すべてのおすすめ
ぼくは詩人
時は動き
明日へ未来へ
つねに今は変わる
今日もまた
夜の散歩をしていると
時の動きに出会いました
ようやく雨が上がった夜
湿り気を多く含んだ空気が
肌寒 ....
女は宛ら 一室の部屋だ
好きな男好みに 設(しつら)えられた
日々模様替えする 夜々配置換えする
九十九を過ぎた婆さえも 「あれまあ不思議!」と云うような
女は部屋の 一室である
想い人あら ....
息を吸って
息を吐いて
寝っ転がる
生きている
愛を受けて
生きている
毎日楽しく
生きている
でも貴方は
もう居ない
でも私達は
まだ生きる
きみを乗せてる 別れの列車
河原から 見送った
ぼくに 気づいても 気づかなくても
テール・ランプは 淋しく滲みながら
薄暮の中に消えてったけど
心を クリーニングに 出 ....
ぼくは詩を書きたい
雨に打たれるも
風に吹かれるも
晴れた心には関係がない
今日もまた
朝の散歩をしていると
心の傘に出会いました
雨降る道の咲く花に
打たれて忍ぶ意地 ....
昨日にくらべれば
歳をとっている
でも今の自分は
今もっとも若い
風化していく切なさ
生きることの過酷
明日も必ず訪れる
胸に刻まれた孤独
産まれてき ....
ぼくは詩人
未来に憧れ原始に憧れ
現在を生きる
今日もまた
夜の散歩をしていると
原始に出会いました
街灯がない夜の道
そこは何億年も前の夜だった
葉の広がった草が ....
カチュウシャをつけ
ペディキュアをして
帽子かぶって
ペンダントを付ける
汗が出る
扇子を仰ぐ
フリルのスカートはいて
ハイヒール履く
香水を付けて
指輪を付けて
噴水に足 ....
魚類図鑑を開き
少年は魚になった自分を
想像する
エラ呼吸の仕方が
わからないので
いつも溺れてしまう
遺書は
鳥類図鑑に挟まれている
夏空の飛び方なら
誰よりも詳しく
知って ....
* 逢う魔が時 *
逢う魔が時に
夜が浸透してゆく
何も起こしてはならぬ
何も触れてはならぬ
何も感じてはならぬ
まなざし以外は
重ねてはならぬ
流されてはならぬ
逢 ....
ぼくは詩を書きたい
下を向いていたら
いつまで経っても
上がわからない
今日もまた
朝の散歩をしていると
空の翼に出会いました
空に翼が羽ばたいている
ゆっくりゆりっく ....
裸足で しるされた やはらかい 足跡に
さらさらと 波が 水を しみこませてゆく
その消滅の a・b・c(ア・ベ・セ)たちの
静かに 弾けあがってゆく モノフォニーの
....
君のもっているものがね
とってもほしいんだけど
君はくれるのだろうか?
君自身を...。
ぼくは詩人
彷徨うほど不安は生まれ
不安は彷徨を生む
今日もまた
夜の散歩をしていると
夜と光に出会いました
あてもなく夜を彷徨う
時と直線が交差するその道は
ぼく ....
潮風を車の車窓沿いに感じて
豊かな緑
蒼い海
自由が背伸びしてる
海パンで砂浜をあるいて
足跡を残して
広がる海
真珠色の空
胸に潮風を吸い込んで
....
波打ち際に立つホテルで
あなたをただ待っていたい
薄暗いバーのカウンターで
透ける尾を揺らす熱帯魚と
ピアノが奏でるゆるやかな旋律と
ガラス張りの大きな窓からは
海とまたた ....
夏ひらく夢は
空に爆ぜる大輪の花
ほんのり蛍の揺らめき
風孕むびいどろの澄んだ音色
今を鳴ききる蝉の声
儚く琥珀色に透ける抜け殻
明けていく毎日の残像
梅雨時睡眠不足
眠くて眠くて
たまらない
目頭が重い
外は弟を呼ぶ
母の声
うるさい
対抗して音楽
ソニンでストレス解消
ラップをならし
此処地球野原一杯
脳天気は面白い ....
未完成なまま
このまま
梅雨の雨に遮られ生き場のない激情
暴れ出してこらえきれず
ハサミで髪をバッサリ
遠回り ワープ 時間道理
真夏のデザートこっちこい
....
ぼくは詩を書きたい
命を感じることは
未来を想う感情への芽生えである
今日もまた
朝の散歩をしていると
散歩の気持ちに出会いました
朝の光に包まれて
行くべき道が心地よく ....
父は昔から
美しい曲線の虜で
現代において
正しく電波を飛ばす事に貢献している
パラボラアンテナの白を
見て大きくなった私は
電波はアンテナの大きさに
比例すると信じている
言 ....
Lack of affection.
Never satisfies it.
Something must be there,
Which musntn't be commercial,
....
海が好きだ
開放的
小雨降るなか
急行突破
母なる海に向った
海水に浸ると
身の穢れがおちていきそう
砂浜で遊ぶ
女の子に声をかける
愛想のよい返事が ....
昼間の学舎から見える
土の校庭に一人の少年が鉄棒に
跳んでは回って空中で止まった
入道雲の眩しく飛んで
彼は青い空に吸い込まれて消えた
壊れたラジオの蝉の鳴く
汗に滲む目が二重に響く
....
ぼくは詩人
何を感じて何を想い
何を感じようとして
何を想おうとする
今日もまた
夜の散歩をしていると
鈴の音に出会いました
今日のこの夜の道で
いったい何を聴くのだろ ....
絵はがきみたいな花丸正しい夏休みには
入道雲と蝉の声と蒼い海の三点セット
空と大地をパッキリと分ける入道雲は
どこまでも大きくまっしろで
桃源郷までいける螺旋階段を隠す
蝉はサイレン ....
飛び込むと
その先には砂漠が広がっていた
課長がいて
砂粒をひとつひとつ数えていた
課長
声をかけてみた
砂漠では名前で呼んでください
と言われたけれど
課長は課長だったので
知 ....
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火の大輪が 咲きほこるのを 待った
ふたり 森蔭の 薄明の ベンチで...
おおきな 火祭りのピエロ 花火よ
ひかりの 満ち潮を ください ....
ぼくは詩を書きたい
そこに生まれ生きるものは
そこで朝を迎え活動する
今日もまた
朝の散歩をしていると
夏の朝に出会いました
遠い東の空が明るくなり
朝が始まる
涼しげ ....
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