すべてのおすすめ
 私が所属する同人誌は一九七七年の創刊です。誌名は『新怪魚』といいます。
 私が入会したのは三二才、『新怪魚一〇号』からです。その『新怪魚』は、昨年暮れに一五六号を発行してます。
 私は創立会員で ....
「まつとおね」NHKBSプレミアムステージで吉岡里帆ちゃんが二人芝居を演じていた。会場は昨年被災した能登演劇堂だった。
放送の終わりに僕の大好きなクラシックのピアノ曲が流れてきた。題名を忘れてた ....
 滋賀県に在住している私は、機会あって近江詩人会という団体が
毎月発行している詩誌「詩人学校」へ作品を発表しています。
 最初のうちは、他の人達の難解な作品も含めた詩作経験の違いに
戸惑い、 ....
 入り江にて

 大阪から車を走らせ、片道三時間。途中のサービスエリアでスマホを確認すると、通知に追われる日常がそこにあった。
 やがて夜が明け、寂れた港町を抜けると、道は雑木林と露出した山肌に ....
盆前の最終勤務日の今朝、ぎっくり腰になった。
時折、酷い腰痛に悩まされるが、ここまで酷く、まともに起き上がれないのは久しぶり。結局、仕事は休ませてもらった。

腰がここまで悪くなったのは、あの仕 ....
第二次世界大戦において、日本は負けた。
ただ最近、思うことがあって、もし第二次世界大戦において日本が戦勝国になっていたとしたら、日本の戦争責任はどうなっていただろう?
戦勝国側として、第二次世界大 ....
政府が進めている、「ムーンショット計画」なるものがある。これは、2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現しようというものだ。ボクが説明するよりも、内閣府のサイトのア ....   終章 「冬日和」



 「豪州産切落とし牛でいいんよ! これと、鶏のモモ肉にしよ」
 「お肉、八百円いってないわっ」
 「タレはさ、こっちの使い切りサイズで料亭の味っていうフレーズの ....
  第八章 「戦力外通告」


  私を乗せる診察ベットのキャスターは、真夜中の廊下をキュルキュル滑
 りながらレントゲン撮影室へ向かう。再び救急医療診察室へ戻って来ると、
 若い当直医はデ ....
  第六章 「死の砦①」



 「な、見て。またやってはるわ……『松の廊下』」
 「ほんまやなぁ」
  午前の館内清掃へ向かう若手職員らが足を止める視線の先には、主任と
 副主任の姿。 ....
  第四章 「メモワール」④



 「なんなん? あのベット」
  四歳年上の先輩の木崎さんが、病室の西側の壁へピッタリ寄せて在る空
 ベットに目を向けた。敷かれる古びたスプリングマット ....
※映画「君たちはどう生きるか」のネタバレがあります。また、映画を見ている前提で話を進めますので、見ていない人には意味がわからないかもしれません。


〇「君たちはどう生きるか」のわかりにくさ
 ....
【性的・暴力的な表現があります。ご理解の上、ご閲覧をお願いいたします】

 わたしは、生を受けたということがおかしいのです。

 母の名前は蝶、きらきら光る目をした人でした。
 わたしはあか ....
 もう無理はできないな、と最近感じる。年々、暑さが身に沁みて体を痛めつけているのが解る。昔はそうではなかった、というのは誰もいずれは知ることである。私も老いつつあるという事なのだろう。
 三週前から ....
ね、みんなは、恐竜だったころをおぼえている?

むかし博物館に家族全員を、父がつれて行ってくれた。幸せな会話で窒息しそうな電車、はやく終わらないかな。
父はティラノサウルスが好き。わたしはトリケ ....
今日、先年の水害で何もかもが水浸しとなった地区に行ってきた。路肩に植えらていた筈のマリーゴールドは尽く引き抜かれ、その代わりに黒い農業用マルチがのっぺりと施されていた。

ちょうど一年 ....
 明け方に雨は上がり、比較的安定した天気予報であることを確認し家を出た。しかし、誰もいない登山口には未だ霧雨が降り、いやおうなしに雨具を着ることになる。この暗黒の迷宮に向かうような心境というのは、言葉 .... {引用=「言葉にならないなら、無理しなくてもいいよ。だって海にならないからって、水は流れるのをやめる?」}


サクラソウという名前の花を買った。帰り道に食材を買いに寄ったホームセンターの見切り ....
 
          掌編

 夜、蚊取り線香の匂いがする路地を歩き、近所のスーパーマーケットまで焼酎を買いに出かけた。
 店内の豆腐売り場で、五年前死んだ友人のコバヤシが身を屈め、神妙な横 ....
 
          雑文 

 傘と云うものに偏愛がある。
 わたしも大昔、滑り台の上から傘を広げ飛び降りた子供だった。
 ロートレアモン、北園克衛、アレハンドロ・ホドロフスキー、彼らの ....
 孤独になじむから、すこし壊れかけているような古い町が好きだ。
 その古い町の小さな裏通りに子どもの死体一つ入れられるほどの大きさの水槽があった。緑色の藻が内側のガラスに張り付いていてよく見えない。 ....
なぜ私が現代詩というものにたいして拒否反応があったのだろうと考えるとき、長い間、私という小さな視座から見える世界が、ある意味ではとても単純な世界だったことに由来することに気づいた。

生きるか死ぬ ....
複雑性PTSDという病気と、メンタルハラスメントにあってからの再発と回復を、ただ淡々と、いまその症状に苦しむかた、それからいわゆる健常者のかたにも届くような書き方で書いてみたいと思っている。

想 ....
 ネット詩は、紙の詩人たちに読まれる必要などなく、また誰一人として人間に読まれる必要もない。

 こうした無意味とも思われるヘンテコで怪しげな詩の創作は、書いている本人が全く気づいていないところで ....
きみはなにに殺されたのだろう。

この日付、六月二十六日という日付のほんとうすら私はもう忘れつつある。きみの命日そのものだったのか、それともきみが死んだことを私が知った日だったのか。

おそろ ....
 赤黒い熱い塊が喉のおくでガラガラガラ音を立てている。からまってまるまった舌で窒息しそうだ。舌が体に飲み込まれようとしている私は、必死で舌をン、と指でつまんでまっすぐにしてよだれが垂れる。幾千幾万どこ .... その坂は四季をつうじてみどりにうねっている。
脇のブロックには苔や羊歯がびっしりとはえていて、上にはつねに葉がそよいでいる。
春夏にはきみどりが目にしみて鳥がさえずり、通る風はすっきり澄みきってい ....
とてもとても遠い昔、あるところに、こじきの女の子がいました。

笑うのも泣くのも、おしゃべりも、誰かのお気に入りになるのも得意。

こどものころは大変でしたが、大人になり、乳房が豊かに揺れるこ ....
 パソコンがなかったら仕事ができない。
 年金詩人のわたしは今日もパソコンと睨めっこしている。正確にはマイクロソフトワードがなかったらということになる。その理由は文字を書く労力が半減することで、文章 ....
 その年の秋も、あちらへこちらへさまざまの波紋を投げかけながら冬へと育っていった。東京のような雑多な坩堝にあっても例外ではなかった。
 かの都会の片隅、聞こえよく庶民の人情が息づいているなどといわれ ....
そらの珊瑚さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(128)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩誌を終活する- たま散文(批評 ...14*26-1-7
アルゲリッチのラフマニノフ「ピアノコンチェルト第3番」を聴い ...- 洗貝新散文(批評 ...9*25-12-24
私の創作活動について- リリー散文(批評 ...9*25-11-29
人妻温泉旅館- atsuchan69散文(批評 ...14*25-9-19
布団の上で追想- 花野誉散文(批評 ...13*25-8-13
オリハルコンより硬く- トビラ散文(批評 ...3*25-8-11
爺ちゃん、月へ行く- atsuchan69散文(批評 ...13*25-6-16
鏡像_【改訂】- リリー散文(批評 ...5*24-3-25
鏡像_【改訂】- リリー散文(批評 ...5*24-3-23
鏡像_【改訂】- リリー散文(批評 ...5*24-3-20
鏡像_【改訂】- リリー散文(批評 ...5*24-3-19
「君たちはどう生きるか」を自分はどう見るか- 木屋 亞 ...散文(批評 ...3*23-8-4
三途川- 田中修子散文(批評 ...1121-10-14
休養- 山人散文(批評 ...5*21-8-1
卵化石- 田中修子散文(批評 ...14+*20-12-25
洪水のあとに- 道草次郎散文(批評 ...10*20-9-17
下山- 山人散文(批評 ...3*20-9-17
花を買う- 道草次郎散文(批評 ...3*20-7-21
湯豆腐- 墨晶散文(批評 ...3*20-7-13
雨傘_-Parapluie-- 墨晶散文(批評 ...3*20-6-23
すいそう- 田中修子散文(批評 ...7*19-7-26
身辺雑記と、詩について思うこと- 田中修子散文(批評 ...719-7-10
複雑性PTSDという病、メンタルハラスメントにあってからの再 ...- 田中修子散文(批評 ...13+*19-6-10
とりとめもなく書く、ネット詩のこと- atsuchan69散文(批評 ...5*19-4-20
きみはなにに殺されたんだろう- 田中修子散文(批評 ...12*18-6-26
首吊りの森- 田中修子散文(批評 ...3*17-5-19
へび坂- 田中修子散文(批評 ...8*17-4-11
赤いぼろきれと蜘蛛- 田中修子散文(批評 ...6*16-11-18
(ゐ)のひと- たま散文(批評 ...12*15-11-29
秋、帰る- もっぷ散文(批評 ...315-11-23

Home 次へ
1 2 3 4 5