すべてのおすすめ
空がこんなに青いのに
死にたいと嘆く 冷蔵庫101号室に住んでいるレモンなんてジュースにして
空のそらぞらしさなんて
御構い無しに たわわに実った 金柑の実を小鳥のようについばんで
よもぎのパ ....
指先でぬぐえない
苦しみの跡が
陸にあり

次の世代に期待、と今の老人がいうとき
それは諦めでもある
問題を解決しても次の問題が持ち上がる
償いをしても次の償いを要求される
支配者を排 ....
三月のかた雪の上を歩いて
湖を行くと
半分水につかったまま
凍りついた樹の枝に
ふくろうがいた
ふくろうは目を閉じていたが
やがてゆっくり見開くと
私をみつめた

ひらべったい猫に似 ....
雪国の春は
急に速足でやってくる

庭の雪がみるみる解けて
クリスマスローズは
地面に張り付いていた体を
ゆっくり持ち上げて
太陽を見てる
土に溶けてしまった葉っぱもあるが
その真ん ....
死んでみてわかった

あの世の消費税は
100%なんだよと
父が逃げるようにこの世に帰ってきた

それが私の息子だ

あの世でも
何かを消費しなければ
生きていけないら ....
おいらはショクパン
耳はカタイが美味しいゾ

どこかの誰かみたいな登場だねぇ
からかう声がする

そんな事 言わないでくれよ
超ショックだよ!

ショックが溢れ出してしま ....
あの大きな地震から三年たって
家を建て直した人の窓ガラスが悪意で割られるという現実
廃炉問題や生活再建や瓦礫処理はまだまだ続きその一方で
こちらの生活は元通り
スーパーで売っていないものはない ....
小枝
小石
いきどまり
切り株
ほんのちょっぴりの孤独
ガラスの破片

太陽
これは夜
これは死
これは罠
これは釣り針
畑仕事
木の節目
カ ....
重力を連れて散歩に出る
途中で箱に捨てられた電卓を見た
すでに衰弱して鳴く気力もない
可哀想だったが液晶は嫌いだ
電圧に媚びを売る様が正視できず
家に連れて帰ることができないのだ
ポケット ....
かなしみをください
あなたの傷口のように深い夜に

ことばをください
書き忘れた遺書のように
端正に綴ってみたいのです

桜が眼に沁みてなぜかせつなく
なにかを教えてくれるのですから
 ....
夏が秋のぶんも働いている ドイツ語で弱音吐いた 10代の終わりころ、私はろくに人としゃべれない少年だった。ごく限られた友人と家族だけを相手に会話し、それ以外の広大な人の群れに対しては固く口を閉ざした。自分の言葉はすべて不適切であり、自分の言 ....  
月夜の桜にご用心

照らされた花吹雪に心をもっていかれるという

そんな夜はおひとりになりませんように



 
「劣等生」の レッテルが 悔しくて
「優等生」に 書き換えた 

悪戯に気付いた 先生は
「遊等生だな」と 叱ったが
ボクは 気にしない

気にくわぬ 看板は
描きなおせと 教えられた ....
因果が 眼鏡をかけた男の統計的手段によって
幾何学的なネットワーク構造に編まれている

秩序だって組立てられたものも
カオスも情緒も彼にはいらなかった。

不合理と不可解
つまり必要なの ....
僕は以前住んでいたマンションに帰ってきた。
駐車場でたくさんの女の人が踊っていて、おしりが丸出しだったけど、あけすけで魅力がなかった。僕は部屋に帰るのをやめて、持っていたはずのない車に向かった。僕の ....
自然の形成力と人間の矯正力が、大地の響きが錯乱する場所で渦を巻いて凝縮され、蓄えられたエッセンスが滴としてポトリと落ちた。農の滴は、嵐と豪雨と雷の飛び交う空の高みでひと時羽を開き、やがて人間と自然との .... 外来魚泳ぐ歪なピラミッド 網の中上半身だけ魚 隠しても 強がっても バレてしまう 瞬間には 
その 洞察力に 感動したり

「何故 暴露する?!」と
逆ギレしそうに なったりもする 

前者の場合 
「本当は 気付いて欲 ....
帰宅する

幹線のJRの駅から田舎電車に乗り換え
一五分ほど奥まった田舎の駅
そこが自分の住む家の最寄り駅である。
妻と子が二人、義父母二人
六人が暮らす自分の家だ

自分の父母は随分 ....
ストーブよく燃える誰もいない部屋 トヨタのワゴンに乗って
ネトウヨの車にのって
おれは回転寿司へむかう
雪はころげつつ
ワイパーにそってふっとぶ
おれは結晶を見るのをやめて
プラスチックボードの
ポリエステルの埃と
フ ....
花束を君に贈ったのは夏が終わる頃だった
小首を傾げて微笑んだ君との時間をを僕の心の壁にかけてあるんだ

何を約束したのか忘れてしまったが
秋の訪れとともにそれは緩く解けて雲に流れていった

 ....
それはなかったことにして

ではなく ないことにして

これもなかったものと泣き

いや ないものと叫びたいだけで


火の粉が夜空を浮遊する


仰ぎ見るわたしの口 ....
自分の言葉や 生活が
薄っぺらく 感じてしまったり

誰かのココロがが ペラッペラと
透けて 見えたりした 瞬間は
頭の中で 和紙を 作る

昔ハマった「織り姫」おもちゃみた ....
よくしゃべる星空に相槌を打つ 寝てる間に僕は
バージョンアップされているらしい
知らないうちに新情報がインストールされている
過去と未来の脈絡もなく
誰かと入れ替わったことにも気づかず
昼夜を問わず
意識にのぼる暇もな ....
短い夢の中で
大声で泣いた
会いたかった
探した
追いかけた
夢の中では
心が息を吹き返す

例えば
一日の疲労にゆらゆら身をまかせ
バス停まで歩く道
夕焼けでもない
うす曇り ....
あおばさんの自由詩おすすめリスト(13148)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ちいさなコントラバス- るるりら自由詩21*14-4-3
僕たちは生きているだけで人生については十分論じ合っている- ふるる自由詩12*14-4-3
ふくろう- Lucy自由詩19*14-4-2
雪の下から- Lucy自由詩8*14-4-2
消費税- 小川 葉自由詩714-4-2
ボクはショクパン- 藤鈴呼自由詩3*14-4-1
後ろからくる崖- ふるる自由詩10*14-4-1
三月の水- モリマサ ...自由詩614-4-1
重力を連れて散歩に出る- 自由詩1614-4-1
憧憬。春- 梅昆布茶自由詩24*14-3-31
夏が秋のぶんも働いている- 北大路京 ...自由詩3*14-3-31
ドイツ語で弱音吐いた- 北大路京 ...自由詩514-3-31
責任- 葉leaf自由詩214-3-31
ご用心- 殿上 童自由詩21*14-3-30
レッテル- 藤鈴呼自由詩2*14-3-29
メモ- 佐藤伊織自由詩514-3-29
後の祭り- なをり自由詩314-3-29
農業- 葉leaf自由詩214-3-28
外来魚泳ぐ歪なピラミッド- 北大路京 ...自由詩314-3-28
網の中上半身だけ魚- 北大路京 ...自由詩214-3-28
うそバレ- 藤鈴呼自由詩1*14-3-27
不安−詩想との訣別- ……とあ ...自由詩17*14-3-27
ストーブよく燃える誰もいない部屋- 北大路京 ...自由詩414-3-27
ネトウヨの車にのって- 構造自由詩314-3-27
約束- 梅昆布茶自由詩1714-3-26
赤い空_________「群青」四月課題『嵐』出品- 芦沢 恵自由詩24*14-3-26
織姫- 藤鈴呼自由詩3*14-3-25
よくしゃべる星空に相槌を打つ- 北大路京 ...自由詩814-3-25
更新- Lucy自由詩11*14-3-24
短い夢- Lucy自由詩10*14-3-24

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