すべてのおすすめ
あたしの爪が赤いのは
マニキュアを塗ったからではなく
あなたの身体を突き刺した血で赤いのだ
あたしはいつも
爪に尖った金属をつけている
あなたとこの身を交わすときは
あ ....
東日本大震災・死者・行方不明者数
二〇十二年三月十日
死者 15854名
宮城県 9512名 岩手県 4671名 福島県 1605名
茨城県 24名 千葉 ....
野イチゴ摘みに連れてって
もう夕方だけれど、そんな小さなことは忘れましょう
暗くなってもいいじゃない
月明りで摘みましょう
おいしくなくてもいいじゃない
野イチゴだってことが ....
詩を書いたことがある
少ないのかも知れない まわりに そんな人は
寒い冬の明け方
仕事で 遠くに 出かけていく人を見た
僕には たぶん できそうもない
そうも言ってはいられない経済状況な ....
空から枯葉が落ちてくる
頭上の木から切り離されるのではなく
空の見えない高さから
無音とともに落ちてくる
空の見えない高さの
さらに高いところの
その向こうがわ
宇宙の深淵のような場所か ....
歩道橋から
ひとりでに降りてきた
自転車の荷台には
期限切れの缶詰の山。
パイプ老人は痰を吐き出し
話題に上がるのは
幾ら値切ったとか、
踏み倒した事故処理と
レジの前で立ち往 ....
オラオラオラァ!
モダンで薄っぺらな靴なんて目じゃねぇ
ちびて薄汚れちゃぁいるが、これが歩み続けたおいらの勲章でぇ
わずかにからだがゆれている
冷気さえ眠る夜に
自分がふれた蛍光灯のスイッチの紐が
ゆれているのを見て
からだがむしょうにふるえてくる
ずいぶんと経たが
もうな ....
深紅の薔薇を投げた夜
いくつもの吐息をかさねていた
僕達の想いには名前がなかった
そんなもてあました悲しみが
僕達は好きだった
いくつもの季節を共有し
違和を閉じ込めた小箱を持って ....
あるだけの色を使った絵も
覚えたてを書き並べた字も
すべてきみの詩(うた)になる
一枚一枚
大切に束ねて
詩集はきっと
ベストセラー
表紙はきみの似顔絵
母さんが描いてあげる
....
走り出してから 周りを見つめたら
同じ速度のタイヤが 話しかけてくれるかも 知れない
止まっていた頃には 見えなかった 回転軸が
妙に 面白くて
互いに 笑いながら 進めるのかも知れない
....
陽は沈み
わたしも 想いに沈んでゆく
白かった あの少女のワンピースに
色を重ねるみたいに
おとなの
ぬりえ
おひとつ
いかが
決して 一概に、一途だったとは云 ....
∞夢
(誰も助けてはくれない真実がある
古代文字 )― 首のない
遺骸 / 200円
コンビニ
/助かった少女
? (絆
僕が救われたのは誰かを助けるために
/導かれた ....
魚編の漢字が好きだ
目から鱗という言葉が好きだ
逆鱗に触れるという言葉が好きだ
そして わたしの言葉を読んでくれるだろう そんな あなたが好きだ
回遊する魚のように
....
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで、束ねられた数枚の紙でしかないそれを僕に差し出すと、君は下を向いてコップについた水滴を指で撫ぜた。
何気なく開いたページには、立てこも ....
何も知らない日々が
ぼんやり流れているようだった
知らない恋人と僕は歩き続けていた
街の 住み慣れた世界の郊外にある 沼のほとり
その汚れた沼には誰も来ないようだった
だけど 僕らも ....
おそろしいものに
心あたった朝、
月は
黙って
灰色でした
わたしの言葉は
薪のようです
誰かの夜を
あたためうるならば、と
みえない炎を
見つめかねな ....
枯草の中に埋もれた
名も無き花のつぼみが
こちらに口を開いていた
花の声に耳を澄ましていると
自らのつぼみが
開いてゆきそうな気がする
老人は溜息をついた
己可愛さに守りに固執する馬鹿者どもの多くなった事よと
老人は猟師である
日本ではもう少なくなった狩りを主とする人生を送っている
老人はとある子供にいった
お ....
たとえば
人は誰かを捨てるとき
オブラートに包んで
口に入れる
ゆっくりと嘘が溶けていくように
胃の腑に落ちた
真実の味が
逆流して口の中に溢れだしたとき
その苦さに顔をゆがめ ....
まじないめいた
隙間がすきです
ほほえみきれない
ほの明るさも
あしたはぼくを
待ちますか
おんなじ思いの
きみですか
危ういそぶりの
ゆるしがす ....
だれに
味方をするでもなく
秋はしずかに燃えている
わたしが
ひとを敵視するのは
燃えようとする
哀しい加速
はなはだ容易い
弱さの
露呈
いっそ
水にな ....
鳥が啼いてゆく
いつか、いつか、いつか、
赤い夕陽がしたたり落ちて
心を焦がす イタイホドニ
{引用=近づけばまた遠ざかり
遠ざかるとまた近づく
蜃気楼 日々は}
そしてまた ....
あなたは何において父の後継者なのか
という問いに
わたしは おそらく負債において
といったときの
背を伸ばした麦の穂は
熱帯のようなひかりの拒否に
砕けかれていく
いまは
....
ふかくふかく沈んでいく
ひかりが ひとつひとつみえなくなり
一番遠くのほうで白い水仙がゆれている
たびたび あわがすこしずつのぼっていくと
呼吸しているこ ....
自分の子孫を残したかったから
好きな人の子供を産みたかったから
本能?
老後をさみしく過ごしたくなかったから
家の存続の為
母親になりたかったから…
色々並べ立ててみましたが
どれも ....
窮屈さや 自由に非ぬ 気持ちを抱かずに
日々 過ごせている 私は
倖せなのだと 思う
一息 入れれば
自由から 我儘に 翻る
とも 揶揄される角度で 暮らしているのだから
そんな私 ....
同窓会行ってきますと言いながらマンガ喫茶で時間潰す日
プロペラは淡くめぐり
煙を追い出す、雑木林に目をやると
(野良犬にこじ開けられた)
トタン塀の隙間から人影のような雑草が
生えていて
風が吹くと意味もなく揺れる。くすんだ
ビニールのコルセ ....
夢や希望がないと
生きられない
どんなに苦しくても
ご褒美があれば生きられる。
どんなに大変でも
人の笑顔を思えば
生きられる。
支えてくれる人が
いれば生きられる。
勇気と ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト
(13152)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
『鎖』
-
あおい満 ...
自由詩
6*
12-11-25
透明な統計表—デッサン
-
前田ふむ ...
自由詩
3
12-11-25
野イチゴ摘みに連れてって
-
ゆべし
自由詩
4
12-11-25
心は六本木に
-
番田
自由詩
1
12-11-25
枯葉
-
岡部淳太 ...
自由詩
11
12-11-24
[:other
-
プテラノ ...
自由詩
1
12-11-24
オラオラオラァ!
-
殿上 童
自由詩
24*
12-11-24
新生_デッサン
-
前田ふむ ...
自由詩
9
12-11-23
デスペラード
-
梅昆布茶
自由詩
31
12-11-23
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで
-
小原あき
自由詩
9*
12-11-23
タイヤと一緒なら
-
藤鈴呼
自由詩
5*
12-11-23
おとなのぬりえとシュレッダーとの相性
-
もっぷ
自由詩
7
12-11-23
偶然に
-
アラガイ ...
自由詩
5*
12-11-23
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで
-
るるりら
自由詩
23*
12-11-23
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで
-
木屋 亞 ...
自由詩
10*
12-11-23
裏原の中で買った財布
-
番田
自由詩
1+
12-11-23
アンドロメダ
-
千波 一 ...
自由詩
7*
12-11-22
花の声
-
服部 剛
自由詩
6
12-11-22
老人と少年と通りすがりの私
-
田園
自由詩
3*
12-11-22
【_遅延効果_】
-
泡沫恋歌
自由詩
20*
12-11-22
この指とまれ
-
千波 一 ...
自由詩
7*
12-11-21
秋・絢爛
-
千波 一 ...
自由詩
10*
12-11-21
いつか、
-
石瀬琳々
自由詩
10*
12-11-21
家族写真—デッサン____
-
前田ふむ ...
自由詩
3*
12-11-20
朝—デッサン_____
-
前田ふむ ...
自由詩
11*
12-11-20
動機
-
小原あき
自由詩
8+*
12-11-20
揶揄される角度
-
藤鈴呼
自由詩
4*
12-11-20
_同窓会行ってきますと言いながらマンガ喫茶で時間潰す日
-
北大路京 ...
自由詩
6*
12-11-19
:detour
-
プテラノ ...
自由詩
7
12-11-18
夢や希望がないと生きられない
-
ペポパン ...
自由詩
10*
12-11-18
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