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音楽が最強の武器なんていったのは誰だっけ
昔はただ耳障りなだけで嫌いだった音楽も
ここ最近は癒しに変わった
いくらか昔よりうまく生きられるようになったのかもね
緩やかな時から
激しく変わる時 ....
枯れすぎると
言われる事はない
息をしている 間も
枯れる事が決っている
咲かないのは
枯れた事ではない
咲かせないのは
枯れさせたいのではない
その花瓶に手折る
瑞々しい花 ....
今日も枕元で目覚ましが興奮してる
やれやれ 起きるから
重い身体と靄のかかった頭
冷えた珈琲を流し込み
身支度整え
8人の敵のいる
扉の向こうへダイビング
....
ねずの波間に
抗う術もなく
不規則に浮き沈む夜は
瑠璃のしずく
そっとほどいて
乳白色の束を覚えず
春の浜にまどろむ
理不尽に打ちあげられし
砂にまみれた海藻は
幸か 不幸か ....
何も考えちゃいないあなたを
羨ましいと思うけれど僕はどこかで馬鹿にしている
考えてるふりをし悩むふりをし奇天烈なことを言い
それで生きてるという証拠になるのなら
よし、僕も花屋で煙草を買お ....
いろいろ色のカケラばかり
いいじゃないかもう
無駄なものはたくさんありそうだけど
面倒だから僕は見ません
決めたんです
決めてることがあるんです
心の中に
ずっと決めてること ....
ぼくは詩人
大胆にも謙虚さがあれば
それはそれで
その変化は大きくなる
今日もまた
朝の散歩をしていると
卯の花に出会いました
ここにも夏の訪れ
5枚の花びらを重ね ....
ハナミズキが総苞に
厳しかった冬の名残を残すように
ひとのことばの端々には
生きてきた人生の痕跡を引き摺って
それは醜さの現われでもあり
それはしがらみのようでもある
引き ....
ある者が去り
ある者が来る
それは繰り返し 繰り返し
毎日必ず朝日が昇るように
自然の摂理であって
希望でもあるが
悲しいことでもある
流れることを決し ....
ぼくはイヌムギ
麦に似ているけど
人間にとっては有用ではない
でもそれは人間が勝手に決めたこと
今日もまた
朝の背伸びをしていると
子供に出会いました
どうやらぼくが邪魔 ....
辛い辛いってどんなに嘆いてみても
周りにとっては所詮他人事
最後に打って出た策は バントにも擦れず
自分に嘘をついてでも何とか君を救いたかったよ
どうして人って変わるんだろう
時間が ....
君はまるでアン・シャーリー
夢見がちなアン・シャーリー
小さな部屋の大きな窓から
初夏を彩る青 黄 緑
小鳥のさえずり
お日様に お月様
つぶらな瞳に映して
今日 ....
ぼくは詩人
自然がすべての自然と
つながっているように
人の心もすべての人と
つながっている
今日もまた
朝の散歩をしていると
藤の花に出会いました
野生に生えたその花 ....
明かりが灯らない側道を
綱渡りしてきた午前1時の伏見港公園は
トラックの行き交う騒音と
今年初めて聞く虫の音に染まっていた
オレンジ色した街灯が
川の水面に反射して
誰一 ....
疑わしいうららかな日々
何かの声が聞こえる日々
もみ消した夜、それは煙草で
名残惜しそうに煙るけど
命の足音が響いた中庭
信じられない日常の中
逃げ出したのはぼくじゃないんだ
歌ったのも ....
外は暗いはずなのに
この部屋は気味悪いくらいに明るい
歪んだカーテンレールはその光によって影を作られた
ただそれだけでした
明暗のはっきりする部分なんてカーテンで区切られるほどに曖昧 ....
抱きしめて下さい…私を
幾億の言葉より
温かなぬくもりを下さい
何も言わないで
何も聞かないで
ただ 強く、優しく
私を抱きしめて下さい
愛穂(18歳)
ぼくは詩人
自分の自信に
うぬぼれは必要ない
今日もまた
朝の散歩をしていると
少女に出会いました
学校で自分の容姿のことを言われ
ひどく落ち込んでいる
そのショッ ....
境界線が張り巡らされた世界
行き場を失ったやり切れない気持ちは
どこに行けばいいのだろう
どういう結末がまっているのか
誰も知らずに塊になって行進する
過ちも間違いも悪意も誠 ....
寝過ぎで頭がガガガガン
少しずるいことをしてしまったような気になる
歩いて2分の自売機に缶コーヒーを買いに出る
しまったぁ!
すばらしい天気じゃないか!
こんな日に夕方 ....
実のところ僕がこうして葡萄酒を喉に流し込んでいるのと
きみがグラスを傾けてやわらかな唇から葡萄酒を飲み下しているのとでは
まるでまったく別の所作のようにしか思えないのです
そうして薄 ....
最近気になる病気は あれ、なんだっけ。
思い出せない病気です
誰から聞いたのか誰に言ったのか
思い出そうとすると肝心なとこがやっぱりモザイク
ちょ、待って。あーちくしょう
髪に熱 ....
仕事のない月曜日
事務所に向かうお前の後を
朝
潮風がしみ
猫舌でいつも遅くなるおまえは
長い足ですいすい歩くから
まだ半分ねているおれは
かるく小走りだ
お前の少し後ろを
朝
....
“この世にかわらぬものなんて無い”
嗚呼 想いはなんて不確かな幻――
今まで否定していたものが
嘲笑うように裏付ける状況
今まで肯定していたものが
足元から崩れ落ちる現実
嗚呼 ....
{引用=小鳥のあおいへ}
君の目の
レモンのかおりするかたちで青い輪にふちどられた高く清んでいる空
少女だった
君は、
妻になり
母になり
私の恋人でもあって
今日、{ ....
翼は折れている
そんなことは最初から
分かっている
飛べないことも
知っている
でも
目の前に広がる闇を
飛び越えたい
目の前の絶望を
乗り越えたい
目の前の壁 ....
ぼくは詩人
立派なことをするには
基本や初心を継続する努力が大切
今日もまた
朝の散歩をしていると
おじいさんに出会いました
お話好きなのか
自分のことをぼくにいろいろと ....
わたしと一緒のときでさえ
素知らぬ顔でメールチェックする あなた
コーヒーをかき混ぜる仕草で
わたしのこころをかき乱す
いつの間にかミルクを入れなくなって
ショウウィンドウに映る姿を気にして ....
別れたダサ男のしつこいチョクメ
援交 けっこう もうけっこう
言い寄るイケメン 鼻毛が気になり
オールで汚れた勝負パンツ
寄せてもむりむりバストアップブラ
バンザイ ウザイ イタすぎ ....
ぼくは詩人
難しく考えるよりも
簡単に考えた方が
わかることもある
今日もまた
朝の散歩をしていると
お坊さんに出会いました
お前は何者か
詩人です
詩人 ....
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