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☆きら☆きら☆おほしさま☆
そらには 満点の星 きらら
あいよりも 深い夜につつまれる
きんやぎんの星砂
天の川 さらら
流れ星 ひとつ
ふってき ....
ぼくは詩人
幻は時に
現実までをも映しだす
今日もまた
夜の散歩をしていると
夜の月に出会いました
目の前の道をまっすぐに歩けば
右斜め上には煌々とした満月
歩む後 ....
水の中に
カエルが一匹
鳴いている
失わないと分らない
寂しさがつのる
悲しさが零れる
夜を泣き明かし
元には戻らない
友達を失った悲哀
救えなかった自分
彼は助けを求めた ....
バスに小川が乗ってきた
どこにも流れることのできない小川は
だらしなく床に広がった
立っている人は足を濡らした
座っている人は足を濡らさないように
座席の上に膝を抱えた
大学病院
....
ぼくは詩を書きたい
大切なのは
苦労して得たものではなく
苦労していることである
今日もまた
朝の散歩をしていると
小石の道に出会いました
まだできて間もないのだろう
....
競争世界にポツリと置き去り
僕なんていなくても世界は回り続ける
幼き頃から学んだ教訓
傷つきながら
涙をこらえながら
自分の無力をかみしめながら
惨めだけど生きること ....
材料
200mlくらいの牛乳と100gのポッテリバター
間をとって150gの小麦粉と
砂糖は80g 控えめでいいんじゃない
苺 かわいいだけじゃだめね
卵は2個 どっちかっつーとMがいい
....
ぼくは詩人
天に星
地に風
そして時は続く
今日もまた
夜の散歩をしていると
夏の星に出会いました
夏の夜の涼しき風を背に受けて
前に広がる銀色の星
今日はい ....
ワンツーワンツーシスターパンチ
ワンツーワンツーブラザーパンチ
ワンツーワンツーみんなでパンチ
太陽の黒点から前線まで伝令が飛ぶ
繰り出されるパンチは音よりも速く
偏西風からゴロゴロと雷 ....
二時間くらいだったら
僕だってがんばれると思って
書を捨てて
(私が書を捨てたとき
向かいの道に黒い帽子を被った男がいた)
町に出て
(帽子の下には真っ白い顔があって ....
真っ暗な自分の部屋に入った
四角い輪郭は無くなっていた
ただ見えるはずの無い物
パソコンやCD・MDプレイヤーや貞子や
リトルグレイや鬼や悪魔や5センチの蚊が
現れては闇 ....
オーイェー!行くぞー!
皆盛り上がっているかい?
ファイヤーエンジン全開で
水をぶっ掛ける
メイクも取れて
スッピンだ!
ベイビ、夢を見せてくれ
ロックで乾杯
灼熱地獄で歌い
....
時の羽ばたきが 瞼をかすめる
世界中どこを漂泊しても立ち位置が無い
空隙だらけの足もと 定まらない重心
目を閉じて大地に寝転ぶと
それがわかってくる
透明な午後 風は光り
丘は彼方 ....
ぼくは詩を書きたい
あるべき姿は
あるべき所に立ってこそ
あるべき姿になる
今日もまた
朝の散歩をしていると
風鈴に出会いました
林の中に風鈴が落ちていたので
そっと持 ....
うら若き
母の乳房が、
贅沢にも
ふたつあった
乳飲み子は
疑わず、
ただ ひたすら
顔を埋めて
果てのない愛を溶かした、
淡い、野生の匂いに
ながく永く包まれている ....
ピアニカみたいな切ない言葉を
水遊びの様にきらきらと紡ぎ
気ままに踊るダンスみたいに
つかみ所のない夢を本気で追いかけ
無邪気に笑って泣く貴方が住んでいるのは
とても貧しい小さな家でした。
....
誰も知らない顔をして
通り過ぎていく君の強さ
夏の制服の薄いシャツから伝わる
淡い匂い 淡い声 淡い想い
すべてが溶け込んだような
プールの塩素の匂い
もう過ぎてしまった七夕は ....
ギラギラ輝く太陽
川原の公園の草原の上で
日光浴をする
純白な太陽
透き通る青空
真珠色の雲
緑に輝く草原
天を舞うひばり
太陽は容赦無く肌を焦がす
....
願いをかけた
あの瞬間は排斥
磨耗した言葉が
軋んで悲鳴をあげているわ
オジョウサン
ソレ
コトバノムダヅカイ
くるり廻って転回な展開
はっぴー七夕でい
こそ ....
コマ落としに明けてゆく 早まわしの夜
幽かに 白みはじめたハイウエーを
落下しつづける、
光景。
轟音とともに 猛烈な勢いで迫る、
アスファルトの 帯
無表情な連続と相まって
....
韓国のスターが
懲役兵逃れで
とりざさされていた。
Wheysin を想い出した。
通っていた 英会話サークルの
シンガポール・ナイトで 出逢った 彼は
初恋のひとを 彷彿させた。 ....
馬のケツ引っ叩いて
馬車が行く
馬糞を落としながら
馬車が行く
石畳の道
レンガの家
広場の時計台
教会の鐘
坊ちゃん!おまけだ!
お買い物が楽しい
我慢する
毎日自動車 ....
ぼくは詩を書きたい
人生を描ける人生は
意外と平凡である
しかしその平凡こそ
追い求める理想でもある
今日もまた
朝の散歩をしていると
平凡に出会いました
人は
この ....
海を見たことがなかった
見え隠れする光
あれがそうだ、と無骨な指で示された海は
たいして青くなかった、が
軽トラックが、ギシギシとカーブを曲がるたび
輝きを探して、車窓にしがみついた
....
お姫様を助けに向かった王子様は
お姫様に会うことも無く石にされた。
魔法使いに助けられた王子様は
五十年ぶりに故郷に帰った。
お姫様は他の国の王子に助けられ
他の国の王子はお姫様と結 ....
すごく好い風が家中を吹き抜けて
玄関のドア飾りが
「ちりりん、ちりりりん」
ひっきりなしに、綺麗な音で鳴ります
気温も例年より低めで
少し肌寒いくらい
部屋で本を読んでいると
....
ぼくは詩人
実現とは次への目標への
起点でもある
今日もまた
夜の散歩をしていると
川に流れる月に出会いました
水面にゆらめく銀色は
ゆるく流れる水に洗われ
その姿は静 ....
正直意見が通じなくて苛々した事もありました。
私の気持ちに気付いて貰えなくてムカついた事もありました。
でも、今私が思い出すのは穏やかな貴女との時間です。
と言うか何も思い出せないのです。
....
掘り起こす時が来たわ
足の裏で確かめて
指の腹で確かめて
なぞるような舌先で
油性の部屋を突っきって進め
ババロアの肌に噛みつけ
噛み砕け青い味
強くて固い蜂蜜だなんて
い ....
甘い汁
蝶は虜
揚キス
暑い眼
口が痛い
酒盛りで
わいわい
寄添って
空しい時が
経ち涙する
満たされない思い
満足を知らない
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