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虹を発見したら
「きれいだねきれいだね」
と騒ぐ君が嫌い

お願いだから
黙って見させてよ


君がバナナをくれたけど
「おいしいねおいしいね」
と言いながら
食べなけ ....
この空のどこかに
きみはいるのだから
僕は丘の上で腕を広げて
知らない鳥と
知らない言葉で語り合う

木にとまったまま
じっとして
少し考えてから
小さくはばたきして
それはゼス ....
春なのに
鈴虫が鳴いてるようだった
古くて白い建物の
裏の方から聞こえてるようだった

この庭で
子供たちとよく遊んだものだ
木がひとりごとを言って
泣いてるようだった

帰り ....
「On your mark」

隠しておいた二枚目の舌も きみに引っこ抜かれちゃったから
だから
寡黙なランナーに なれるよやっと
沿道の声援に もう お調子者の返事はしない できない
整 ....
「せんせいのては やさしいかたちしてるね」

いきなり言われたので
僕は自分の手をじっと見た
どうみても普通の手だ

「どういうところがやさしいの?」

血管がういて筋張っているし ....
(君が生きていた、ことの波紋。
 たとえばこういうところに。)

地層を指をさして先生が言った。1万年後に。
日の昇る六時前七階のベランダ僕の六本木になる
幸せな世界の終わりの星間物質の爆発を夢見ながらスキップして手を広げる
ここから落ちればトリプルアクセルできるから
ここは僕の
日の昇る六時前七階の ....
彼女は受けて入れて
くれる、運ばれて
いく
わたしたちの、
むかっていく先に夜が
ある

開いてしまっていることが
まず、きみに
時間を
与えている、そのことを
すべての ....
俺は男だ
いちごポッキーが大好きだ
何かおかしいか? 俺は胸を張って言うぞ
俺はいちごポッキーが大好きだ〜!!
おい男たちよ 大人の男たちよ
本当に男らしくありたいのなら 男の中の男になりた ....
http://www.youtube.com/v/Sp2dnH5z4ew&hl=ja

海辺の
風の
吹き寄せる
部屋の窓を開け放って
泣きながら眠った君の
赤い頬に
唇に
愛の終わ ....
虹のようなところに
キャベツが生えている

抽選でもれなく
誰でも食べることができた

今日はマリーという人が
当選した

まだ生まれたばかりだった
穏やかな日々というものがある

一日一日に
棘があり沼地があるのは
ほんとうは知っている
ひとびとは
うまく避けながら果実を探して
今日の美食を味わう

それでも僕は
虹の掛か ....
桜舞う水底に佇む魚
たゆたうひとひらを
尾鰭で弾く

開ききった瞳孔で
仰ぐ空は
こみあげる白一色

こぽり、泡が漏れる
どこからか
漏れ続けている

ゆるい水流にもたれれば
 ....
山の上から若い霧が
街におりてくる
(それは若さ特有のかたまりとなって)
涙、汗、いや、
朝露
歩道橋の手すりは濡れて、
神社の境内のベンチも、通勤前の車も
新鮮さそのものとなって
工 ....
口許から思わずこぼれそうになった思い出を飲み込む
誰も拾ってくれないから
こぼれてしまったらいなくなってしまうような気がして
いなくなってしまうような気がして
あわてて飲み込んだら
なん ....
まもなく夕焼けが訪れる
傾く陽射しが街を玉子色に染めると
空の木々の道路の色が深くなって
陰影を纏いながら豊かに発色するのだ

 図書館で見かけた風景学の本が気になって
 娘のミュージカル ....
ぬるめの春が小田急線に乗って列島を劈く
彼女は大手企業で既に泣きを見ているようだ
引っ越したばかりの十四階の窓から
見える桜は咲いているかのように笑う
そして僕は山積みにされたかき氷に
白い ....
速度が燃えている
千切られた紙が空中に乗り
方位を失っているのだ
気紛れで開けた窓から、風
陽光だけが揺られず、ベランダに線を引っ掻く
じわりじわりと来た
それが春だった

爪先ひとつ ....
  そこはいつも夜で 小鳥が深い森にさえずっている。
  聞こえるかい?ねむる森の奥で
  のびやかにさえずっている声が。
  …ここはそこなんだ。ぼくらは飛んだんだ。


  月の照 ....
きみは彼を
愛している、きみは彼を愛して
いる、
きみは彼を愛している、非
相似に

ただひとつの時間が
あるために、
それは
愛している、彼はきみを
巻き込んでいる

 ....
空に 浮かぶ

心臓の ひとつひとつ は燃焼して

その光の 落穂 から 聞こえる リズム

確かに 囁き 唄う 

あたしは  あの声を 聞いていた

一 ....
 



 

 人間の心臓には

 部屋がいくつあるのだろう

 あたしは今日も 生まれたんだ

 小さな部屋の中に

 身体の中で
 
 赤く

 動いて

 ....
お腹が空いて動けないよぉ

「どないしてん?」

あっ アソパンマン

「まいど アソパンマンでっせ」

お腹が減って動けないんだ

「ほな 救急車呼んだるわ」

えっ あの  ....
ソメイヨシノ
はクローンです
と理科の池野先生が言った
そこの桜も
不忍池のも
ポトマック川のほとりのも
同じように咲きます

その花達は
実を成すためではなく
咲くために咲 ....
さあ始まりだ
戦国武将のように心に号令をかけよう
かかれ〜〜っ!
新たな生活を突き進むんだ
そして俺は歌う 夢中で頑張る君へエールを♪
俺は送る たとえ君がレオパレスに住まなくても
君は夢 ....
季節のかわり目は
いつもどこか淋しい

風が吹くたびに
しがみついていた桜の花びらは枝を離れ
雨が降るほどに
やわらかな景色がその色を増してゆく頃

たとえば新しい教科書の
空欄に名 ....
冬の吹雪と
春の桜が散る様子は
趣が似てるように思う

そんな時僕は
大の字になって寝そべり
雪と桜に埋もれて
何か大きなものとひとつになるまで
ずっと、そうしていたものだ

積も ....
きみがきみであるような
ところで、きみは
もっとも近くに
きみとは他なることができる
かもしれない時を
もっている、そのために
きみがきみと交わしてきたことは捉えがたいもののなかに
 ....
地球を回転椅子にして
神様は座っている

なんて話を
誰がしてくれたんだっけ

私は病気で
もう二週間、家から出ていない

青空が暗い
いいからその尻をどけてくれ

ひと ....
ひとひら
  ふたひら


黒い水辺の
むこう岸


藍色の闇に
ふわりと浮かぶ


燈籠のような
花明かり


ひとひら
  ふたひら


うろこのような
 ....
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