( 自己愛が強いスパイダー
( 感情に溺れたベルゼブブ
( 愛をウける資格ってなんなの
( 恋にオちる条件って なに なんなの
( ( 狂った大 ....
まだ早いのだけれど
今日は寒かったので
冬が来る前に何かをしなければと…
去年はどうだったのか
何となく忘れてしまった…
まずは暖房 ガスストーブの点検
羽根布団と毛布をランド ....
スクール水着にしてるのは 萌えるから燃えるから
o °
学生時代からスタイル変わってない
° ° ° ....
お前の夢は金で買えるのか?
>
巷の給料日に合わせて、あのアイドルがついに脱ぐ!、とのことで
日ごろサンプルを眺めるに留めていたダウンロードショップでつい手が伸びる。
隣のパッケージは ....
レントゲンに映らない黒い綿埃が私の肺にたまる頃、
今年もあの赤い花が寂しい寂しい休耕田の、
それでも草だけは刈った畦を彩り、
そうして見る間に色あせていく。
息を吸う。
吐く。
吐息に ....
月が高い塔に当たりました
夜景は万華鏡の海 光に輝くベットの上
女性の姿で生まれました
悪夢を熱にしながら こぼれる言葉
洋紅色の巨大な貨物船は
少年たちの掌から分泌される
蜘蛛の糸を張りめぐらせられ
少しづつ浜辺へと曳かれていた
隆々とした筋肉質な船員達はビールを酌み交わし
吠えたり
笑ったり
歌 ....
強盗が脅迫と力で奪いとった「それ」を
詐欺師は嘘と手管でまんまと横取りした
だが翌朝には消えている泥棒に入られて
泥棒は「それ」を盗品ブローカーの処へ持って行くが
二束三文の代物だと言うブロ ....
みどりの線で世界を描く
翠は鎮静のいろ
緋色が補色
融和と柔らかな背反
それぐらいがいいところだとおもうのだ
ビリジアン
青みがかったみどりらしい
マゼンタ
あかるい紅 ....
浮かんでは沈んでいく言葉達
言葉のありかは深層意識
漁師のように言葉に網をかける
網にかかった言葉は
時に楽しく
時に悲しい
最近は悲しい言葉ばかりが網にかかる
何度も 何度 ....
メガネをかけた店員が私を緑のサツマイモだと言った
もう一人の店員は私のことを赤いキュウリだと言った
どの棚にも私の居場所はなく、
北海道の男爵やクイーンが
同じ棚には並びたくない、と言 ....
指を折って数えて間違えている
『夕暮れ』
寂しいと呟けば
誰かが
肩を抱いてくれそうな
そんな
秋の夕暮れに
『曼珠沙華』
野辺の道に咲く
真っ赤な曼珠沙華が
やけに扇情的で
まるで娼婦のようだ ....
恋した女の子
みんな みんな
ほかの男にさらわれて
ぼくは
ますます
詩とつるむようになり
やんきー座りで
ふかす
とーきょー
ふぁみりーまーと
かくかぞく
にじゅうごじはんの
....
夕陽に向かって走っていた電車が停まった。長い間揺られていた人々は立ち上がった。この先には もうレールはなかった。が 旅が終わったのではない。
ここからは ひとり 自分の足で歩く始発駅でもあった。過去 ....
{引用=たくらみを実らせた花はもう、少女ではない
女になれば脆弱な季節から嫉妬だけを学ぶ
かなしみ、は 夜を壊し牙をむく
いつも、淋しい姿で佇んではいない、と
教えてくれた あなたの沈黙は深く ....
純 粋
雨 あらゆるけがれ つ つ み こ ん で
粋 純
光◇◇光を◇通す
◇曲
◇ ◇
....
さらさら
さらさら
水はどこまでも
青く染まってゆくよ
或る日ぼくは透明な水になって
蒸発してしまうんだ
気体になってしまえば
空の彼方に消えてゆく
なにもいわ ....
窓の外が雨降りかどうか
知りたくなったら
行き交う人々の差す傘を
探せばいい
雨粒は見えなくたっていい
傘は雨のことば
青、赤、黄色の点滅で
雨の居場所を伝えてる
だけど今 ....
刑務所で子供を生んだ。
その子に「あかり」と名付けた。
闇ばかりだったあたしの人生に
あかりが灯るようにと。
あたしには、
殺人未遂経験がある。
14歳の中2の夏の日、
....
俺たちは昔からの路をたどりながら
遠い国から来たらしい
ジプシーと蔑まれながら
謡いながら踊る
そうして生きながらえてきた
おまえにもその血はあると想う
旅をするっていうのは
その場 ....
(世界は、針の骨を隠して生きている)
その身にさくり、
前歯を立てる。
雪のような淡白な
甘味のある肉の味が
春の風を呼んでくる。
けれどもその下で
支えている鋭い骨は ....
列車のベルが心臓直下で響きわたる
蒼白い片道切符を握りしめた駅
朝露で濡れた手は容赦ない
初夏の日、快晴、音楽、赤血球
揺すりあううちに まとめて角がとれて
本能が吹きすさぶ山頂のこの駅 ....
さあ お菓子を持っていきなさい
ぜんぶ持っていきなさい
キャンディーにチョコレート
クッキー マシュマロ おせんべい
袋いっぱいにつめて
ほらポケットにもまだ入るから
これは魔法のキャ ....
孤独な猫だった
丸焼けの鳩だった
まわらない風ぐるま
一等星へ続く坂道を
駆け上がってく自転車 ふたり乗り
後輪ナットにハブステップ 君は立ち乗り
スカイツリーはバベルの塔じゃない ....
夜明け前に仕事を始める
様々な場所から様々な理由で運ばれてきた壺が
庭に無数に置いてある
それをいくつか隅に転がしていき
思いきって頭上に持ち上げた後
ふっと力を抜いて地面に叩きつける
こ ....
あの楡の巨木の根元に君を座らせ
モノクロ写真を撮ったね
あの川の傍らで
いきなりの雷鳴に
君は慄き
ぼくの腕を掴んだ
豪雨がぼくたちを襲ったのは瞬間のことで
やがて空は晴れて
....
霧の彼方に映る影
父母の面影が遠くなる
夭折した妹と弟の面影が遠くなる
そこに近づけるのは何時のことだろう
やがては逢えると信じている
輪廻の果てに
きっと逢えるだろう
そうした ....
思い出
遊覧船に乗って
新婚だった妻と共に
数人の男女が目前で
騒いでいた
妻ふと船の屋外へ立つ
目前に広がる湖を
見つめていた
夏の夕であった
三七年夢のごとく過ぎ
苦しく ....
秋が連れてきた死神
彼の声を聞いています
宇宙の鼓動にも似た深い深い群青色の声
夏の魔物は突然姿を消しました
迷いなさい つぎの夜までに飲み込まれる
冷たい砂漠 ....
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