に流れる水にある。
葉の裏から出た水蒸気にある。
空が私 ....
僕は子供の頃金太郎飴がすきだった
でも一緒に暮らそうとはおもわなかった
金太郎飴よりは
それぞれ違ったいろいろな飴が
食べたかった
あまり関係はないが古い知り合いの井上さんは
....
うちらの仲間内で 化粧濃いのって
居ないよねぇ〜
そんな会話をしていた
誰かは スッピン フリークス
時には キラキラ アイズに フォーリンラヴ
だけどね キラッキラの 世の中 ....
秋空のした二人の生活がはじまるのですね
おめでとうございます
こけつまろびつ行く二人三脚のような人生もけっこう味のあるものです
ときにふたりの関係が風邪をひくこともあるでしょう
でも長引か ....
小池さんが出てきたのは
キン肉マンだったっけ・・・
ジークなんとかは
ファーストガンダムなんだよね
続く名前が 出てこないけど
などと 考えていると
ずるっ と すすろ ....
ありのままの
星空よりも
ふんわりと雲のかかった空を見上げ
満天の星空を
想像する方がきれいかもしれない
ありきたりなことだけれども
わたしたちの想像力は
ある種の創造力よりもずっとずっ ....
カテゴリ違いの方向
カテゴリイって言うとまた別の状況
を、起点として加速するタービンとコイル
原子力発電所が叫ぶマイナス感情
太陽に向かって届けこの放射能
観測史上最大が日々更新されていく現 ....
夏休み最後の日曜日
娘達を連れて出掛けた『ツタンカーメン展』
それまで静かに私の後をついて来ていた下の娘が
王妃の小像の前で時突然口を開い ....
一流の人と研究した。
NIESで研究した。
間違えだと思ったらすぐ直せ!
統計は正しく使え!
色々声を掛けてもらった。
自分には能力がなかった。
大学院に落ちたときは
君が女だったら ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439