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映画を観る
隣はいつもポテチだ

ひとつ隣りにこの映画に似つかわしくない
カップル 隣りカップル 隣り男 隣り暗くて見えない

映画が始まる
隣りのポテチはお休みだ
始まったら食べない ....
くしゃみをしたら
いろんなものが口から飛び出した

なかでも驚いたのは
むかしなくしたマッハゴーゴーのミニカーの
部品が出て来たことだった

あれは大阪の伯父さんの家に泊まりに行った時
 ....
白線の内側におさがりください
融けかかった身体が通過して行きます
主成分は耳とし耳けるもの
声のいくつか
危険ではありませんが
触れると昔を思い出して
いささかに寂しい
窓とし窓 ....
希望
それはひかり
あつい雲から零れる、ヒトスジのこと

あるいは、風
しめった両目から水分をさらってくれる、優しさのこと

時には温もり
古くは母がくれた、肌色の安らぎの ....
何になりたいの?
誰になりたいの?

憧れも何も持っちゃ居ないはずなのに
私は誰かになろうとする

何をしたいの?
愛されたいの?

誰にも触れず孤独でも大丈夫だと言うのに
私は誰 ....
夜と昼間のあいだには
真っ暗闇の泪川

ほんの些細なひとことで
抜き差しならないドツボに嵌り
この頃の寒さも張り付き凍えてく

あまい言の葉に ほだされて
安眠毛布のクモの糸
 ....
世界中の悲劇を知ってる人は
偉大な人だと尊敬されるだろう
世界中の喜劇を知ってる人は
素敵な人だとプロポーズされるだろう

ところで君の事が気になってんだ
君の中には楽しいことたくさんこと ....
真夜中のテレビに大した意味はない
唯一人が寂しいから
音が欲しいだけ

       ザーッ
ザーッ
         ザーッ
          ザー ....
瞳が黒い貴方
瞳が青い私

同じ景色を眺めても
決して同じには映りません

貴方に薄暗いステンドグラスの美しさが分からない様に
私には明るい陽の美しさは分からない

同じモノを食べて ....
緋色の帯を解く君は頬を赤く染め
何だか恥ずかしげな風情だね
帯止めの色目は玉虫だから
綴られた思いも刻々とその表情を変え


真新しい紙とインクのほのかな香り
読みかけの頁に挟んだ栞のよ ....
霧散し蒸発する精神

キラキラ輝く液体の

入った玩具同様

液体の中を上昇し

対流して沈殿する

比重の違うオイルのように

ころころ玉になって螺旋の

スロープを転が ....
本当に欲しいものが何なのか分からない
分かったとしても
それは絶対手に入らないものばかり

自分は特別だと思ってた
人とは違う人生を歩んできてる
それを自分の誇りにしてた

でもそうや ....
平和というものは
               こうず まさみ

たとえば
目覚めに飲む熱いコーヒーの
 香りであったり
玄関から見上げるときの
 空の青さであったり
会いたい人が待っ ....
風に とばされてきた
ことばが ひとかけら
髪の毛に ひっかかっていた
手にとると 雪のようにとけて
わすれていた人を 思いだした
見えないものが
見えないものに重なり
現われる
その一瞬を見つめている


灯りのまだらは遠去かり
森をふちどる雲の明るさ
なだらかな蒼を響かせて
音は音を手招いてい ....
暗がりの中で一滴水を垂らす
砂が命を吸い上げ源が潤う
暗潮に透過光 眩く

かけがえのない命の満ち引きは
今 満月の力を借りて海に帰らんとする
握りしめてこの世に生まれしお子は
全ての災 ....
正月に日本酒を飲みながら詩を書いていたら
火曜日に詩を教えているキムからskymailがきた


「幹さんやばいっす、オレ犯罪犯しちゃいそうです」
『ちゃんと詳しく説明してミソ』
「ちんこ ....
小雨の降る
空 アスファルト
むせるような靄の海辺
ぼんやり映る高層ビルの影

折れた朝刊
冷たいサンダル
白い息を吐いてみる
雨の中へ千切れてゆく

コーヒー
砂糖 
ミルク ....
ふたりは出会う
雛連れの野鴨憩う山郷の水面は茜に染まり
 

  ほら手をつなご
  これから暫くふたりして
  同じ水脈を流れ行くのだから


ふたりのささ舟は
透き通る冬の気象 ....
この世界には悲しみと喜びがあり
調和しては随分と長い生命を引きずり歩く
それなのに真実はいつも
地面にかすかに揺れていた

抜け落ちた心に行き場所は無く
無機質に針を動かすだけ
絶えず響 ....
ずるやすみの木で
かみさまを見かけた
なにをしているんですかとたずねたら
ずるやすみをしているのさとこたえた

ぼくも人のことは言えないから
ああそうですかと
おおきな幹にせなかをよりか ....
悔しいときにこぶしを握るのは
相手を殴ろうとか
この手をどうにかしてやろうとか

そういうのじゃなく

目に見えない旗を両手でしっかり

ふたつ

握ろうとしているから。

ま ....
ひまわりに種が出来た
ぎっしりたくさんの種だ
隙間なくぎっしりの種だ

一粒ぬいてみたら
中には黄色い顔の人がいた

 あなたたちは種の数だけいるんですか?

僕は聞いてみた

 ....
走る車の中から
窓の外に
うつる景色が 素敵だ

あなたはちゃんと
歩行者の安全考えて
車走らせていて 素敵だ

時折 携帯を取り出して
メールチェック
もちろん一旦 停止して…
 ....
坂の上から見た

雲の切れ間に光を見た



節足虫が地べたに噛り付いて

落下した小指を解体し始める

(そう 失ってしまいましたから)

(そんな風に 失くしましたから)
 ....
自由につかえる時間がある

という能力

きみという名の七色の光は

まだ内側に混在しながら

そのときを待っている

これから書かれようとしている物語は

いつか ....
陽が射してきて
枯れ木が透ける

焼き付いて 
焼き付いて 
焼き付いて

網膜がちぎれ 
ふくらみ
あわただしく駆け込む 
木陰の暗室で
白と黒
光のはためきを
視るわ
 ....
何故降り積もったのか
僕らを組成する因子は
間違えることなく
ある日僕らを僕らにした

悲しみは毎日のように語られけれど
掌には幾ばくかの幸せが残されている
まだ誰も本当の悲しみ ....
胸と胸
肩と肩
重ねて
重なって

眠る街
ショーケースの隣
動かない
ふたりはオブジェ

なんだか
ちょうどいいですね

そうだね

タクシーの  ....
おまもりみたいに
貴方の影をさがしてた
うつむいた横顔が 
あのひとに似ていたの

となりで眠る姿 無防備な寝息を
感じるだけでしあわせだと
そんな気持ちにさせてくれた
ありがとう
 ....
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