すべてのおすすめ
秋だ
秋の匂いがする
秋の風の匂いがする
まるで秋だ
去年も感じた
秋の気配だ
心すむ夜
はねる気持ち
今静まり返る
冷静に落ちつける
黙って己のすべき事を
なす
誉れ高き性格と
的を得た話
純粋な気持ち
あらわれる心
無になる
私利私欲がなくなる。 ....
自転車に乗った
憂いタマシイ
たまたま溜め息ついたら
ため池にドボーン
落っこちた
びっくりして
池の主が首をもたげる
意地悪そうな顔だった
ぼくは興味をそそられた
" ....
月が笑ってら
それがおかしくて
空手の帰り道
おいらも笑ってら
四十すぎて
空手をはじめて
どうなりたいねん、って言うけれど
やばいくらい
汗をながして ....
リリリリー
公共地下道に蟋蟀の鳴き声が
響き渡る
蟋蟀の
姿は見えない
最近の公共地下道は
明るすぎて人工物まる出しで
めまいがする
塾帰りの中学生たちが
とめどなくおし ....
飼い猫と捨て猫の違いぐらい
こんな私だってわきまえているよ
あなたに甘えられなくて
ミカン箱の中で過ごした一夜
大輪の花火きれいだとあなたは言った
そんな花火になりたくて
この街へ ....
新聞紙に包んだ卵を
割れないようにそっと運ぶ
手のひらさん 手のひらさん
優しくなぁれ 優しくなぁれ
あともう少し 今の次まで
涙を流した悲しい昨日を
振り返っても ....
青い夜は終わり
透明な朝が始まる
君への言葉は流れ
私のココロへと降り積もる
見て
あの遠くを照らす
紅いひかりたち
きんいろのオビが
君へと続いている
しろい雨粒は ....
くだらないテレビを見ていないで
仕事の勉強をしよう
時間つぶしは止めよう
テレビは片寄った洗脳だ
CMによる企業の奴隷だ
金を使え物を使え魂を渡せ
人の幸せの為に
行動しよう
苦労 ....
花の後から雨が降る。
雨の中から花が咲く。
その後煙る雨が降る。
花に嵐の喩えでないが
さよならだけで死ぬものか。
さよならの後雨が降る。
いつまでたっても雨が降る。
梅 ....
夏の
匂い
蚊取り線香の匂い
湿っぽい冷房の匂い
熱くなりすぎた樹脂の匂い
アスファルトに大粒の雨
三回以上したあとの女の匂い
虫たちの
みどりの影
....
蔓のような情欲だった。昔はもっと好かれていたような気がするんだ、赤の他人にもね。
肌に張りがなくなったとか、心の声で言うのかい。でも以前は人の眼を見るということを
しらなかったんだ、真実を隠し ....
真夏の真夜中
のどがとても渇いて
焼けるように熱くて
這うように起き上がった
冷たくてきれいな水が飲みたくて
水道のじゃ口をひねって
両手を丸めてすくってみたの
それでも私
う ....
ある者は
長年夢見ていた舞台に上がれず
どしゃぶりの雨の中
膝を落とし
ある者は
束の間な恋の物語に幕を下ろし
曇り日の街の迷路を
今日も彷徨い
ある者は ....
空で迎える最初の誕生日に
どんな言葉を送ろうか
どういうわけかわたしの周りには
夏が好きな人が多くて
きみもその中の一人で
暑いのが苦手なわたしには
何度夏の良さを説かれても
賛 ....
090802
外れた声がうるさいと
隣の人から電話が鳴った
ぶち切れそうな声だった
歌う声が耳障りだと
嫌われますから
音楽の先生がやって来て
その声の身振りが手 ....
だって生きることは辛いから
だって今私は幸せだから
だから気持ちを共感して
生きたいから
君はいつもあどけない顔をして
笑っている、力をもらう
そう貴方は私の命
そう私は自立している ....
わたしたちは、ひかりに向かい歩いている
いつも
目にはみえない風のなかで
闇を求めながら
闇を求めているときでさえ
わたしたちは
ひかりのなかにいる
求めるというひかりに
....
1
僕の背中に飛び付くのは止めて下さい
爪痕が残ると彼女が誤解しますので
2
網戸の天辺を目指して登るのは止めなさい
其処に網戸があるからなんて言わないだろうけど
3
喉が渇いている訳で ....
やっぱり好きなんだけれど
その理由よく分からない
一目惚れではなかったから
一緒のチームにいたからだろうか
そんな女の子ほかにもいたのに
色即是空
空即是色
....
暗く掠れた声が
静かに語りかける
静寂の夜に
空は涙を溢し
重力はさらに重みを増して
魂を掴んでは離さない
深い深い悲しみは
大地の下をさ迷い
湧水となって
地上に染みだす
な ....
とりもどすんだ
とりもどすんだ
失なわれた私を
その腕を振りほどいて
纏わるものを祓い浄めて
もとに戻すの
もう
なにもいらない
みんな ....
私は根無し草
私は風来坊
私の行方は
誰も知らない。
でも気持ち良いんだ
僕は自由なバタフライ
私は突き進む
私は動くもの
NEVER GIVE UP!
祈り、語り、聞き、従 ....
氷、と書かれた布製のものが
海からの風にそよいでいる
大盛の焼きそばは皿いっぱいに広がり
けれどできる限りの表面張力によって
その外形を保っている
去勢されたばかりの犬が
日陰で餌の ....
090731
拾ったばかりの
疑似餌を探す
空の彼方にあるはずと
小さな兄貴が法螺を吹く
疑似餌はおまえの目の前に
木の枝に
ぶらぶらと
見え ....
ガンとは響きの悪いことばだ
それはガンの意味を知っているせいなのか
意味を響きに置き変えたのがガンなのか
こんな近くに
三人もガンを持つひとがいる
その響きに飲まれまいと ....
誰もいない家の
ベッドに一人横たわり
イヤフォンを耳に入れ
励ますような
君の唄声を聴いていた
窓から吹き込む夜風に
カレンダーはざわめいて
{ルビ捲=めく}れる暦の隙 ....
何処までも続く涯の無い青空の下に/
何処までも続く涯の無い青空の下に埋もれたまま
彼は独りぼっちで数と戯れていた
無数に飛び交う数字と記号を捕まえては空白を埋めて行き
それが正しいかどうかを確か ....
真夜中に目が覚めて
お腹が減ってきたのだが
2日前から朝バナナダイエットを始めたから
食べるわけには行かない
とりあえず真夜中とはいえ
今が朝だろう
バナナで我慢しなくちゃ
....
仲間たちがいとしい
漫画で
謝りたいと感じている、
これを感謝と言うのだろう、
というのがあった
だから仲間たちに感謝している
この仕事をフィニッシュさせるために
....
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