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覚えてないよね

いきなり夜泣きして
いきなりおしっこ
いきなり高熱だして
いきないお寝んね

こっちの都合なんて
全くお構いなし

幼稚園に入る前にすでに家出娘
一日デパー ....
心に というより

胸の辺りでいわれのない

嫌な空気を感じたら

それはきっと

取り越し苦労じゃ済まされなくて

見なければいいものを

そうだね

そんな自分も嫌にな ....
 魔法なんかじゃないよ
君はそっけない顔をして言う

そのきれいな指先で操られて
形を変えていくものを茫然として見つめ
そんなしなやかな指裁きはできないと
溜め息を吐く

魔法の呪文は ....
忘れたフリが上手くなったでしょ?

付かず離れずが好きなフリして

本当は近付いた後の別れが恐かったりするし

曖昧な態度はお手の物だけど

時にはハッキリ心のうちを吐き出したいよ
 ....
何じろじろ見てやがるんだい。
ねえちゃん俺の顔知ってるかい。
逃げなくてもいいじゃねぇか。
ここであったのも何かの縁だから
少し、爺の愚痴聞いてくれよ。
すこし臭いか?
ジャっ 少し離れて ....
木造の家。

年老いた梁がぱきりと声をあげる。

見上げると其処には長い年月を経た木目としみ。

ぼんやりと眺めているとまたぱきりと鳴った。



そうかこれは、

 ....
火の星が地球に災いをもたらすと
最初に口にした男の軽薄
蟻の長い行進を眺めて
奴隷制度に思い至る男の明察

エレベータをおりてエントランスホールを抜けると
都市計画に完全に準拠した景観が広 ....
私達はいつだって独りで。

けれどどんな時でも、一人で在った事なんて一度もなくて。




気が付けば隣に、前に、

時には後ろに、誰かが立っていて。



 ....
宇宙からひとりごとが消えてゆく

ひとがじぶんと話をしなくなってゆく

じぶんとは外部の統括者なのだろうか

こころの統括者なのだろうか

宇宙からひとりごとが消えてゆく


そ ....
  一

筆を持つ腕の無い僕は
口で絵筆をくわえ
カンバスに向かって
朱色を引いた

引いた朱色赤は次第に濃くなり
カンバスの中央で丸くなった
カンバスの下には申し訳 ....
今年最後の海を
あなたと見られたらよかったのに
秋が死んでいく
波音にはさまれて一秒ごとに

振り返るばかりの悲しい日々を
忘れるのに何年もかかるだろう
人と人が出会いそして別れるという ....
二人の思い出が
ぼやけていく

握った手が
離れた速度で

君からの手紙は
まだ引き出しの中

揺れる日溜まり
あの日の歌を口ずさむ

望んでも戻らない
手紙を読み直すことは ....
気が付くと音が止んでいた
いつもより時間が経つのが
早い気がする
雨はもう上がっていて
日はまだ差さないけれど
射し込む予感はあった
燃やされる堆積物に
湿った身体をそっと寄せる
釣り ....
小学三年までと二十代後半を東京で暮らした
いまも出張で月にいちどは東京にゆく
きょうは機械の立ち合いで東京だった
加工テストが順調だったので
そこの社長に言ってちょっと散歩に出る
狭い道に風 ....
人の言葉を話さないと
人間あつかいされない
じっと警戒して息をひそめていると
けもののように狩りだされる
人ならば人の言葉を話してみろと
けだものの牙が服の下で闇を集める
それは罠になり穴 ....
無数の命の灯が

煌めき、瞬き

生まれては、消えてゆく。



それら一つ一つに想いは在って、

それら一つ一つに望みが有る。



愛されたいだとか、認めら ....
海のビタミン吸い込んで
さざなみに抱かれたいの
君が新しいワンピースを着て
ベランダで僕を見てる

ピアノを海に投げ込んで
遠い世界に歌を贈ろう
今年初めての海を
あなたと見られて良か ....
ファッション雑誌広げて

棒つきのキャンディー舐める

あたしのとこに来てよ

許せない嘘はこれ以上つきません

周りをぐるりと見渡したところで

騒がしいイベントが矢継ぎ早

 ....
宙から糸を引くように
いくつもの魂が
みちびかれてゆき
草むらのコオロギもまた
静かに時を止めた

ゆっくりと過ぎてゆく僕の時間も
  に包まれて
黄金の金糸に引かれてゆく

冷え ....
寝起き

たとえば朝7時に目覚ましが鳴り

「あと、あと5分だけ・・・」と目覚ましを止める。

5分経った頃に

 時計を見たら

 7時5分 のはずが、


7時5分どころ ....
手首を拘束して
気が狂ったかのように叫び続けて
流血塗れで愛の言葉を囁いて
「僕は生きてる」と呪文を呟いてみて
静かな部屋で枕を濡らしてみても
世界は何も変わらずに
僕の存在を消そうとする ....
               平成21年11月11日
利用者各位
           ○○企画
公園設備の更新のため
3ヶ月休園いたします
利用者の皆さまには
ご不自由をお掛けいた ....
もうすぐ別れが近づいている
どうも最近そんなことばかり
引きちぎられるように離れて
二度と会えぬ場所というか時間性にゆく

伝えておくべきだったということが
きっと直後には次から次へと現れ ....
贋物の舟をだして

ほんものの海をゆく

実際は泳いでいたのだが

贋物の舟にのってることにした

海をゆくディティールは

泳ぐ者のそれだった

海は偶然にみちていた

 ....
私の部屋にあるハンニバル・レクターのポスターのおでこには、

かつて、こう書いてあった。

{引用=“孤島に流れ着いた僕たちは休日の16時になると押し寄せる不安に抵抗するすべを知らない。”}
 ....
樹齢いくつとかわからないけれど
ぼくより長く生きていることは間違いない
その身体のあちこちは皮をはがされ
表面に色の濃淡を作り出している


そんな老木のたくさんある枝のたった一本に
か ....
ふと目を上げると向かい側には同い年くらいのひと
高尾山にでも登るのかいかにもって雰囲気で
ひと待ち顔でおしゃれなデイパックを開けたり閉めたり

わたしと言えばパン教室のお友達を待っていて
忘 ....
流れ行く空
ぶつぶつ言って
若気の香り漂わせた
老木が凛として立っている
潮風をなだめるように
夢の葉を揺らし続ける様は
天使の翼の羽音
嵐の夜も
水不足の季節もくぐり抜け
言葉の種 ....
缶に塗ったくられた絵の具はね
私のようなものなのさ

チッていう舌打ちが聞こえてくる
だから同じくやってやるのさ

格好付けて盛ったって
愛され上手には慣れない

瞼の裏世界を旅 ....
                      091110


屋根が五重になっていて
天高く聳えるが
警護の僧兵が巡回するから
寝そべっては居られない

五十の塔が
空高くそびえ ....
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