きょうレインボーブリッジを2度とおった
ゴールデンゲイトブリッジは世界有数の橋だが

カリフォルニアの海風は太平洋を渡ってきっと
お台場の空を見ているにちがいない

つかの間サンフランシス ....
きみに言っておきたいことがある
確かにボランティアは立派なことだ
ただしボランティアが楽しくなったら
その時点ですぐに辞めなさい
ボランティアは楽しいことではない
楽しくあってはならないこと ....
眠れない夜が
あるよね



あなたを
もとめている





ふざけていないの





眠れない夜がある
明日に
障子干す腕にドラゴンタトゥーかな  
やさぐれた町に、カップ酒の男がひとり

あまりにしっくりしていて、存在すらわからない

そのポケットに色あせた息子の写真があるなんて誰も知らないし、興味もないことだ



 
凍てついた冬の坂道を 
転がるように落ちていく
石ころみたいな 
わたしのプライド
何が正しくて 何が間違いなのか
誰も教えてくれない
答えはクロスワードクイズ
空白のマス目を
自分で ....
想像力だけで生きるなんて悲し く 
それでも あらんかぎりの言葉をめぐらして 書く
かんがえて かんがえてを くりかえすほどに
言葉は みじかく ほんの一行で事足りる
あんまりといえば ....
ふと泣きたくなるときがあるんだ

べつになにかに屈服した訣ではなく
べつになにかに敗北した訣ではなく
べつに淋しさを憶えた訣すらでなく

ふと泣きたくなることがあるんだ

ほんとうに動 ....
葉は大きく強い自分を誇らしげに自慢していた

しかし親の細く貧弱な幹の太さを知ると

風で飛ばされ無いようにと力の限り握り続けるその親の姿が情けなくて

父を軽蔑した



細い葉 ....
楽天的であるのと
能天気であるのは
紙一重に過ぎない
田舎だからといって
素敵な虹が出ないわけではない

田舎だからといって夢がないわけでもない

田舎だからといって人っ子ひとりいないわけでもないのだ

田舎の虹が素敵なように田舎の恋 ....
「石の不思議」
              木の若芽


おごそかにあたたかく
さあ こちらへ来なさい
と呼びかける声が響いてくる
大きな何かがある
その方へ歩んでいって対面したのは
 ....
抱きしめたくなるような朝だ
今日の空から当番の天使が降りて来て鐘を鳴らす

空色のビイドロ細工の世界はいつものようにカーテン越しに
光の言葉で瞼を押し上げてひと時の旅を促がし始める

こん ....
騙すより

騙されるほうがいい

そんなのうわっつらな人生の

うわっつらな嘘っぱちだ

たとえば散歩の道すがら

地蔵のまえなど通るとき

意識もせずになにをか祈る

気 ....
コーヒーを切らしたとして



私はコーヒーと少しの間別れるだろう



買い物に出かけるでもなく、まして買い置きなどという考えもなくて



消耗するものに心が付いて行かない ....
道の端っこに落ちていた

マグネット人形が

トラックぶおんの勢いで

わたしにひっつく

東南アジアの小さな島々

露店にぶらさがる毎日

ふとしたきっかけで

ぽろりと ....
誰にも苦しみや悲しみがある。
でも自分の価値を見出し
自分にしかできない事をして
悔いのない人生を送る

それが来世への希望になり、
最期には安らかに眠りに
付く事ができる。
気持ちだ ....
ねこは知る 祖国の為に嘘をついて善いのは
外務大臣と外交官のみであって
仮にも一国の首相たるものが
嘘をつくのは許されていない
ましてや国民に対しての嘘は

嘘つきは泥棒の始まりと云うことを
学校で ....
すれ違う街の灯りの
ひとつずつに誰かが生きている

つらいことも苦しいことも
嬉しいことも悲しいことも
誰にも言えないことも
あの灯りの下に集い

確かに存在するのに
永遠にそこに行 ....
ほどよく乾いた風が
前髪をもてあそんでも
頭の中に巣食った記号は
センテンスのようになびかない

不安が逃げ込んだ空が
どんなに晴れていようと
未来を踏み越してしまった靴は
もう行 ....
ぽろぽろぽろ
言葉がおちる

温かみのない言葉がおちる
刃物のようにとがっておちる
後悔と苦悩が降り注ぐ

冷たい言葉を君に投げた
君はきっと、泣いたでしょう
やがて来る明日を嘆 ....
ひとつの泡
ひとつの滴
止むことのない曲線に降る
すべての冬


宙を羽織り
気を被り
星の履きもの
季節の嘘

森を作る鳥
岩へ至る岩の径
鉱の曇 鉱の ....
素顔を布で覆った、恋人たち
鳥には雲がうかび、空が飛んでいる、鳥
これはパイプではない、とパイプを描く、イメージの裏切り
それらに題名を与えた、マグリットの顔は
青い果実に、隠されている

 ....
雨が降った後、
コンビニの自動ドアが開いて、
押し寄せる、空。

湿気が、国道1号線の、
キャッチセールスの波、
信号機の赤、
吐き出した溜息で、
留めていた物が、
排水溝に流れた。 ....
廻り廻ってさようなら
季節はまたも去って行く
やがてはわたしも去って逝く

寒くなったね

それでも今夜はまだ
震えながらも網をかけて

待っていましたよ
今夜はまたすらりとして
 ....
煙草をすっている間考えたんだ
天気の良い日ばかりでは無い事を

世界はちょうど良い硬さでバラバラにならずに済んでいるが
手綱を緩めたら僕をおいて走り去ってゆくことを

ちょうどバランスのと ....
洞水門深く掘り中に簀子を当て
上に石を敷き扨て水門石を並べ
縁りも練土にて固め松葉を敷きたり    
           (『桜山一有筆記』より)








 ....
君の、夜明けの口唇に
葡萄の粒を含ませる朝
旅立つための翼をいだく
わたしの翼は白いだろうか
それとも燃えて血がにじんで赤く


葡萄の房に朝の雫がこぼれ
風が喜びを歌うとき


 ....
悪気があってトイレットペーパー三角に折る
そらの珊瑚さんのおすすめリスト(7991)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
レインボーブリッジを渡る風- 梅昆布茶自由詩1412-10-23
忠告- HAL自由詩3*12-10-23
眠れない夜がある- 鵜飼千代 ...自由詩21*12-10-23
障子干す- 北大路京 ...俳句512-10-23
男がひとり- 殿上 童自由詩21*12-10-22
【_混沌_—_chaos_—_】- 泡沫恋歌自由詩8*12-10-22
『く_の_人』- るるりら携帯写真+ ...18*12-10-22
ふと泣きたくなるとき- HAL自由詩8*12-10-21
紅葉- ぎへいじ自由詩18*12-10-21
紙一重- HAL自由詩2*12-10-20
田舎の虹- 梅昆布茶携帯写真+ ...1512-10-20
石の不思議- 木の若芽自由詩212-10-20
朝の天使が見えるなら- 梅昆布茶自由詩912-10-20
漂うように- 吉岡ペペ ...自由詩312-10-20
- TAROぱっ ...自由詩312-10-20
マグネット人形- 灰泥軽茶自由詩8*12-10-20
生活の質(QOL)- ペポパン ...自由詩1012-10-20
ねこはしる- 阿ト理恵自由詩5*12-10-20
学校で習わなかったか?- HAL自由詩1*12-10-19
車窓から- 中村葵自由詩1212-10-19
毎日が木曜日- nonya自由詩16*12-10-19
ぽろぽろぽろ- 三奈自由詩15*12-10-19
ひとつ_千年- 木立 悟自由詩512-10-19
(仮)- sample自由詩6*12-10-19
彼の地- ブライア ...自由詩212-10-19
廻り廻ってさようなら/月と蜘蛛- ただのみ ...自由詩30*12-10-19
洗濯物は乾かない- 梅昆布茶自由詩1812-10-18
水琴窟- HAL自由詩4*12-10-18
朝の葡萄- 石瀬琳々自由詩9*12-10-18
悪気があってトイレットペーパー三角に折る- 北大路京 ...自由詩712-10-18

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