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壊れてゆく、壁に沿って歩く
僕、息をはく
無造作に置かれた 鉄材の
ベンガラ色の 辺りの匂い、
たちまち白昼、アル中の濁った瞳に宇宙が点る
 オフィスの風、清潔な ビジネスライクなSEXの真 ....
蒼い空と
碧の海と
あと 白い砂 一面の

パックにして売られている


六日間の有給を
四万円の記憶にしようと


亜熱帯の島で
美しい飲みのもを唇にあてて
指から零れる ....
夏草ゆれる丘にくると 
まばゆい光にうたれる
この不思議な空虚は何だろう・・・

宇宙は今も膨らみ 
大地にも満ち広がる生命
かつて一つの受精卵だった私 
意思の感知しえない領域・・・
 ....
ぼくは詩を書きたい

風を感じることができるのなら
全てを感じることもできる

今日もまた

朝の散歩をしていると
新しい風に出会いました

新しい風は
草の匂い
その緑は命を ....
頭の上からすっぽり
オブラードを冠ったような
曇りの日ばかりで
じっとりとした湿気に包まれていると
鬱屈ばかりが沈殿していく
そんな夜はお気に入りのマグカップに
とっておきのアッサムを ....
うーん好きなんだけどなぁ君の事
どうしてそんな風になるんだろう
もしかして
いやそんな事はないか
うぅんなんだかなぁ
上手くないよねぇ
どうしたもんかなあ
ねえ

いや
なんかね ....
たくさん並べた小瓶でも
何故か赤い花ばかりが残った

初夏の風はゆるく
容易く記憶の鍵を解いてしまう
なだめすかすような優しさで

麦茶を半分だけ残して
閉じた瞼に 涙を挟んで留める
 ....
身体の中に高速道路
を抱く女
車の往来があり
多ければ渋滞になった
特にそれは料金所付近で
もちろんETCも使えた
あちらこちら防音壁は壊れ
溢れて久しかった
両の乳房に顔をうずめ ....
ぼくは詩人

動かないと思えば
自分が動けばよい

今日もまた

夜の散歩をしていると
動く夜に出会いました

街灯のない道を一人歩く
手にもつ小さな懐中電灯のみが
寂しく辺り ....
伝えたくて

伝え切れなっかった

想いを

全部

きみの胸に

届けて いたら

こんな 後悔は

なかったのだと

ずっと 思ってた。


だけど

伝 ....
雨よ降れ
風よ吹け
雷がなり
眠る妖精

拳を上げ
根性出し
底力見せ
男の意地

元気愉快
緊急事態
緊張状態
放心状態
物語の終えた本を
閉じると同時に
欠伸をひとつ
いつの間にか外は雨

こんなに近く
ガラスを滑る雨に
今更気づいて
覗いてみたのは
深い夜
明けること
わかっていても
朝はまだ ....
{引用=一、くじらヶ丘


 口に出してごらん
 うるおい、と
 その
 やわらかな響きは
 途方もなくひろい海の
 すみからすみまで
 満ち満ちてゆくようなものではない

 干 ....
天空を 日が巡る
かげ ひそまる

大型バスを避けて 僕は路地裏へ
しみったれた茨 時を違えて咲き誇る
一輪の薔薇 その棘の在りか
観光客の舌先で淡くとけてゆく
色とりどりのアイスクリー ....
ぼくは詩を書きたい

季節は世界をその色に染め
心もその色に染まる

今日もまた

朝の散歩をしていると
白い夏に出会いました

夏は白
入道雲が高く立ちのぼる
澄んだ青空は後 ....
あのときの金魚生きているよ
あなたと何回挑戦しても
ポイはすぐに破けてしまって
夜店のおじさんが呆れて分けてくれた
小さな二匹の金魚
お口をおちょぼにすぼめた金魚鉢は
ひらひら朝顔のように ....
まるで誰かの悪意のようにうらぶれた街並
軋みをあげる少女らの腕
過剰な夜が速度を増し思い出が痙攣する
屍を食して膨らむ都市で
瞳に汚濁が溜まるとしたら
それは一体誰の瞳に
あなたに わたし ....
 人とは半分獣だ
 争いを起こす
 心は刻々と移りかわる

 感情 情熱
 生きる力
 感動 経験
 生きる力

 狭い路地ですれ違う人々
 場合によっては
 運命の出会いか ....
酔っ払ったみたいに踊る僕の手に
気が付いたら君の手があった
変な言い方だけどそんな感じ

おでこをくっつけて微笑みあった二人が
そのまま見つめあって
溶け出していく夏の夜の匂い

細波 ....
時々この臭いが大地に移ってしまっているんじゃないかと思っている
羊への慈悲は必要ないとあなたが言う
世界がこの臭いを知っているんじゃないかと思っている
私は羊の鎖を外す気は無い 四六時中 握って ....
あなたの声をきいたとき

胸の奥から潤って

その吐いた吐息の

湿っているのが幸せだった
静けさに
包まれて夜は
雨はとどまっても
星はみえない梅雨の空

肌の湿りは
空が落とした夏の皮膜
それとも重ねた体温
外灯が滲んで見える

青く蒼々と
今を映すその目に
私の ....
ぼくは詩人

いつもの空はいつものように
同じ空ではない

今日もまた

夜の散歩をしていると
遠い夜空に出会いました

ずっと続くその夜空は
果てしなく続くようで
どこかで明 ....
うすらぼんやりとした
          朧月
まだ少し明るい薄青色
          にぼんやり浮かんだ。
窓から漏れるオレンジ色
           の窓明かりは
空の色ととても綺 ....
道、行きながら
美しいと思える花に出会う喜び

歩みながら
特別でない
小さな花を
「綺麗だ」
と、感じる温かさ

腕の中
ひとつ・・・
・・・ひとつ
また・・ひとつ・・・
 ....
ぼくは詩を書きたい

楽しむことに一日を使うよりも
楽しめるものを探すことの方が
その一日は長い

今日もまた

朝の散歩をしていると
向日葵に出会いました

そこには
たくさ ....
君の心の中はとても青く深い海だから
僕は小さな潜水艦に乗って行こう

潜って初めて知ったよ
静かに見える海の中は
本当はとても様々で
速い流れも遅い流れもあるって事

だけれども大丈夫 ....
赤いくちびるの、艶かしい呼吸の高まりが、
耳元をかすめ過ぎて、
世慣れた顔のひろがりは、穏やかに浮かび上がり、
成熟した夏を秘めた、
落ち着く若い寡婦の頬をかしげて、
経験にさばかれた甘い水 ....
嗚呼 線香花火
叶わなかった約束事

逞しさでもって駆けた夏
きらりと残り火

何も奪わない恋だった
駆けっこみたいな関係性

風化しない
約束の言葉は

大事にしすぎてはいけ ....
母は
随分と老いたけど
声は変わらない

母は
もう私に「早く早く」とせかさなくなったけれど
私に「早く」とせかされる

母は
なぜか私よりスタイルがいい
ちょっと癪だけど
ちょ ....
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