すべてのおすすめ
行かないでと叫んだ言葉の先
掴んだ手の温もりで
引き戻される現実
振り返った瞳には
もう何も映っていなくて
真っ赤な唇からは
灰色の過去がこぼれだす

あぁアンジェラ
全ては終わった ....
太陽がサンサンと
ふりそそぎ
雲一つない
オレンジの匂い

太鼓の音
シーツの波
犬の散歩
麦の穂

笑顔の君
ひざまくら
ピアノの音
全てが平和だ。
             091027



偶然が
囁くので
ききみみを
そばだてる
歩きながら
考える
歩きながら
思いだそうとする
未来の記憶
偶然が
素直な顔をして ....
夜も更けて

もうすぐ

最後の曲の余韻につかまって
奴等がやって来る

隙間だらけの言い訳で
目隠しした僕の回りを
ゆっくりと巡り始める


イヤホンの内側で突然に
発 ....
聞こえるの

まだ悲しくないあの頃

振り向けば

そんな気持ち片づけて笑ってる


遠い

記憶のまだまんなかで

夜道を

祭りのあとみたいに歩く

月明かり
 ....
窓辺にうつる

あたしの頬が

便箋に文字をしたためる

不惑は遅くて

別々のよるが

哀しみをガラスで仕切る


こんどの夢は

ながすぎたメルヘン

こんどの愛 ....
俳優は事件をひとりで引っ被っている

現場にいた元総理の息子と

死亡した女とのあいだには

国家レベルで容認できない何かがあった

この事件を掻き消そうとして

あの女優夫婦にも ....
自分よりも
優れた者として
接し
決して怒らない。

人の足を洗い
愛情を持って
接する
自分を低める

時に怒鳴られ
時にバカにされ
時に質問攻めされても
ぐっとこらえる。 ....
                 091026


水の上からの眺めを
台風が
せせら笑うように
湖岸の木々は
大枝を揺らして
今にも根本から
倒されようとしているのが
テレビ画 ....
冬の夜空ったら輝く星ひたすらまぶしくて

手編みのマフラーとか恥ずかしい思い出の数々

泣きながら破り捨てた一枚の写真
私の肩を抱いていた男の顔
なんて
忘れたような
未だ忘れられない ....
寂しい時は
僕のところへ
戻っておいで・・・。

いつも
君のことを
思い出すんだ

ひとりで
いる時
君の
素直な
横顔が
恋しくなるんだよ
愛しくなるんだよ
かわいい ....
空に月が滲む
おぼろ月夜
淡い黄色は霞んで
今日はコップに
浮かんでくれない

まじないのつもりでやってみる
特に願いなんてないけれど
夜空を照らす月のように
私も綺麗になれますよう ....
いきむ
いきまない
いたむ
いたまない
「超いたーい」じゃねーんだよ

妊婦やそれを祝福する空気がえらくきもい
ときどき・いやきもくない
つーかありがとう
ほんとごめんねーてか
繰 ....
君の夢を見た

もう見ないであろうと思っていたから

何とも言えない朝だった

疲れがたまるといつもこうだ

君はなんだか小さくなってて

記憶も曖昧になってきたのだなと思うと同時 ....
妖言の使者顕われて
戯れる闇夜のひととき
濡れる息使いを殺し
桃源の森を散策する

    (ここには
     あなたとわたし
     しかいない
     わたしとあなた
   ....
雨の中
自覚する
ケヤキの落ち葉
鳥の声

風の音
休日の午後
お茶を飲む
一人想ふ

寒椿の花
給料日1日前
一人食を
得る

ハナミズキの
赤い実
時は流れる
 ....
 
 
洗濯機に釣り糸を垂れる
魚が釣れる
うろこが晴れの光に反射してまぶしい
釣り糸を垂れる度に
次々と魚が釣れる
面白いように魚は釣れるけれど
魚は面白くなさそうにこちらを見るばか ....
もう腹を立てたりするのはやめよう

ぼくにはひとを裁く権利などないのだから

あらゆるイマジネーションを使って

ぼく自身に置き換えてしまうのだ

身に覚えがないとしても

身に覚 ....
婆ちゃんが三途の川を渡ってから 
いつのまにやら9ヶ月 

日曜の朝早く目覚めた僕は 
思いついたように動き出し  
あまりの遺品の多さに 
ほったらかしていた
戸棚の奥から 
次から ....
剥き出しになった電線に
切り刻まれた夕日から
滲み出すオレンジ色の血潮

一夜にして枝葉を落とされ
無念の拳を空へ突き上げる
街路樹の黒い影

夢見るように
朽ち果てていくことさ ....
さよなら
新たなる
人生に
向かって
旅立つ

新しい
未来へと
出発していく

君が
いたことを
何時までも
忘れない

君と
であったこと
決して
忘れない
 ....
ふと君と出会ったので
なにを思ったのか
結婚する気になってしまい
程なくして言葉に出してしまい

ふと言葉に出してしまったため
なにを思ったのか
結婚することが現実的に思え
程なくして ....
昼間の明るさを好まないあなたと
夜の道を歩く


寒いねと差し出す珈琲の缶より
つなぐ指からあなたの温もり


あなたはグレーのマフラーがよく似合う
そうやって顔をうずめて
表情を ....
私は黒板に大きく書く。
「そして、私は失われた。」と。
教室がざわめく。
先生は私を睨み、教科書を握る。
哀れみにも似た視線が降る。子宮が痛い。
この場から今すぐ逃げてしまいたい。
足元が ....
カレー
親子丼
マーボ豆腐
エビチリ

金平ゴボウ
カボチャの煮つけ
サバのミソ煮
いわしのソテー

カツレツ
トリカラのトマトソース添え
カチャトラ
ギョーザスープ

 ....
暖かい灯火を抱いて
真っ白な肌は
羽が積もるのを待っている

ルビーは血の色
瞳の色
真実を咀嚼して
淡い炎で
赦すのです

隙間に光を集めて
閉じ込めた心を
透かしたら
温 ....
四日の夜には息子と散歩をした
息子は自慢話を聞かせてくれた
子供ってたぶんみんなそうだ

ふしぎな月の夜だった
月のまわりにおおきな円弧がかかっている
それを息子に教えた

お父さん、 ....
あんな 最近気づいてんけどな 
あたしの胸んとこにな 
ちっちゃいお姫さんが住みついてるねん

こないだ

心臓がぴーってやぶけた夜があってんけど


そんときにな
破れ目のむこう ....
きみから放たれた愛しい種子は
酸素に混じり肺に吸い込まれ
潤んだ空間にじわじわと溶ける


熱いため息が吐き出されたとき
そのあまりの重さに
飽和状態であったことを知る


きみの ....
 
これ、以前に頼まれていた資料です
と小田さんの持ってきたコピーが
湿っている
海に行ってきたんですよ
小田さんは微笑んで
きれいな巻貝をお土産にひとつくれた
去っていく小田さんの髪や ....
こめさんの自由詩おすすめリスト(4733)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
スタートライン- ミツバチ自由詩3*09-10-28
休日- ペポパン ...自由詩6*09-10-28
児童憲章- あおば自由詩5*09-10-27
うしろの正面- nonya自由詩8*09-10-27
聞こえるのは- 吉岡ペペ ...自由詩609-10-27
ひとり唄- 吉岡ペペ ...自由詩809-10-27
詩を信じる- 吉岡ペペ ...自由詩509-10-27
私の生き方- ペポパン ...自由詩5*09-10-27
passage- あおば自由詩3*09-10-26
冬の夜空ったら- 恋月 ぴ ...自由詩21*09-10-26
好きだよ- そよ風さ ...自由詩3*09-10-26
おぼろ月- ミツバチ自由詩4*09-10-26
俺の「中原中也賞」につかまれ!- モリマサ ...自由詩509-10-26
目覚め- 伽茶自由詩309-10-26
言霊- 乱太郎自由詩9*09-10-26
公園にて- ペポパン ...自由詩8*09-10-26
後悔- たもつ自由詩409-10-25
ぼくは祈りしか持たない- 吉岡ペペ ...自由詩709-10-25
祖母の家出_- 服部 剛自由詩609-10-25
夕暮れ- nonya自由詩10*09-10-25
さよなら- そよ風さ ...自由詩4*09-10-25
情歌(ジョーカー)ー中二階の六畳間ー- ……とあ ...自由詩26*09-10-25
白い吐息- 三毛自由詩609-10-25
片隅のさっちゃん- mad.rabby自由詩309-10-24
Cooking- ペポパン ...自由詩5*09-10-24
灯火の天使- ミツバチ自由詩5*09-10-23
四日の夜- 吉岡ペペ ...自由詩909-10-23
姫君- 笠原 ち ...自由詩6+09-10-23
きみの球体- あ。自由詩21*09-10-23
巻貝- たもつ自由詩1009-10-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158