すべてのおすすめ
そこには愛が無い
愛を感じない
私は嬉しくない
私は苦しい
自分は良いと思ってしていても
私にとっては嫌な事
セクハラと同じ
人の気持ちが分からない。
人の心を玩ぶ
私は暴言 ....
夢の続きを見るために
ぬぐいきれない
やさしさに染む
夜に泣き
夜を咲かせて
また夢になり
夢の続きを見るために
つかい慣れない
火に冷める
いつからか
....
喧騒のなか
細い雨のメロディ
梢にしがみついて
姿を変えてみる
みんな
どこへ向かうのだろう
遠い、稜線をこえて
あしたも、あさっても
きゅうに
手をつなぎたくなって
あなたの ....
父が死んだ
些か早い気もしないが
今は小さな白い灰でしかない
小さい頃は
父と網を持って蝉ばかり捕まえた
その後50円握りしめ市民プールに行ってかき氷 ....
言葉を持って
大人になって
みんな忘れてしまっているが
赤ん坊には小さな合図がある
小さな両手を差し出して
結んで 開いて
ママ! おっぱい!
切なそうな声で
「ふ〜ん」と ....
忘れかけている遠い記憶のあの子
白いワンピースがお気に入りだった
生まれつき色素が薄かったようで
肌は陶器のようにつるりと白く
髪は太陽に透けるような茶色だった
大人は口をそろえて
....
遠くから靴の音、口笛の音かもしれない
僕は歌うかもしれない
だれにも聞こえない、見えない歌を
詩はあまりに裸すぎて
隠さなきゃならない気持ち隠しきれなくて
ポストは赤くて僕は ....
*
もしも…
この世の全てが
この掌すり抜けて行く風の内に
記憶を留めるのであれば
私は此処に居て
風を嗅ぎ
風を聴き
風を噛み
風を観て
ただそれだけを糧に暮らすだろう
*
もしも ....
口喧嘩したとしても
仲直りの機会とか窺うでも無く
当たり前のように手を貸してくれる
たとえばそれは
洗濯物でふさがった両手のかわりになってくれたり
ちんちん鳴り出したやかんをコンロから下 ....
一つ仕事を下りるのは
大変な事
会社は儲けが絡んでいる
人的配置
関係者の生活
体の保障が掛かっている
一生をダメにしたくない。
後には引けない
口は災いの元
日頃の言動が
難 ....
世界はきっと一つじゃなくて
百億を優に超える数ほどあって
生まれては消え
生まれては消えを繰り返し
今、この瞬間にも
新たな世界が現れる
それは君だけの世界であり
これは僕だけの世界であり
そん ....
水槽の底の
薄く撒かれた石床を
胸に抱えたまま
いつまでも
眠りにたどりつけない
硝子の鏡面に映る
瞳の奥、の奥
私は
銀色のマトリョーシカを
組み立てる
+
あなた ....
090616
素敵な顔した
船乗りシンドバッドに憧れた
七つの海に乗り出して
大金持ちになりたいと
おとぎ話に夢中になった
地道な稼業に精を出せと
....
私の名前は
ヨシです。
昔はアシと呼ばれてました。
“悪し”は縁起が悪いとの事です。
私の茎は中空です。
根っこまで空気を運んでます。
私は生き物の玉手箱です。
私はヨシキリの巣にも ....
「鼻が長かった」彼女は言った
「ゾウみたいだね」僕は言った
「ううん、キリンみたいだったわ」と彼女が言うので
「首も長かったんだ」と聞くと
「歯がキリンみたいだった ....
じぶんががんばることが
誰のためにもなっていない
未来も含めて
誰のためにもなっていない
これ以上の絶望ってあるだろうか
言葉はいつも足りなくて
無力感ばかりにひた ....
昨日の続き
明日へ続き
落とし穴
いつもの通り道
昨日の続き
明日へ続き
今日はいつもと違う道
昨日の続き
明日へと続く
ずっと続 ....
新聞の一面広告の通販に500色の色鉛筆があった
1ヶ月に25本ずつが20ヶ月送られて来るのだそうだ
500色の色鉛筆なんて必要ないとも思えるし
500色の色の違いを見てみたい気もする
20ヶ月 ....
ナゼ?
眠りから覚め
あ もうこんな時間
でも、用事がないと
もっと寝ていたいと思う
実際 寝てしまう
起きている時は
アレもしたい、コレもしたいと
思っていたのに
....
考えてみれば終点の西高島平は
笹目橋のたもとにあるような駅で
我が家から結構近いところを走っている
はずなのだが印象が薄い
開業当時の電車はもう引退して
地方鉄道で第二の人生を送って ....
競馬をして
金をドブに捨てる
悪銭身につかず
快楽を求める
そして全てを失う
信用も
金も
家も
地道に生きる
幸せ
蟻さんとキリギリス
長寿の秘訣
あいつは家出人とはちがう
もともと家なんかないから
今でいうネットカフェ難民よろしく
ドヤからドヤを渡り歩いて
それでおかしくはなかった
いまなら、ホームレスボクサー登場 ....
手でつないだものが
止める鎖では無い事
そんな力のないものである事も
指の組まれた思いの前では
望み と
言い換えて遊んでいるようで
無償に笑っていることに
ひととき
つぐないなど ....
大切に
大切に
ふくらませてみたけれど
風に浮かべたら
ひととき ふわっ と漂って
ぱちん
壊れてしまった
屋根まで飛べずに
石鹸の
匂いを残して風の中
かなし ....
この世にひょい、と
生まれたわたしを
どう思おうと
わたしの自由
どう思われても
わたしは自由
つまりは
すべて、予定のとおり
未定という名が
いついつまでも
....
深夜3時の空気は重い
朝は小さく震え
まだ誰の手にも渡りたがらない
コンビニの軒先には男女が
1つのカップラーメンを分け合う姿
2人で1つが1人を半分にして
空白に収まる愛を試す
....
バス停が鳴いている
訪れることのない朝のために
昨日、私はミシンの音を聞きながら
水道管の裏にたくさんの
傷をつけたのだった
手をあわせれば
祈りのように見えるけれど
....
「自分でできることは
自分でしましょう」
「やらないとできなくなるから」
「はい、分りました。」
妙に納得する。
プライバシーの保護
説明、同意の確認
敬語で話す。
尊敬
....
オーライト
ハーハッハッハ
大空にはばたけ
気分はスカイブルー
飛べない鳥は雛鳥さ
一人前にエサを見つけ
かっこよく
フレミングパイ
ワシはカッコイイ
なんでも一人でする
....
大切かどうかわからない記憶は
抱えていた膝小僧のかさぶたにある
転んだのは最近のことだったか
それとも遠い過去のことか
鉄さびのようなすすけた色は
かつて赤い液体であっただろうことを
....
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