すべてのおすすめ
何かを 君に 伝えるために
言葉ばかりで 足りなかったから

僕は 大好きな 大好きな
この音を

君に 届けたいと
そう 思ったんだ

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:* ....
今、学校の課外とか、夏期講習とかで大変なんですけど、
親戚が家に遊びに来た時、
半年振りに会った従妹の女の子が、
俺の疲れを吹っ飛ばしてくれたよ…

少女の素晴らしさ、
ろりっ娘って本当に ....
出来れば 完成された 写真が 
本当に 綺麗で有ることを 望むけれども

本当は そうじゃ無いんだって 
心が 言ってる

今 写真に 残したい
今の 私が 耀いて 生るから  ....
 
 
欲望にはかなわずに
まあその辺は
勘弁していただいて
いくつかの
間違いもございましたが
おかげさまで
今こうして
なんにもない、に
なりました
とで ....
高速道路からみえる
一番目立つ集合住宅
おそらく
ここは
八王子あたり
名前を
つける

マツリハイツ

窓のひとつ
ひとつに
すき 
きらい 

はりつける
頭だけ ....
俺たちはもうそんなに遠くへは行くことができない
俺たちにはもうそんなに力が残ってはいないし
それにもうじゅうぶん遠くまで来てしまったから

石段を降りた水面の高さから
今度は二段昇った水の上 ....
恋の終わりは
キリバナ
キリバナ
死んでいるのか
いないのか

ガラスコップの
一輪挿しが
あっけらかんと
咲くように

私は
あなたを失って
冷たい夏を咲いている

も ....
 ゆするくんが席をゆずった
 ゆずる君が席をゆすった
 ゆするくんが席をゆすられた
 ゆずる君が席をゆすり受けた


 ゆするくんがゆずる君を揺する
 その順番をゆずる君 ....
 
 
汽笛が鳴って観覧車が発車する
ゆっくりとした速度で空を進む
向かいの席に座った初老の女性が
リンゴを剥いている
いかがですか、と勧められ
親戚でも無いのに半分をいただいた
リン ....
じわり、じわり
おぞましい何かが
昼寝のあとの
とろけたわたしに
迫ってくる

自分を嫌いになることは、
悲しいことだよ
きっと
きっと
とても悲しいことさ

冷房が最高に効い ....
起きぬけに 聞こえ驚く 蝉の声

*

蝉の声が 珍しい 訳じゃあ 無かった
地元でも 聞いていた 筈だった

だけど 起こされる迄の 大音量は
初だったので

思わず 録音スイッ ....
ティペットが
アイに通らなくなってきた
おそらく
それは右眼のせいであった
自分が思っている以上に
自分自身の
メンテナンスが必要だった

フライロッドにも
リールにも
ラインにも ....
家族愛はすべてこれを禁ずる。
愛は諍いの源であり、
家族を無謀にも守ろうとするときの愛こそは、
もっとも危険な諍いを生むからである。

落ちてゆく者は、
落ちるがままにとどめる。
かれを ....
遺影の視線は遠い
叔母は この荒れた庭の様相を
予想していただろうか。

二十年近く、庭の入口に置かれたままの
雨曝しの軽トラックの窓から
自生した花が突き出ていた。

自宅菜園の畑は ....
まっすぐにしか
生きられない

だから
いいことも
わるいことも

真正面からうけてしまう

苦しむ
悩む

ジタバタする

コトバの裏を
読みとれない

未熟

 ....
 
 
窓ガラスに
幼い指紋がついていた
指紋をめくると
それは昔の日記帳だった
歩道橋で終わっていた
日記の続きを書くために
歩道橋を最後まで渡り
階段を下りた
まだ小学生で
 ....
すずめをひいた
会社に出勤途中
青空の下でひいた

フロントガラスからみえた
ちゃんと道の上を横切ったのに
なんですぐ私の車の下に引き返すの
くちばしから餌を落としちゃったのか

あ ....
峠を越えると
雨は止み
雲の隙間から
一筋の
光が降りていた

神様が
父を迎えにきたのだ
私を待たずに

もう何もない
父の体を抱く
まだあたたかいのは
生きて ....
区切ってばかりじゃ つまらない
悲しいことも 沢山 有るから

何処かで 繋がって居るって 信じながら
歩まなければ 仕方無い

希望 妄想 垂れてばかりで
愚かだねって 笑われたって  ....
夜、雲がかかっているが、月は見えている。
けれど、星は見えない。
それは、晴れている日でも同じこと。

どこかに位置し、どこかに向かっている。
定まらない場所、正面。
真下を太陽が通過して ....
また背中にGがかかる
いや、重力ではなく塊りが押して圧迫している
左の肩甲骨の上に乗るコンフュージョン
緊張が高まり首筋まで凝ってくる
あまりの重さに頭の中で
コットンフラワーが咲き乱れ
 ....
木に見ている 帰り道の暗い羊と
群れに 遭遇する
車で走っている時 私は
小山の向こうに いつも 
手に 銃など持ち合わせてはいないのだが 一本が
遭難者の旗が 立っている 一本の旗が
誰 ....
流れていく ぼんやりとそんな人形を見ている
おとうさんの形や
おかあさんの形をしている
春分の日に何となく手に入れようとしている


バービー人形の中の銀紙を
腰を下ろして ラムネ色 ....
 
 
大根の上に
小さな虹がかかっている
きみは虹を切らないように
器用な手つきで
大根を切っていく

飛行機がいつもより
低く飛んでいる音が
屋根の上にある空から
聞こえてく ....
君はたしかに一介のピーマンだったが
人間工学をあざ笑ったのであろうか
一塊(ひとくれ)の粘土をしぼりとった手ごたえと
大胆なくびれ はじける地肌が第一印象なのだ
小麦色の少女のはちきれんばか ....
夜の匂い

風にのって運ばれてくる秋の気配
近づいてくるものがあるとき
遠ざかるものがあることを
忘れないでいたい

街灯の下に積まれた
夏虫の死骸をよけて歩く

漂う ....
物語とゴミ箱は切り離せない―

その夜、籠から逃げだしたハムスターが家から逃げだした。
飼い主の女の子が軒先で名前を呼んだのを私は聞いた。
しかし、公園のベンチから立ち上がる気が起きなかった。 ....
 
 
テレビでクイズ番組を放送していた
面白そうだったので
テレビの中に入ってみる
星空のきれいな高原みたいな場所に出る
子どもの頃、幸せな気持ちで
家族と一緒に来た気がする
振り返 ....
 
 
誰が決めたのかわからないけれど
いつの間にか
どこまでも一列に並べられた
みかんの上を歩くことになっている
一歩踏み出してみる
みかんは潰れ
小さな悲鳴が聞こえる
なるべく潰 ....
夏 それは 虫かごの季節
緑色の 四角い プラスティック製の 住まいに
友達を 集めようと 躍起になる

自分の背丈よりも長い 網を手に
上手く バランスの取れない姿は
ヤジロベエのよう
 ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13152)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
*ハープ- 藤鈴呼自由詩2*10-8-25
近況報告- 一 二自由詩310-8-24
フォーン- 藤鈴呼自由詩2*10-8-24
石ころ- 小川 葉自由詩610-8-23
148歳- イシダユ ...自由詩2110-8-23
水の上の透明な駅- カワグチ ...自由詩1110-8-22
キリバナ- umineko自由詩13*10-8-22
【文字における】_ゆするくんとゆずる君_【リズム感】- ヨルノテ ...自由詩3*10-8-22
汽笛- たもつ自由詩4+10-8-21
「只今飼い主募集中です」- ゆず自由詩3*10-8-21
夏帰省- 藤鈴呼自由詩2*10-8-21
わかされを条件反射で進む釣り師- 北村 守 ...自由詩210-8-21
透視図法- 佐々宝砂自由詩2*10-8-21
手形- プテラノ ...自由詩410-8-20
まっすぐ- 森の猫自由詩6*10-8-20
エリーゼのために- たもつ自由詩2510-8-19
けど_でも- 砂木自由詩10+*10-8-19
今日一日- 小川 葉自由詩4*10-8-19
区切り- 藤鈴呼自由詩2*10-8-18
食べられるための蛙、特定外来種に成り上がる。- ブライア ...自由詩110-8-18
重力加速度- 渡 ひろ ...自由詩18*10-8-17
熱帯夜の夜_- 番田 自由詩610-8-17
春分の日の夢に- 番田 自由詩110-8-17
ブリ大根- たもつ自由詩910-8-16
ピーマンの個性_(想起させるものに、忠実に)- 乾 加津 ...自由詩3*10-8-16
「遠ざかる季節に向かって、さよならを言うまえに」- ベンジャ ...自由詩3*10-8-15
[:shoot]- プテラノ ...自由詩2+10-8-15
回答- たもつ自由詩410-8-14
みかん- たもつ自由詩810-8-12
かっぱっぱ- 藤鈴呼自由詩2*10-8-12

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