たんぽぽの綿毛を吹いて来世待ち 

女王は一匹でいい梨の花 

すみれ草 光線銃で焼き尽くせ  

蓮華草食べて明日もハロワ行く 

毒性があると知りつつ躑躅蜜

咲いた ....
きっとウソツキなあたしがいる

あいまいにこころはできている

傷つくのをうまくうまくかわして生きてこうとしてる

信じることはかんたんでうらぎることは

すばやい

笑ってるのが ....
朝 バッロクを起こし
  チェロ型のロボットにコーヒーを入れてもらう

  愛情溢れる 故 また溢れさすだろう
  無糖ながら 甘く 優しい 蜂蜜香りの マグカップの静けさ漂う 湖

   ....
映る風景はモノクローム
桜の薫りも漂うことなく

また春の一日が暮れてゆく
黄昏のなかへと溶けてゆく

誰とも逢わなかった一日が
誰とも話さなかった一日が

昨日と同じように無表情で ....
{画像=120330035310.jpg}



夢が骨折する街で


そこは夢が白く枯れて行く場所

夢は乾燥して白くなっていく
夢はポキポキ鳴りながら乾燥して行く
夢は乾燥す ....
巡り来る日々と
ぼくらの幼い憧れとの隙間から
木洩れ日のように降り注ぐ光

聴こえて来るだろう?
光の後ろ側の国から
あの/弾む息が
リズミカルなステップが/

国境線で
少女 ....
ひとつ先のコンビニまで
遠回りする
ガムの味がしなくなるまで
遠回りする

はにかむ放置自転車
居眠りするガードレール
さえずり合う人の影
能天気に踊る前髪

温んだ街の喧騒が ....
僕らの脳は杏仁豆腐で出来ている 甘くて軟らかい
ねぇ 顔文字は象形文字の進化型なんだって知ってたか?
火を発見したのはネアンデルタール人? どうでもいいけど
なみなみ注がれたコップの水は運ぶより ....
{画像=120329070830.jpg}

春の朝
庭のプランターの
パンジーが風に揺れている

ヒゲおやじたちの集会だ

いったい
どんな話をしているのかな?

{画像=12 ....
僕のなかには日常とは違った時間が流れている
それを詩の時間とでも名付けようか
遠いところからやってきた亡くした妹の様に
僕の本当の名前をささやいてくれるもの

日常がすべて散文的だとは限らな ....
ノックしてドアを開けると

安堵した君の顔が
見えた

どうだった手術?
家にいるときより晴れ晴れして

当たり前だよ
ずっと痛みを我慢してたんだからさ
そこのテーブルに歯、あるよ ....
「……殺して 早く」
  
  「何も 殺さなくても」

「いいから殺して! 」

  「ねぇ 見逃してやろうよ」

「"それ″私のどっちが大切なの」

  「そっ そん ....
肩に掛かるキミの髪をかきあげて
白いうなじにくちづける
甘い女の匂いがした
潤んだ瞳で切なげにボクを誘う
やがてその身をまかせ
ボクはその肌で儚い夢をみるのだろう
たとえ許されない恋でも
 ....
男であること
なよなよした言葉で
変装してみせる
中性の安全地帯がビーカーの液で黄色に変わり
青いリトマス紙に
夜な夜な試験にかけられる
女であったなら
明日の仕事勤めなんか考える必 ....
傷つけるのが怖くて
傷つけられるのが怖くて
人を信じられなくて
信じたくなくて

そんなこと言っても

結局一番可愛いのは自分

守りたいのは自分ひとり

この国を変えます
 ....
坂道をあがると夕日が現れた

エスカレーターが欲しいなあ

それからまたすこし下り坂をゆく

もとはここは小山だったんだろう

鳥がきいきい啼いている

アスファルトの温度の匂い
 ....
{画像=120519182939.jpg}

こんな記事を新聞で読んだ

アフリカ・ギニアの森で
野生のチンパンジー11頭に
普通の餌「アブラヤシ」と
普段は手に入らない旨い餌「クーラ」 ....
市街地の道路の隅に 
転がる猫の死体
それに群がる鴉たち 
餌に有りつけたとばかりに
黒い嘴でひき裂き 
死体をむさぼり喰らう

死肉は鴉の胃の腑で 
甘美な果実に変わる
狡猾 ....
あの日
お辞儀をした
それも深々と

本当は膝をつき
土下座すらしたかった

あの日
潰してしまい
誰もいなくなった
空っぽの事務所に
お辞儀しかできなかった私

帰る家を失 ....
素敵なノートをえらんでひらいて
ひらいてく夜にコトバをひろってつむいでなんにもない
なんにもないデスクは素敵さ
素足が似合う女の子みたいに素敵さ
あふれるEメールが
雲の上のちっぽ ....
恋人の心変わりを感じていた頃、辞表を出してくる社員がいた。

彼らはぼくをひどく傷つけた。

ひとのこころなんて分からないものだ。

思い返してみればそんなそぶりもあった。

そぶりかあ・・・・

人 ....
 
 
学齢期をむかえた父が
レジに並ぶ
帳面と鉛筆を買ったのに
店を出ないで俯いている
帰る場所がわからないらしい
どこから来たの、と聞くと
わからない、とだけ答える
やがて見かね ....
いっぱい
いっぱい愛してるのに

君だって
わかってるはずなのに

なんでだろう
いつも
僕の頬には
しょっぱい涙が流れるんだよ


あの人は
君の存在を知ってるのに ....
{画像=120323010313.jpg}



忘れられた想い出 / 勘太郎川 紅橋付近


ぶらり ぶらぶら
裏町通り
場末の路地の夕餉時

さあさ いらはい いらはいよ
 ....
夜明けの明けの
ほのあおい闇と光の均衡に
無垢なクラゲが部屋を舞う
流れるままに漂って
夢から溢れたクラゲが舞う

夜明けの明けの
ほのあおい夢とうつつの端境に
大きなクラゲが天井を過 ....
深夜

招き猫は歌い出し
庭のフクロウは文字を見つけた

生まれたばかりの星たちは
少しずつ優しさを放ち出す

月はまだ昼寝をしていて
雲は風に逆らい始める

手から染み出る ....
すべての仕事を終えてしまうと
ぼくは無職同然かのようになる

次に仕事の依頼が来る当てもないのに
電話かメールが明日は来ると想い込む

ついこの前もレギュラーの仕事が打ち切られた
何故か ....
空は突き抜ける様に青かったし俺のバイクは相変わらず
走り出すまではやけに重かった
時々はビニールレザーのシートの上に安っぽい天使が
休んで煙草をふかしていたりするのだけれど
それでも自由を愛を ....
苦しいけれど
色鮮やかだった

恋をしていた

11時でも、12時でも
遠くても、行けた

何度でも
傷つける、と
思った

だめだった
ため息をついて
明け方

始発 ....
これから起きる人も
これから眠る人も
いつもの朝だ

やかましいアラームも
ガラガラ声の鶏も
イビキをかくオジサンも
この世に存在している賑わいも
いつもの朝だ

全速力で
朝が ....
そらの珊瑚さんのおすすめリスト(8373)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花ごよみ_春- 北大路京 ...俳句22*12-3-30
だいこんのようなつき- じじ自由詩7*12-3-30
チェロ型のロボット- 朝焼彩茜 ...自由詩412-3-30
ささくれ- HAL自由詩17*12-3-30
揺すれて枯れて行く夢達へ- beebee自由詩25*12-3-30
あおい国_2- 壮佑自由詩26*12-3-29
遠回り- nonya自由詩24*12-3-29
【_短絡且つ安易な思考回路_】- 泡沫恋歌自由詩18*12-3-29
【_春のカオ_Ⅱ_】- 泡沫恋歌自由詩12+*12-3-29
詩の時間- 梅昆布茶自由詩2512-3-29
病室にて- 森の猫自由詩13*12-3-29
今は家族で一人だけ- ただのみ ...自由詩11*12-3-28
【_エロスとタナトス_】- 泡沫恋歌自由詩9*12-3-27
女装- 乱太郎自由詩1512-3-25
キレイゴト- ジュリエ ...自由詩312-3-25
亡霊たち- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4*12-3-24
【_二足歩行_】- 泡沫恋歌自由詩16*12-3-24
【_鴉_—_crow_—_】- 泡沫恋歌自由詩8*12-3-24
お辞儀- HAL自由詩5+*12-3-24
ぼくたちはズレてる- フミタケ自由詩312-3-23
思い出のなかへ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...16*12-3-23
age30- たもつ自由詩1012-3-23
辛い?甘い?- ジュリエ ...自由詩112-3-23
忘れられた想い出_/_勘太郎川_紅橋付近- beebee自由詩24*12-3-23
潮流- ただのみ ...自由詩14*12-3-22
夢灯- もずず自由詩212-3-22
確定申告- HAL自由詩8*12-3-22
1983- 梅昆布茶自由詩1412-3-22
ホーム- うめバア自由詩412-3-22
- subaru★自由詩11*12-3-22

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280