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   やさしさもみんな抜け落ちて
   そいつはセーヌの流れに消えた





キリストマリアを引っかいて
破れた爪で十字を切った

 ....
 無数の雪片の一つが僕の熱を帯びた唇に溶けていく
 綿雪が降りしきる夜 綿雪が降るさんさんさん…という音だけ聞こえる 暗黒の幽冥
 外灯が一本向こうに立っているだけだ
 ここがどこだか分からない ....
 トキメキを運ぶ春風
 心の桜が色めく
 幾億回も繰り返して
 今年も僕達に
 儚い気持ちを思い出させる

 着信拒否され
 深い川の底に沈む
 鍵が架けられた心の扉よ
 いつか開け ....
夜の畑の前にふと立つ
まだ種しか植えられていない
土だけの畑
奥の方まで目を凝らしてみても
どこまでが畑で
どこからが空なのか
何の区別もない
ただ真っ暗な風景しかない
けれども畑は命 ....
雨上がりの高尾山 
散策の一行は
山を愛するおばちゃんのガイドに 
耳を傾けながら 
濡れた山道を往く 

ある者は 
ひとすじの細い茎の上に
寄り添い
束ねられた家族のよう咲く 
 ....
カマンベールを食べ
ロゼワインを飲む
ガラスのように
砕けそうな心

つまらない事に感動し
つまらない事に涙して
耳元でささやいて
つぶやいて

ありがとうは
心の潤滑油
笑顔 ....
心に頼り心で確かめ心で伝える
心が無くなれば宇宙も消える

確かめるというのは常に
その一瞬一瞬でしか使われない
後のことはともかく

こうして二人だけの永遠ができた頃
どこにも君はい ....
泥を かわして
かわして また 泥

すきだとか きらいだとか
そんな難しいことは あとからになさい
もっと ずっと あとからになさい
余裕がでるまで 待ちなさい


 陽をあびて  ....
 山下達郎の「クリスマスイヴ」をゲオから借りてきてMDに入れる
 僕は街中でウォークマンで聴く
 リピートだ
 高さのある花壇に腰を下ろし 僕は来るはずもない君をずっと待ち続けている
 今日は ....
なにげなく息苦しくなる
自由に生きるとわがままで
いい人でいると酬われない
狭苦しい海だね、まるで
しおからいもので満たされて
泳ぐためにも浮くためにも
そして沈むためにも
抵抗や圧力が ....
それはまるで
幼さの残る少女の媚びた笑みようで
みずみずしい色気が匂い立つ

薄いピンクの蕾がほころび
少しグリーンがかった白い花は
もう満開


春はなんだかエロティックだ
そこ ....
折れた枯れ枝に添ったまま
消えていく水時計を持つ土色の葉

陽射しを後にした地の床への風くぐり
通りの方から聴こえる小声

渓谷は乾き こぼれた石
切れた羽に 埋め込まれ

飛ぶ ....
喉が渇いたので 
駅のホームのキオスクで買った 
「苺ミルク」の蓋にストローを差し 
口に{ルビ銜=くわ}えて吸っていると 

隣に座る 
野球帽にジャージ姿のおじさんが 
じぃ〜っとこ ....
遠い記憶の片隅に
桜の花が咲き誇り
淡く染めゆくその色に
時の流れを知りつつも
時の流れの哀れさも
歳を重ねて見えてくる
はかなきものは美しく
美しきものは泡となり
消えゆくものは夢と ....
大胆不敵な夏に
まっかでアモーレな大輪の花を咲かす為に
春は薄紅色の風を巻き起こすのだろうか

季節はちょっとばかり懺悔の告白をする

春のそよ風にそそのかされて
一足早く終日のたり ....
春になりましたねぇ
と叫んだら
おまえっていつもじゃん
と言われてしまった
それって何なの

グラデュエーション

今の季節
はっきりとした区切りのようなものを感じる

北の国よ ....
七夕の笹

願いごと書かれた短冊いっぱい

欲望のかたまり
 二番目の故郷の街を君の死で飛び出して 神父か詩人になるかで悩みながら 各地を放浪し この街に流れ着き 答えが出ないまま この街の神学校に通い 僕はミスター・ドーナツで働きながら詩を書いている
 詩 ....
真っすぐな目
真っすぐな思い
君の手
記憶
僕らは自由だ
限りなく
果てしなく
その木はぬくもりの森の中にあった
根を深く下ろし
広く伸ばして
太陽の光で守られていた
その木から放たれる力は
周りの生き物の命に
安らぎへのメロディーになった
その歌を耳にするものは
 ....
信じる事をやめないで
幸せは必ずやって来る
苦しい時には共に耐え
互いの不幸を共に泣く

信じる事をやめないで
毎日笑顔を絶やさずに
歯ブラシ片手に腰振り
信じるものは何ですか

 ....
たくさんの花を枯らした
サボテンやアロエも枯らしたし
ケフィアやカスピ海ヨーグルトも駄目にした
それでも命は大切にしなければならないからと
小さな虫はその形や色が嫌いでも
なるべく殺さず ....
 巨大な隕石が地球に降ってきて
 リヒテンシュタインの石油工場が大爆発した
 轟炎が吹き荒れ 火柱が無数に乱立する
 人々は逃げ惑い 地上からは消防車が空からはヘリで消火活動を行う
 ニカラグ ....
すべてのラブソングは

「うるせー、ブス!」の裏返しだと仮定してみる
あれから
いくつ春を
数えたかしら
わたしの中に眠るあなたは
春ごとに目覚める


黒と白の斑尾模様の猫が
出迎えてくれた細い路地
人の気配が消え
静まり返った石畳
入り組んだ奥 ....
すぐに

ブルーな気分に

まみれちゃう愛は

恋に恋した

ベビーブルー

愛は

いつだって

藍よりも深く

あなたの瞳に映る

空の色
押入れの果てから恋人を取り出すと
降り積もらずに溶けた雪の手触りだった

少し寝ぼけてるようなので
縁側に運び春の陽射しを浴びさせる

庭先の木に落ちずに枯れる寸前の椿の花がついている
 ....
生まれた時から
ぼくには父親がいなかった
母からは
父は遠いところで仕事をしている
としか言われていなかったが
ぼくは父の写真を一度も見たことがない
子どもの頃
母に連れられて
どこか ....
その人の瞳の内に 
永久の春が在り
遥かな昔から
桜の木が立っている 

冬の冷気を越え 
降りそそぐ春の日射し 
今にも開こうとする無数の蕾に 
こころは{ルビ軋=きし}む 

 ....
ねぼけ まなこの アトリエ

いっぱいに 陽光は 満ちて

画布には 旋律から 対話への

やがて ひとつに 見える 道が 伸びる

( それは きつねの なの? うさぎの ....
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