いっぱい
いっぱい愛してるのに

君だって
わかってるはずなのに

なんでだろう
いつも
僕の頬には
しょっぱい涙が流れるんだよ


あの人は
君の存在を知ってるのに ....
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忘れられた想い出 / 勘太郎川 紅橋付近


ぶらり ぶらぶら
裏町通り
場末の路地の夕餉時

さあさ いらはい いらはいよ
 ....
夜明けの明けの
ほのあおい闇と光の均衡に
無垢なクラゲが部屋を舞う
流れるままに漂って
夢から溢れたクラゲが舞う

夜明けの明けの
ほのあおい夢とうつつの端境に
大きなクラゲが天井を過 ....
深夜

招き猫は歌い出し
庭のフクロウは文字を見つけた

生まれたばかりの星たちは
少しずつ優しさを放ち出す

月はまだ昼寝をしていて
雲は風に逆らい始める

手から染み出る ....
すべての仕事を終えてしまうと
ぼくは無職同然かのようになる

次に仕事の依頼が来る当てもないのに
電話かメールが明日は来ると想い込む

ついこの前もレギュラーの仕事が打ち切られた
何故か ....
空は突き抜ける様に青かったし俺のバイクは相変わらず
走り出すまではやけに重かった
時々はビニールレザーのシートの上に安っぽい天使が
休んで煙草をふかしていたりするのだけれど
それでも自由を愛を ....
苦しいけれど
色鮮やかだった

恋をしていた

11時でも、12時でも
遠くても、行けた

何度でも
傷つける、と
思った

だめだった
ため息をついて
明け方

始発 ....
これから起きる人も
これから眠る人も
いつもの朝だ

やかましいアラームも
ガラガラ声の鶏も
イビキをかくオジサンも
この世に存在している賑わいも
いつもの朝だ

全速力で
朝が ....
 
携帯をスマホに変えたら
 
何にも詩を書く気が起きなくって
 
何故だろうかと考えてみる
 
 
4年近くも愛用していた前の子とは
 
書き込み方
レイアウト
文字のフォン ....
私が見てるときは目をそらすのに

何気なく君を見上げたときに
君と目が合う

君は私のことなんか
どうでもいいのかって思ってたよ

でも
恥ずかしがりの君は
私が気づかない ....
たとえリリカルに謳おうと、

あえてシニカルに謳おうと、

半ばやけくそな起承転結で、

ファンタジックに謳おうと、

結局、想いはハラスメント。

なにかをコトバにする度に、 ....
空が涙をせがむから みんな互いに殺し合った
立ち昇る黒煙と 未亡人の嘆き

立ち尽くす 一人の少年
泥に覆われた 丸い頬
額にかぶさる 前髪の茂み
その奥にきらめく ひび割れた瞳
干上が ....
きみはいま幸せか
辛いとは想わないか
淋しいとは想うことはないか

ない?
嘘だろう
きみは独りぼっちだ
きみには誰からの誕生日の贈り物も
Birthday Cardも届かない

 ....
まんさくの枝に結んだ恋みくじ

啓蟄や動き出せたら良いのにな

雪解けか小指贈って手打ちかな?

木の芽どき秘伝のタレの壺を割る

車椅子押してもろうて春の月

合格が捻り捻れて ....
ある時 独り暮らしの友人が
「孤独死友の会」を作るんだと
楽しそうに話していた
もしも そんな会を作ったら
「孤独死できないじゃん!」
と笑ったことがある

寂しいと呟く人の
孤独の意 ....
{画像=120321141924.jpg}

           「おはよう」

           春風が挨拶をする

            足元のプランターに

    ....
ゆうてみて
あたしのどこがきつねなのか

そらぁ
お天気の日に雨はおっかしわなぁ
そんでもなぁ
この雨を降らしたんはあんたやで
しょぼくれた顔してうどん食べてたから
声かけたん ....
生前は
それは腕の立つ人であったそうだ
また 根っからの旅人であったという
世界を旅して
知らない土地で
知らないものを見るのが
彼の生きがいであったそうだ

今となっては
生前と言 ....
誰か止めればよかったのに
投石器に自分の箱庭みたいな心を乗っけて
あいつは遠くへに飛んで行ってしまった
ほらそこのベンチ 降り積もった火山灰
虚ろなカタパルトがじっとしている

誰か止めれ ....
報われない愛を僕にください

届かない手紙を僕に書いてください

安っぽい言葉でもいいからささやいてください

僕が必要だって言ってください


思い出します君の柔らかな薄紅色のマフ ....
こころについた傷は きえないの ぜったいに

雪が黒いアスファルトに吸い込まれてく

天からきたものたちは

天に還るなんて 嘘



こころについた傷はね 治っても 痕 消えない ....
不安って石っころ
けっ飛ばして怪我をする

不安って曇り空
空気に触れて憂うつ

不安ってふわふわ
噛みしめても歯ごたえがない

不安な朝
理由をいえない
不安に包まれたコーヒー ....
      さくらの花びらにあなた宛ての
      手紙を書きました
      そろそろ、そちらにつく頃でしょう
      花びらが散りましたら
      したためた詮無き ....
届かない
あんたに触れたい指先は
夜に搦め捕られる


張り付く空気には微かな花の香
見遣った窓には真ん丸には足りない上弦の月が浮かぶ


あんたは今、誰と愛でているんだろう?
誰 ....
君の
「好きだよ」が
僕にどれだけパワーを与えてるか
君はきっと知らないよね

どんより曇った空模様も
どしゃ降りの雨も

君のその一言で
雲ひとつない青空に晴れ渡るんだ

 ....
1945年3月10日は
東京大空襲の日

その計画にアメリカ軍が利用したのは
関東大震災で何処がもっとも
火災を起こしたかのデータ・マップ

そこを狙って数え切れない焼夷弾を
B29か ....


必要と頷いても
近くにあっては困るらしい

それは遠くにあって
必要なときにだけお世話になる

ありがとうございました

添えたお礼と深く折り曲げた腰を上げてしまえば
あと ....
ふっくらと 光線を 中に吸い取りながら
梅が ごつごつとした 枝先に 咲いた
厳しく けなげな そのさまに なぜか
ある夏に訪れた 遠い島のことを思った 

出雲の孤島の海岸には無数 ....
 詩には詩の体裁があり形式がある。散文詩など例外もあるが、詩とは行分けの韻文であり、韻律を重んじるリズム感や音感をもつ文体のことである。広辞苑で〈詩〉の項をみると「風景、人事など一切の事物について起こ .... 高層ビルから見渡すと月曜朝のビル群はとても礼儀正しい
きちんと整列して太陽先生の訓話を聞いている

向こうの背の高い男の子たちは揃いの制服
近くの背の低い女の子たちは色とりどりの私服

み ....
そらの珊瑚さんのおすすめリスト(7991)
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