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ペポさんは全く悪くないから
ペポさんの味方だから
と会社の人
君はそっとお茶を出してくれた

お客様に問い詰められ
油を絞られ
怒鳴られて
正直やめたくなる

男はやっぱり忍耐
 ....
雨が通り過ぎた朝
ちいさな秋が浮かんでいた
ひとひらの紅葉

雨が上がったばかりの空の中
道ばたの水溜りに
ちいさな秋が泣いていた
黄色い紅葉

地に落ちるのなら
土の上に
草の ....
 あんたの笑顔    スキ
  
 あんたの泣き顔   キライ

 だから だから

 泣かんといてよ
 涙なんてもん
 見せんといてよ

 いつだって 笑っとったやん

 だ ....
大好きって
それは響きだ
大好きだなんて
叫ばなきゃ良かった

声に出さずに
叫ばなきゃ良かった
声に出して
叫んでいたら

きっと俺は
ここにはいないし ....
プラスティックケースの上に 
並んでる、ふたつのせっけん 

小さいほうが、お婆さん 
大きいほうが、息子さん 


「 生まれた時は逆だったのに 
  わたしに向かってハイハイしてた ....
ああ、傷だらけの天使たちよ!
天使のながす涙をボクは見た
愚鈍なボクたちは、
天使がひどく疲れているの知らない
嘆きや不満や愚痴にうんざりしているのを知らない。

だからボクたちはそろ ....
君の願いが叶うのなら
どんなことかと尋ねられ
何もいらないと答えた青年は
望みどおり
何ももらわなかった

それでも彼は
幸せだった
願いが叶ったのだから

何もいらない
一文無 ....
可愛いやつと一羽のレース鳩を胸に抱いた
彼の眼差しは恐ろしいほどに優しかった
自分の弱いところを見ているようで
彼と一緒にいるのが嫌だった
彼と友だちだと誰にも思われたくなかった
それでも誘 ....
心が表れている
そしてただ静かに佇んでいる
自然の光が触れて、とてもキレイな歪
誰もが賛辞を惜しまない
なんだか自分の事のように嬉しくなってしまう

繊細な作品と大きな自然に挟まれた僕はな ....
交差点の向こう側で
指揮者がタクトを振っている
その動きに合わせて
たくさんの仔猫たちが
次々に海へと入っていくのが見える
カタクチイワシの群れが来ているのだ
胡麻漬け
卯の花漬 ....
竹筒の側面の穴に生けた
{ルビ秋明菊=しゅうめいぎく}の白い花々 
境内に奏でられる{ルビ雨唄=あまうた}に耳をすまし 
そっと{ルビ頭=こうべ}を垂れている 

{ルビ些細=ささい}なこと ....
久しぶりに訪れた{ルビ報國寺=ほうこくじ}は 
雨が降っていた 

壁の無い 
木造りの茶屋の中 
長椅子に腰かけ 
柱の上から照らす明かりの下 
竹筒に生けた{ルビ秋明菊=しゅうめいぎ ....
今日も雨
一人で寂しく部屋で
手紙を書く
コーヒーを飲む

今日は餃子だ
模様替えをして
防虫剤を入れる
星がキレイだ

グランドピアノの音
ペダルの音
虫の声
胎児の鼓動
外は雨
暗闇を縛り付ける
窓を閉めて
鍵をかけて
眼鏡をかけて
解放
生き物の真似
目玉効果

ノルマは10匹
かわいそうな自分を助ける
話を作る
ゲームオーバー
理解する
 ....
ジェットコースターに乗って
鋭角の下り坂を転げ落ちるように
とろけたチーズを素早く伸ばして千切り
ピザを片手に口説きつづける野郎

テーブルの上の赤いキャンドル
♪〜ダバラ/バラ 〜シャバ ....
子どもだったあの頃
放課後みんなと遊んでた
空が赤くなる頃
もう帰らなくちゃと
誰かが言い始め
その日が終わるものだった

一人で家に向かうその道で
夕焼けがやたらとまぶしかったけど
 ....
どうして兄弟でもない男の人と
いっしょに暮らさなければならないのか

結婚前に、たずねた

そういう決まりになっているんだ
と 彼氏は言った

あんまりあっさりと言うので
笑ってしま ....
 涼しげな風に吹かれて冬の到来を予感させる
 いつも僕はここにかえってくる
 道端に転がってる滑稽で憎めない話
 拾いあげて化粧をほどこす

 通りがかった公園では
 紙パックの焼酎を ....
秋の深むる道すがら
吹かれ漂ふ紅葉葉の
{ルビ言=こと}に出づとはあらずとも
心鎮むる文となる

風の流るる草の野に
そよめそよめく{ルビ薄穂=すすきほ}の
波を立つとはあらずとも
心 ....
{引用=





あなたの
指の隙間から
こぼれ落ちる

哀しみを拾い集め
風の自転車は
秋を走る



淋しさは旅立った
淋しさは空の彼方
だからあんなに
高 ....
電話のむかうの声は、広島から来た
優しいいたわりに満ちた父の声だつた
祖母がさつき亡くなつたと告げてゐた。

東京の空
広島と同じ東京の空
思へば 貴方は疲れを知らせもしなかつた ....
ああ また白馬が

やってきたんだね

まだぜんぜん食べてないのに

そんな目をして

いつも俺が

しんけんに作った

晩ごはんをふたくちぐらい

ゆっく ....
金木犀の
金木犀の
花の陰が
心にはらり、落ちてゆく
この道は
この道は
いつに辿ってきたのでしょう

金木犀の
金木犀の
花の香は
昔にかよう
消えかけた
面影一つ ....
 こんなゴミだらけの街にいても
 きみの瞳は穢れない

 穢れきったぼくを
 やさしく叱ってくれる

 きみの見上げる空には
 罪なんてない

 いつも重い荷物を運ぶきみは
  ....
僕は生きている
その事自体が罪なのか
道造は二十四歳で逝った
中也は三十歳で逝った
祐三も同い歳で逝ってしまったよ
だのに
僕は未だに生きている
罪の上塗り
恥の掻き捨て
僕が愛し損 ....
詩を書くあなたは
言葉に恋をすることは
自由ですが
言葉と交際することは
禁止です

愛していることを
愛していると書いては
いけません

愛している以上に
愛を言葉で綴らなけれ ....
元気かと聞かれて 元気だと返す余裕はある
そうでもしなきゃ 死にそうなまま寂しくなる 時の流れだと

このままでいいのか そう言われても
大切なものはここにある そう言える

でも決めつけ ....
夜空にむけて交差するサーチライト
眩しいビームを浴び、汚れて落ちる雪
つめたい降下物の吹き積もる
大雪原の収容所に「声」はない

化学合成された香料の匂いと
いくつかの薬剤を染ませた謎めい ....
いつもよりも少しだけ
人の話に耳を傾けてみたら
少しだけ
人の温もりを
知るようになりました

いつもよりも少しだけ
花を見つめていたら
少しだけ
永遠というものを
考えるようにな ....
私は殺人鬼だ

自分で自分を殺そうとする

どうしてか分からない



ふとした衝動が私を襲う

ナイフでその手を切れと



私はその指令に抗おうとする

だが時 ....
こめさんの自由詩おすすめリスト(4733)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
忍耐- ペポパン ...自由詩3*06-10-2
ひとひらの紅葉- ぽえむ君自由詩11*06-10-2
泣かんといて- 愛心自由詩306-10-2
純情- 水在らあ ...自由詩23*06-10-2
せっけん_- 服部 剛自由詩16*06-10-2
ブレイク風/即興詩- atsuchan69自由詩4*06-10-2
何もいらない- ぽえむ君自由詩10*06-10-1
少年と鳩- 恋月 ぴ ...自由詩17*06-10-1
溶けていく- 葉上一依自由詩106-10-1
カタクチイワシの仔猫たち- たもつ自由詩16*06-10-1
秋明菊- 服部 剛自由詩16*06-10-1
鎌倉・報國寺_〜初秋〜_- 服部 剛自由詩10*06-10-1
- ペポパン ...自由詩7*06-10-1
ブルーブラック- アサリナ自由詩10*06-10-1
素晴らしき恋- atsuchan69自由詩7*06-10-1
子どもの頃の夕焼けは- ぽえむ君自由詩17*06-9-30
救い- 砂木自由詩26*06-9-30
罪なき人々- 山崎 風 ...自由詩406-9-30
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わらしべよ- まどろむ ...自由詩806-9-30
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白馬- 水在らあ ...自由詩23*06-9-30
金木犀- Rin K自由詩27*06-9-30
パジャマ- 山崎 風 ...自由詩606-9-29
(百九十九番目の詩)- 恋月 ぴ ...自由詩19*06-9-29
詩を書くあなたは- ぽえむ君自由詩17*06-9-29
近況混乱- ロカニク ...自由詩206-9-29
囚われた声- atsuchan69自由詩4*06-9-29
いつもよりも少しだけ- ぽえむ君自由詩13*06-9-29
殺人鬼- ajisai自由詩3+*06-9-29

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