140829
バケツをガンガン打ち鳴らし
村中の家から家へ
いよいよ明日から学校だ!
昼間は勉強が出来るんだ!
祭り囃子より素早く届けられ
どんがんどんがんやか ....
ふたをする
という感覚

耳を塞ぐ
という感覚

たましいが
堆積して
そこにあって
そこにない

ぽっかりと草原に
ひざをかかえる
ような感覚

ちくちくと
腕に手の ....
イグアナの骨の髄まで真夏かな 筆名をコロコロ変えて賞味期限切れ ぼくらが産まれたころ
 産めよ増やせよ
政府の方針として人間の出生を奨励した時代があった
早く言えば 粗製濫造

ぼくら乱造された人間はお国のために死ぬこと
それが名誉だと…
他に役に立 ....
地底を砕いた熱は氷を亀裂する
反転を繰り返した世界がまた溶けだしたのだ
閉じ込められた青は上空と消え去り
記憶の線影が飛来する
染み付いた色は褪せていた
わたしは羊水を吐き出し
薄 ....
(1)

変わっていないとあまり言われると
複雑な気分
私だって歳月をかけて
自分を磨いてきたんだし
それなりに成長してきたつもり
ポケモンでいえば超進化形ぐらいには
なっている ....
闇の中で物も言葉も色ずくのを止めてしまって 
意味を なくしてしまいました 
ざあざあとふるのは あめですか ただごとではない音に
あらゆるものが ふるえていました

ごうごうごう 川 ....
だからあなたは
ひかりへ向っていて下さい

あなたの
その肉を流れる血液を脈打つ鼓動を
私はこの手で感じられない
それでも
こうしてあなたの後ろに立った時
あなたの影の中にいる私は
 ....
破水した光の{ルビ枝垂=しなだ}れ
終わらない夏の囚われ
わたしは煮え立つ釜のよう
せめぎ合いの果てに溢れ出す

      
しろくのけぞる
      朝顔のうなじ 
       ....
暇になったらやるリストを書くことに熱中してしまったもう朝がきてる 透明なものがたりがあった
ひとあし、ふたあし、訪ねていくように
波が岸辺に打ち寄せて


貝殻を拾って、耳に寄せても
波音は聴こえない
わたしの耳には
あなたの潮騒ばかりが渦巻いている ....
地球上に一つしかない
と言われる石を持っている
それをわたしは
手のひらの可愛い琥珀に贈りたくて
釦を押す。  ....
君の影を拾った
西日を真っ向から受ける君の背後で
手を差し伸べたら
君の影を拾えたんだ
君の影は薄暗く、少しつめたかった

私の影は
君には決して拾ってもらえない位置にある
草原を遠望する瞳は
遥かに一閃する時の煌めきを見逃さなかった

確かな四肢は沃野を愛し
太陽や月や星座と寝起きをともにし
ときおり微細な流星が空をよこぎってゆく

瞬間を感じそのものを生 ....
 
あの頃のぼくたちにイスはひとつしかなかった

半分こして座ることもできたのに

いっしょに座ることもできたのに




 
何となくというセリフなんか吐くな
きちんと表現したまえ

されど私は優しいからそれを吐息と
あえて描いてきたんだろうと思う

書き込んで書き込んで
描き回るあなたの専攻のない ....
ROKUROKUBI (ろくろ首)


夕暮れの観覧車に
絡みついた
わたしを解いて

BMWの助手席に
しがみついた
わたしを引き抜いて

あなたの吐息と唇が
辿った
 ....
私は自分の信じたいものを信じ
見たいものを見つけ出し
聞きたい言葉を探し出し
不都合な事実は無視し耳を塞ぐ
反論に備えて(怯えて)理論武装する
あたかも敵国を想定して軍事演習をするように
 ....
湯船の湯の中でアルファベットを書いていると
いくつものカルマン渦が生まれた
小さなCの渦
乱れたEの渦
投げやりなXの渦
Qを書くと
Qの渦が生まれ
その中心が優しく輝いているのが見 ....
僕は上海の窓拭き職人になって
安い給料やままならぬ生活のことで
四苦八苦しながら生きていく
詩など作らず絵画も解さず
芸術などというものには見向きもせずに
思い描くのはせいぜい
昼の定食を ....
辺境とは文明のセンターではないところ
ひじょうに身勝手な定義とおもう

一律の価値観でかたられるが
離島にもひとは生きている

あるいはかれらには
シンプルで必要なもの以外もたない自由が ....
その虫は
どこからともなく現れて
花に潜り込んで喰っている
払い落そうとしても
逃げもせず
しがみついて
貪り喰っているので
憎らしい
しかもとても醜い虫で
気持ちが悪い
その虫の ....
ぽっかりお月さま 
今夜は月明かり
暖かい風が吹いてきた

ブロック塀の上に猫がいる
ゴミ置き場に猫がいる
駐車している自動車の底にも
猫が潜んでいた

ニャア――

真夜中は猫 ....
かしましいねェ。
ひとが気持ち良くうつらうつらしてたッてのに。
あたしは、よっこらせッと起き上がり上の階を覗いてみた。
幼い姉弟が鬼ごっこをしていた。
椅子を借りて子供たちの甲高い笑い声を聞い ....
古い家が連なる道を駆け抜ける
手に虫取り網 腰には虫かご
ひまわりのワンピースを着て
麦わら帽をかぶり
柔らかなサンダルで
兄の後ろぴったりに 駆け抜ける

スサノヲを祀ることなど
知 ....
きれいな心は何処ですか
魚も河童も住みませんか
七色の嘘が必要ですか
薄めた毒で酔いますか

澄んだ瞳は悲しいですか
焼かれる人と笑う人
澄んだ空ほど悲しいですね
永久と泡沫が近すぎて ....
毛沢東氏はGDPよか詩(イデオロギー)を選んだのかなー、の結果が、この限界だとしたら(ちょうど、日本のA級戦犯が日本のGDPに蓋をしてしまったように)(ちょうど、やり手の資本家やら投資家たちが蓋の .... 夏はすずしく 冬はあたたかく、ブンメイは シゼンの恥部ではないけれど だとしてもニンゲンさまは 太古から コトバをもちはごび なつもふゆも てきかくに とらえたりして あいまいに制御する ことも可 .... 誰にも見られたくないものを
何故、あなたは見ようとするのか
誰にも言われたくないことを
何故、あなたは言おうとするのか
誰にも感じられないことを
何故、あなたは感じようとするのか  ....
そらの珊瑚さんのおすすめリスト(7991)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日から学校- あおば自由詩10*14-8-29
逃げ切れない、だけど私は生きるしかない- umineko自由詩18*14-8-29
イグアナの骨の髄まで真夏かな- 北大路京 ...俳句314-8-29
筆名をコロコロ変えて賞味期限切れ- 北大路京 ...自由詩714-8-29
.…のために- イナエ自由詩11+*14-8-28
0詩の言葉- アラガイ ...自由詩10*14-8-28
同窓会- Lucy自由詩13*14-8-28
九死- るるりら自由詩12*14-8-28
「片恋/裏」- 桐ヶ谷忍自由詩8*14-8-28
沸騰点- ただのみ ...自由詩24*14-8-27
暇になったらやるリストを書くことに熱中してしまったもう朝がき ...- 北大路京 ...自由詩1014-8-26
球体の海- 石瀬琳々自由詩6*14-8-26
黒子の島- あおい満 ...自由詩9*14-8-25
「片恋/表」- 桐ヶ谷忍自由詩11*14-8-25
野性の夢- 梅昆布茶自由詩1614-8-25
イスはひとつしか- 殿上 童自由詩32*14-8-24
湿度詩- 朝焼彩茜 ...自由詩21*14-8-24
百鬼繚乱_<_1_>- nonya自由詩27*14-8-24
私を認めて- ただのみ ...自由詩25*14-8-23
Qの渦- ichirou自由詩14*14-8-23
星霜都市- やまうち ...自由詩8*14-8-23
離島- 梅昆布茶自由詩15*14-8-21
独裁者- Lucy自由詩17*14-8-21
【_猫の集会_】- 泡沫恋歌自由詩18*14-8-21
「地縛霊BBA」- 桐ヶ谷忍散文(批評 ...7*14-8-21
かげふみ- 自由詩9*14-8-21
何処- ただのみ ...自由詩21*14-8-20
いのり_その②- すずき ...自由詩4*14-8-20
いのり_その①- すずき ...散文(批評 ...2*14-8-20
- あおい満 ...自由詩19*14-8-20

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