すべてのおすすめ
脈打つ心臓
はらはらドキドキ
冷や汗をかく
アドレナリンどくどく

理解してくれる人
選挙事務所ではらはら
ATMでちょっと待って
思い出せない上司

やる事ばかりの用事
上司に ....
 
母とふたり
二両編成の列車に乗った
並んで座った
心地よい揺れに眠くなったところで
降りるように促された
小さな駅舎を出ると
一面のキリン畑だった
みな太陽の方を向いて
長い ....
 空から
 風のなみだが
 叫びとなって
 堕ちてくる
 
 わたしは
 部屋の片隅で
 目を閉じ
 風に語りかける
 
 もう少し、
 もう少し、
 待っていてね

 あ ....
              090315





灰皿は
投げつけるものと決まっておりまする
灰皿をザリザリ擦り
ザリザリと
ザリザリがザリザリと
ザリザリするから
地 ....
アロー!アロー!
くだらない芸人
世界の崩壊
短絡主義の絵本

命の物質化
上辺だけの付き合い
愛って一体なんだ
与えられた仕事

ボスの不在
リーダーのいない日本
心の美しさ ....
しあわせのなかにいた

そのなかにいて

しあわせをかんじていた

ひとに迷惑をかけたくなかった

すくなくとも

きのうより前向きでいたかった

しあわせのなかにいたくて
 ....
{引用=



淡い緑の中で
逆三角形の水色が
樹を見上げると
サクラではなく
古タイヤがいっぱい
なっているのだった

柔らかなまるいピンクが
身体を歪ませながら
通りかか ....
別れの時を惜しみ
後に尾を引く
甘い愛の味
君は私を振った

私しゃ未練も何もないけれど
秘密を打ち明ける。
君は太った。
俺は痩せた。

今年初めて花粉症に
なったそうだ。
 ....
明るい陽射しのロビーで
いろんな人がカウンターと椅子の上
ぎこちなく たっては座り

さしだされた指示に従い
通路と道路に歩いて行く
待たせた人々と共に 
誰も待っていない人も
了解し ....
ぼくは言えないんだ
離れないで、と
そう言ってしまうとよけいに
きみが 忘れるような場所へ
消えてゆくようで

いつか指を伝って
届いたらいいのに
「とおくにいかないで」
それでも考 ....
イカス奴だぜ
ダボタン穿いて
シャコタン乗って
イェーイ

チェケイッアウト
このパスタはいかすぜ
ナンバーは8181
シボレー乗ってお出かけ

帽子は後ろにかぶり
ブレイクダン ....
 瑞々しい嘘

                090311



元死刑囚が
テレビの中で
話をすると
南から北へ
北から南へと
冷たい風が吹き抜けて
墜落した飛行機 ....
 真実に化粧をして
 嘘のしみを隠す
 わたし

 みえない虚像の「顔」をして
 日々を歩く
 わたし
 
 もう みえない「顔」に
 馴れてしまって
 虚像の世界を
 生き語る ....
目を閉じて
初めて
私を見てごらん
あの頃の時代がある

近すぎてありがとうが
近すぎてごめんなさいが
言えない。
新鮮に思えば感動になる。

気を使って
大切にして
頼りにし ....
 
 
エレベーターが
捨てられていた
たくさんの
手向けの花を積んで
 
吹いている風には
少年の掌のように
静かな水分が含まれている
 
花を一輪
もらって帰り
小瓶に活 ....
壊れた空には傷痕ひとつ。
草にまみれて手を伸ばし、
嘘ぶく風が吹こうとも、

夢の切れ端 溶けてはなるまい。

---------------------

あばらの浮いたこの体
流 ....
 雲間から
 虹の手が
 世界にのびてくる

 わたしは
 君の手を
 掴もうと
 空に手をのばす

 だけど
 意地悪な風が
 わたしの手を
 かきけしていく

 軈て
 ....
{引用=
麻酔の切れた
風見鶏は
錆びついた羽で
取り戻したくて
逆回りを始める
けれど
優秀な風見鶏は
一度たりとも
選択肢を誤ったことは
なかったので
わからなかった
西な ....
愛にあふれた人
愛にうえた人
愛にみちた生活
愛にかこまれた生活

仕事の山
自制の毎日
ランデブー
デジャブー

日の光に照らされて
そよ風に流され
一人ぼっちで散歩する。
 ....
春になったばかりの頃
白い帽子を追いかけて
春風の中を駆けて行った

草原の若い草からは
真新しい緑の匂い
南の方からは
温かい日差しがさして来る
空が青くて
眩しくて見れない

 ....
あの頃顎下で切りそろえた黒髪は
いつの間にか胸下まで伸びていた
美しい茶色の髪を、あたしは毎日ゆるやかに巻いている



あの頃短かった不細工な爪は
桜貝色の花やきら ....
白い時間のうつわ
網膜のひだまり
ベンチでうつらうつらしている間に
思い出が回遊してくる

おはよう
さよなら

おはよう
さよなら

巻き戻される行き先  ....
ゴツゴツ落ちつかないバランスの崩れた車
その中で聴く二十歳のためのロック
その青臭さが自分のものではなくなって久しい

十年前に書いた詩を読み返しながら
失ったもの表現できなくなったものを知 ....
くたびれた足を引きずって 
いつもの夜道を帰ってきたら 
祖母の部屋の窓はまっ暗で 
もう明かりの灯らぬことに 
今更ながら気がついた 

玄関のドアを開いて 
階段を上がり入った部屋の ....
水色の匂いがした

午前の光に撹拌されて

僕と彼女の鼻に入り込んだ


どこかで蛙の卵が匂う

別れの空虚が

新たな予感が

季節を越えた

二人の匂いがしている
 ....
腹をすかせている子に
乳とパンを与える
喜んで飛びつく
重圧を感じる。

長女に久しぶりね!
と言われる。
痩せたね。と気が付く
人の話に耳を傾ける。

あーいい加減楽になりたい
 ....
美しさは
人見知りするのだろうか
いつもつつましい
声をかけられるまで
犬小屋でかくれんぼしている

驚きは
宇宙人なのだろうか
いつも未知との遭遇で
出会ったと思えば
突然消えて ....
果てるなら
果てるなら
あなたの瞳に
溶けて
今夜だけは
今夜だけは
あなたの唇に
触れたかった
桃より
柔い肌の傍ら

くちづけたなら
あなたの導くまま ....
 
一枚の雨
窓しかない列車が
なくした足を探していた
わたしがいたら
遊園地がある
その先端の細っこいところ
かわいそうな叔父さんの観覧車は
とても鮫だらけなので
わたしはひとつひ ....
ラクダに乗って楽だ
砂漠をひた走る
毎食ビーフジャーキー
水は朝露飲んでます。

時間はゆっくり流れ
信じるものにすがり付き
心を癒し
シコリをほぐす。

人と出会い、別れて
人 ....
こめさんの自由詩おすすめリスト(4733)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
緊張- ペポパン ...自由詩6*09-3-16
水の記憶- たもつ自由詩1609-3-16
『風のなみだ』- あおい満 ...自由詩6*09-3-16
灰皿- あおば自由詩5*09-3-15
オカマ社会- ペポパン ...自由詩6*09-3-15
しあわせのなかにいた- 吉岡ペペ ...自由詩409-3-15
タイヤ樹と春- まどろむ ...自由詩5*09-3-14
ケロケロ- ペポパン ...自由詩5*09-3-14
ロビー- 砂木自由詩6*09-3-14
いつかくるさようならのために- 唐草フウ自由詩5*09-3-13
クライムストリート- ペポパン ...自由詩3*09-3-13
ロコの畔- あおば自由詩4*09-3-13
『虚像の顔』- あおい満 ...自由詩4*09-3-12
新鮮な貴方- ペポパン ...自由詩8*09-3-12
瑞々しい嘘- たもつ自由詩8*09-3-12
壊れた空には傷痕ひとつ。- 雨野六也自由詩409-3-11
『春先』- あおい満 ...自由詩6*09-3-11
彼は空を飛びたかった- 亜久津歩自由詩21*09-3-11
愛ちゃん- ペポパン ...自由詩6*09-3-11
- 未有花自由詩16*09-3-11
heaven- ロリータ ...自由詩709-3-11
路線バス- shu自由詩809-3-11
成熟した空虚_二〇〇九- kauz ...自由詩6*09-3-11
遺影のまなざし_ー四十九日前夜ー_- 服部 剛自由詩2009-3-10
卒業式- 吉岡ペペ ...自由詩509-3-10
所帯染みた臭い話- ペポパン ...自由詩5*09-3-10
祈り- 乱太郎自由詩22*09-3-10
夜行列車- 乱太郎自由詩7*09-3-10
虹織- たもつ自由詩709-3-10
バーボン片手に- ペポパン ...自由詩8*09-3-9

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158