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ぼくらはいつも
見ていたんだね
同じ窓から
午後の青空
透ける葉脈
震える小枝
それらにも似た、未来

ぼくらはいつも
感じていた
同じ風を、違う感受性で

教室にいる ....
世界中のぬけ毛を集めたら
いったいいくつのコートが出来るかな
そんな仕事をしているのは
世界にたった一人の毛取りおばば

毛取りおばばは寒がりだから
地球に毛の生えた生き物が現れてから
 ....
わけのわからぬ管がいっぱい
ついたあなた

また生き延びてしまったな

そんなこと言って
笑うあなた


現代社会の中に生きて
機械使うこと許されません
 しちゃいけないこと
 ....
蟻の触角をプチリと抜いた
前足
真中
後ろ足

一本ずつ丁寧に
壊さないように
壊していく
壊れていく

あぁ、まただ
また足元から上ってくる
おまえは助けたいの
と聞いてみ ....
夕暮れの風が優しいので
少しだけ手袋を外してみた
小さな枯葉が僕の手にのった

電車に乗ると人ごみが恐ろしく
そっと息を止めてみた
苦しくて苦しくて仕方が無かった

駅からの帰り道に雨 ....
後を返ると一人
寂しい時は音楽を聞く
君の友人の一人
悲しい時は料理をする

セロ引きのゴーシュでも
演奏会には弱い
ピアノの音
波の音

僕を信じて下さい。
愛の人について来て ....
 きっちりきっぱり引けている。
 ペッコリ腰が引けている。

 類人猿がさ。
 お前腰引けてんなあーっていうくらい。
 ガッチリ綺麗に引けている。

 メジャーリーガーがさ。
 こいつ ....
銀杏の葉が
真夜中のイリュミネイション

誰もいない夜
風が銀杏の樹を抱く夜に


流れ星を見上げていたら
それは空から舞い落ちた


数限りなく降り注ぐ
優しい言葉の欠片のよ ....
2人で

双子座流星群

見たよね


忘れないよ

懐かしい音楽と熱すぎるヒーター


真暗な車の中で



最後にひとつだけお願い
チューしたい

ってわたし ....
 このゆびを
 のぞんで降りたきみですか、


しずかな熱も
いそぎゆく風も
そのゆくすえは
つながってゆく気がして
荒れたくちびるを、恥じらう
ふゆです


やさしさ ....
ユニコーン
あの人から私を守って
ユニコーン
心傷付く前に

その蒼い瞳で私をみつめて
おまえのやさしい胸に抱かれながら
永遠の夢を見るのよ
汚れ知らない{ルビ処女=おとめ}のまま
 ....
私は未だに足枷をはめられている



でもいつか自由に羽ばたける日が来ると信じて

地上から天を見上げる



天からの眩しい光

楽しむ事

生きること


 ....
春からひとり
流れてきた
おまえ

こんこん冬と
墨染めの宵の川は
さぞ冷たかろう

月様には出逢うたか
さぞ澄ましていたろうに
あれは誰かを
好いている

一に ....
 若き頃
 道なき道を歩いたな
 誰からも相手されずに
 涙{ルビ眼=まなこ}で恨みっこ
 自分の未熟さ所以だね
 今だから分かる若き微熱
 こうしてる今も
 振り返る日がくれば
 ....
胸のボタンを外すとき
あなたの狡猾な指先を思い出す
背後から不器用そうに
それでいて
未来に待ち受けているものを欺くかのように
(それなのに忘れられないのは
部屋の灯りを消しても
情念の ....
ある日、僕の所に彼女から手紙が来た。
素直で、可愛くて、良い子。
僕の、大好きな子。

僕は封をきると、ゆっくり読んだ


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
いきなりの手 ....
 すみません。
 すみません。

 あなたのお持ちになられている。
 切っ先鋭いそのナイフ。

 どうぞ私に貸して下さいな。

 え。どうしてって?
 いやー。あのね。

 どう ....
ここにいるから

寂しくなったらいつでも
ここへ

おいで・


ここにいるよ

そう

その小さな
機械の

こっちがわ・
今なにしてるの?・


友達とバイクのゲーム?・

部活サボって保健室?・

先輩とツーリング?・


どうせ
ひとりでボーッとしてるんでしょ?・

知ってるよ
きみのこと ....
苦しい足を引きずって
今日も歩いて行く
地上の楽園はどこ?
愛は魂を癒してくれる。

一人で想う
一人で起き
一人で笑い
一人で飲む

愛は世の中に
色を付けてくれる
楽しみが ....
曙色の大気に染む甘美なる夢の輪郭
そよぐ小風に香るバニラの匂いとともに
家々のケーキを焼くオーブンから立ちのぼる煙
見渡せば、丘の向こうの不可思議な光・・・・
淡いピンクに赤を混ぜた規則正しい ....
とじゆく風にひらかれて

それがあるいは逆だとしても
なおさら地図は
紙切れとなる



吐息はつまり消える熱

硝子に映る秒針を
遠ざけるものは
いつでも
そばに

 ....
夢を見て泣いていた
スリッパが重たくて
空を飛べない夢だった
食後、健康に良いからと
母親がみかんを一つ勧めてくれた
外に出ると
街にサーカスが来る日だったので
誰も淋しくなどなかった
 ....
ああ寒いね暗くなってきたし
風が入るね
まあ待って、おじさん違うのよ
おじさん違うのよ
ただのおじさんよ

まあ、
どうやっても二十五分は電車は来ないから、
おじさんの話聞くのもいいも ....
あぁ、何て事だ
なぜ占いなど

山に登るのに女難の相だなどと
笑っている場合ではなかったのだ

今僕は一人の女性と
対峙している

吹雪の山はとても暖かい
軟らかな布団にくるまりな ....
青い冬空透き通る
沢の{ルビ辺=べ}歩くその音は
見渡す空の声となり
孤独を忘れる時となる

白い{ルビ川水=かわみず}清らなる
峠を越えるその風は
鳥を寄せ呼ぶ歌となり
勇気を与える ....
リコーダーを吹き
静かに一日が
終わる
そっと目を閉じる

夜に飲める一杯の酒
涙が出てくる
抱しめてそっと
「お疲れ」と言って欲しい。

また明日、人の幸せのため
喜んでもらう ....
携帯の画面上の
イチバン星みたいに

薄紫の空に
消えていった

追いかけたいけど
向かい風で
足動かなくて

目で追って
背を向けて


・・


僕も帰ろう
セロハンみたいな風に包んだ愛は届いたかい

暖かい海に浮かんだ Jelly Fish

Jewelryのような南の島で戯れた
恋はカラフル ビューティフル
 ....
頭の中の言葉が
たくさんあるというのに
捕まえることができない
つかもうとする手と言葉とが
磁石の同極同士のように
退け合ってゆく

言葉が拒んでいる
言葉をつかめない
そうではない ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
同じ窓から- Rin K自由詩30*06-12-16
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