すべてのおすすめ
はい
父は一昨年なくなりました
何でも胃の腑に硬い{ルビ巖=がん}なるものができたとか
何も食べられず痩せおとろへ
眞つ黒な血を幾度も吐いたすえに死にました
よきかなよきかな
....
我が街の健康ランドの三階の休憩スペース前には
巨大な白熊の剥製が飾られています
背景の写真パネルには沢山のペンギンが遊んでいて
その横に手書きの大きな貼り紙がしてあります
「お客様各位
....
兩頰に赫き渦卷書き入れつ街を往けども誰も嗤はず
不快指數高き闇夜に獨りゐて柳の枝の猫をこそ思へ
四拾弐の夏は来にけり莫迦坊の父より年嵩なりしや吾は
川ł ....
だまし続けて欲しかった、というのはバーブ佐竹の「女心の唄」(作詩:山北由希夫 作曲:吉田矢健治 )の一節だけれども現代詩フォーラムの参加者の中でこんな歌を知ってる奴のほうが少ないことはいかな世情に疎い ....
日曜の朝の家族に紛れつつ朝マックする二人はだあれ?
べたべたで手に負えなくなれパンケーキ
シロップ掛けてあげる、好きだよ
砂糖抜きの薄いコーヒー冷めるまでよその子供を眺めるのやめて ....
死期を知る傷病兵の夜が来て台所にて冷蔵庫唸る
瓶詰の白アスパラガス身を寄せて標本のごとひっそりとあり
乾きつつあれど鯖の眼の色は捕らまえられた日の空のあを
家々の軒先飾るべく斬ら ....
思い出は美しかったと過去形で静かにきしめ回転木馬
さようならまたこんにちわ結局はどこにも行けない回転木馬
夕べから眠れませんという君に回転木馬の歌を聞かせよう
マウンド上で大きく振りかぶった
金田正一の投げたストレートを
牛若丸といわれた吉田義男が
小気味よく弾き返すと
白球は強いゴロになって
三遊間を抜けようとする
あらかじめ心持ち三塁より ....
あおばさんの山田せばすちゃんさんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
YOKIKANA
-
山田せば ...
自由詩
5
15-12-30
白熊とペンギンが同居する事情について
-
山田せば ...
短歌
2
08-4-16
莫迦坊日和___〜ばかぼんびより〜
-
山田せば ...
短歌
3
07-7-5
どうせ私をだますなら
-
山田せば ...
散文(批評 ...
8*
07-3-26
ハッシュドポテト
-
山田せば ...
短歌
6
06-10-21
See_you_later,_Refrigerator
-
山田せば ...
短歌
11*
06-6-28
回転木馬
-
山田せば ...
短歌
8
04-11-9
饒舌な三遊間
-
山田せば ...
自由詩
11
04-3-12
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する