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セックスのあと遠い耳鳴り

あの日の鼓動を耳が覚えている

ふたりで生きてゆくんだと思った

だけどそうはならなかった

月が外灯よりも白かった

青灰いろの道を自転車で歩いた
 ....
生きたいよ
本当は叫びたくて
溢れる涙に
託したくてでも幼くて

愛しているよ
本当は伝えたくて
いつか泣き止んだら
笑って言えるかな?

独りきりの夜が多過ぎて
夢の中のキミに ....
友達に今度
デートするんだって?
あの子の事が好きなの?
そんなの言えるわけないよ!

どうでしょうね?!
と言ったら、遊びなの?
と言われてしまった。
ご想像におまかせします。
と ....
私とはひとつ違いだった
先生の評判を聞きつけて遠方から通ってくる
いわばミーハーな生徒さん同士

どちらからともなく話しかけると
すぐに古くからの友だちみたいに親しくなって
いわゆる「気の ....
まだ色を持たない紫陽花は
ふつふつと泡みたいな蕾をつけて
くすんだ背景に溶け込む

重たく湿った空気の匂いがし
右足の古傷がしくしくと痛む
身体は正確に天気を教えてくれる

 ....
あの娘の為に
喧嘩上等
掲げる拳


あの娘の為に
貴方は誰かを
傷つけるんだね。

貴方の為に
私は自分を
傷つけられます。
顕微鏡の中で人工のひかりをうけて
雪片が光る
結晶が無言でのびてゆくのを
ぼくは視ていた

浅くつもった雪の中を
きみを迎えにゆく
ローカル線の駅は雪につつまれ
こどもの夢のように光っ ....
白熊が死んじゃう、と言って
つけっぱなしの電気を
消してまわる君は
将来、かがくしゃになりたい
という

撒き散らかされた
鳥の餌のシードを片づけていると
芽がでればいいのに、なんて
 ....
 先途は、
 未踏の薄緑
 陽も避ける森の蘚苔(せんたい)
 生み落とされた前非の
 広がる
 千尋の万苦を覆い尽くす、侵食
 闡明(せんめい)とうつむき
 躊躇わずに
 小径を逃 ....
ピアノがきこえてくる時間が寝ようとする時間に一致するのはどうしてでしょうか

通り魔!
通り魔!
死んじゃうひとはなんで死んじゃうんだろう
生き残るひとはなんで生き残るんだろう
 ....
 
 壕川波たて進む 十国船は
 緑の輝きがよく似合う
 
 であい橋の欄干ごしに ながめては
 日暮れ時には
 北にいるあなたの面影を追いかけている

 
 明日は竹田街道上がって ....
寒くもなく


暑くもなく


シーツの肌触りがやけに気持ちよくて


眠りたくないんです


こんな夜は


忘れなきゃいけないあの人を思い出して


幸せを疑似 ....
生地を回して
伸ばして
カッコイイ
俺も作りたい!

トマトの乗った
ピッツァパイ
チーズたっぷり
サラミを乗せて
できあがり

ワイン飲んで
至福のひと時
仕事は午前で終わ ....
近くのミニコープで向かいの奥さんが食料品を買いだめしていた
奥さんはミニコープのレジにかごを二つのせ
あしもとにはさらに四つのかごを置いていた
お子さんはお菓子を握りしめていた
インフルエンザ ....
ベビーカーに寝かされて 
泣いている赤ちゃんを 
若い母が覗きこみ 
「痛いの痛い飛んでいけ」と囁けば 
不思議と笑みが浮かびます 

産声を上げた誕生の日から 
幾十年の月日は流れ 
 ....
パーティーで
あなたの袖元を飾るカフス

さりげなく
お行儀よく
おとなしくしてる

シルバーにブラック 
テクスチャーも繊細
おとなっぽく 嘘をつく
あなたに ぴったりだよ

 ....
水の潤いの中に
声が響くの
夏が透けていく
君が居なくなってた

瞳を閉じたくなる程
遠くの空に
消えそうになる
ささやかな音を立てて
金魚はそよぐよ

赤く 白く まだらでも
 ....
「コチラハ廃品回収車デス 
 御家庭デ不用ニナリマシタ 
 テレビ・エアコン・冷蔵庫等 
 壊レテイテモ、構イマセン 」 

夕暮れ時に
2階の窓から眺めると 
我家の前の川沿いの道を  ....
雨のなか、

竜が
咲いていた



それは

瞳が
見たのだったか、

耳が
聴いたの
だったか、


あまり上手に
思い出せないけれど、


 あ ....
二人で引いたおみくじは
その元旦の初詣の甲斐があったのか

二人とも大吉だった


大吉にも中身が色々あって

満点の大吉もあれば
赤点の大吉もあるということを
同時に ....
悲しい歌を歌おう
今日は悲しい歌を歌おう
何があったわけでもないけど
ちょっとココロにスキマ風が吹いただけ


戦争のニュースが流れて
戦争はいけないな、と思った
と思っただけで別に僕 ....
彼女と手をつないで今夜
麓の街で開かれる
夜祭りを見に行く

月明かりが硬く降り注ぐ
蒼ざめた石畳の街の四隅に
かがり火が燃える

やがて大弓を載せた
台車が四隅から繰り出して
街 ....
リスボンでもないのにファドの旋律
わたしは歌詞を知らない
調べは暗く哀しく
凡夫の矜持と凡婦の清潔
宇宙を小窓から覗いている
そこは濃い月の色をしている
ふと人生の目的について考える
愛 ....
ねずみ色のコンクリートが暗く染まる
何か落としものがあったような気がして
歩いて来た道を右から振り返ってみた
つうつうと機械的に落ちるさみだれ

庭に投げられっぱなしの花切り鋏は
いつから ....
                090529

渚にて
渚に波が
押し寄せて
愉快な仲間が
溺死する

フナムシ
ヒトデ
カブトガニ

青い血液抜き取られ
渚の隅で息絶える
 ....
もし99%の暗闇に 
世界が覆われていても 

たった1%の光の原石を 
この掌に握りしめ 
深夜の淵に、独り立つ 
演劇部の先輩のふくらはぎに
さくり、と突きたつ
矢文になりたい

長閑な朝の通学路に
あらっ?と気づかれて
さらさらほどかれたい

演目は
「草原とピアノと少女と」
そんなガラス球 ....
ぼくは一人ではない

ぼくがダメなときでも

だれかが頑張っていてくれるから

ぎりぎりふりしぼって

前のめりにでも進んでいったら

またやる気出てくるのかな


西の低き ....
                 090528



ガメラがカメラを構えていると
最終列車が入ってきて
カメラ小僧のオヤジたちが
一斉にフラッシュを焚く
今どきマグネシウムは無いだろ ....
泡ってなんで円いんだろう
月ってなんで円いんだろう
地球もなんで円いんだろう
ねじ穴だってコインだって
みんななんで円いんだろう

○は□よりつくりやすいからかな
なんでもかんでも
時 ....
こめさんの自由詩おすすめリスト(4733)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遠い耳鳴り- 吉岡ペペ ...自由詩609-6-2
ホントの嘘- 漣 風華自由詩209-6-2
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夢しゃしん- 恋月 ぴ ...自由詩20*09-6-1
綺羅花- あ。自由詩12*09-6-1
喧嘩上等- 紅-BENI-自由詩109-6-1
二月- 非在の虹自由詩409-6-1
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鮮麗- 月乃助自由詩4+*09-6-1
ギャル男の生きる戦国時代- モリマサ ...自由詩609-6-1
京おんな- 山崎 風 ...自由詩2*09-6-1
おとな反抗期- 伽茶自由詩209-6-1
ピッツァパイ- ペポパン ...自由詩6*09-6-1
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ベビーカーの青空_- 服部 剛自由詩409-5-31
カフス- 自由詩2*09-5-31
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伏竜- 千波 一 ...自由詩3*09-5-31
縁結びのおみくじ- 瀬田行生自由詩17*09-5-31
悲しい歌を歌おう- 自由詩109-5-31
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光の石- 服部 剛自由詩309-5-29
先輩フェチ- 佐野権太自由詩22*09-5-29
メッセージ- 吉岡ペペ ...自由詩709-5-28
カメラ- あおば自由詩2*09-5-28
- 吉岡ペペ ...自由詩609-5-28

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